大きな被害を出した台風4号だが

 7月中の台風としては最大規模で日本列島を襲った台風4号。九州・四国地方では死者・行方不明者を出し、3万人に避難勧告等が出されるなど大きな被害をだしたが、一方では、渇水に悩んでいた四国各地では恵みの雨ともなったようである。

 一時は貯水量が30%を割り込み、種主意制限を実施していた四国の水がめ、早明浦ダムの貯水量が14日時点で100%に回復したという。これにより、四国地方整備局が本年2月に設置した渇水対策本部も解散したとのこと。

 台風は大きな被害を出すこともある一方で、人が生きていくために不可欠な水をもたらしてくれるものなのですね。台風の発生と動きがコントロールできないものならば、せめて、行政は、被害を最小限にとどめる治山・治水事業にしっかり取組んで欲しいものです。


 例によって、記事本文と何の関係もない今日の1枚は、山保呂之(やまほろし)。ナス科のつる性多年草。蒸し暑い今頃、何とも涼しげな花姿が印象的です。
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フォードがボルボを売却?!

 スウェーデンの企業グループであるボルボから、1999年に乗用車部門を買い取り、100%子会社化していたフォードだが、フォード本体の業績不振から、「ボルボ」を売りに出すことになるらしい。

 ボルボと言えば、頑丈で「世界一安全なクルマ」と言われ、日本ではワゴンタイプが人気を博したが、フォードグループ入りしてからはグループ内のプレミアムブランドとして、日本でもドイツ勢に次ぐシェアを獲得している人気ブランドであることはご存知の通りである(2005年までは4位であったものが、2006年にアウディに抜かれ、現在の日本における輸入車のブランド別シェアでは6位)。

 それにしてもフォード、3月にはアストン・マーチンを売却したばかりなのに、ボルボだけではなく、更に傘下に収めているジャガーとランドローバーも売却を検討しているというのがもっぱらの噂。

 しかしだ、金がある時には名門ブランドを買い漁り、業績不振になると売りに出す。消費者不在のこんな事が果たしていつまで続くのやら。

 さて、売り出されるのがほぼ確実となると、一体どこが買い取るのか、知りたくなるのがクルマ好き。噂ではルノーやBMW、韓国の現代の名前が挙がっているようだが、ボルボグループが買い戻すような動きはないのだろうか。

 ルノーのトラック部門をボルボが買収し、余り知られていないようだが、ボルボが日産ディーゼルの筆頭株主であることを考えると(複雑な関係だ)、ルノー=日産グループが買い取る可能性も高かったりするのだろうか。現代が買い取ったりすると、日本でのボルボ人気も一気に低迷、なんてこともありそうだぞ。


 例によって記事本文と何の関係もない今日の1枚は、雨に濡れる槿(むくげ)の花。槿は公害にも強いらしく、高速道路の路側帯に植えられていたりしますね。
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97式戦闘機

 旧日本陸軍の97式戦闘機の残骸が、フィリピン・ルソン島バターン半島で今年1月に、墜落から65年ぶりに発見されていたと言うニュースが配信されていた。(こちらをClick

 97式戦闘機は1936年10月に初飛行している、空中戦を得意とする、当時としては画期的な性能を有する戦闘機であったが、件の97式戦闘機が墜落したのは、種々の情報を総合すると、1942年2月9日であり、当時は既に旧型となっていたはずだが、対戦したのがP-40とのことなので、五分の空中戦を演じた末に双方フィリピンのジャングルに墜落したものだろうか。旧陸軍飛行第50戦隊所属で、黒沢利貞軍曹の搭乗機と見られる事が判明しているようだが、果たしてご遺族を探し当てる事が出来るだろうか。

 そういえばこのところヒコーキに乗っていないなぁ。


 今日の1枚は昨年10月に搭乗した新千歳行きの747から撮影したもの。高度が下がっているところから判断すると、渡島半島上空あたりか。
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緑滴る森

 梅雨時の今、恩田Nowは何処も彼処も溢れ滴る緑に包まれている。
 今日の一枚はすみよしの森にあるトトロの切り通しをバックにして北側を見たもの。
 停まっているのはすみよしの森に住むNさんの軽トラック。開けたドアを閉めもせず、Nさんは何処に行ってしまったのか。写真を大きくして捜せば見つかります。

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信心の森

 かつての里はどこもそうだったのかも知れませんが、恩田の森では今でも沢山の祠や石仏を見る事が出来ます。そして、その多くは今も森に住む人々に大切にさせ、花を手向けられているのです。

 今週の恩田Nowでは、「新築」されることになった祠をご紹介しましたが、今日ご紹介するのは、もっと小さな素朴な祠。おそらくは道路が拡張される時に移されたと思われる石仏を祭ったコンクリートブロックで出来たもの。季節の花、姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)が手向けられていました。

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もう四半世紀?

 まずはwebCGこちらのページをご覧頂きたい。

 注目すべきは、次期型「ホンダ・フィット」用カーナビゲーションシステムではなく、ページの中程やや下にある、1981年にアコードに搭載された、カーナビゲーションシステムの元祖「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」だ。

 アイディアとしてではなく、実際に使える形と現れたカーナビゲーションシステムを目にしたのは、多くの方にとっては、これが最初であるはずだ。現在のカーナビゲーションシステムが、自車の位置確認のために利用しているGPS衛星の最初に1基が打ち上げられたのは1978年であるが、GPSは当時、アメリカの最もプライオリティの高い軍事機密の一つだったから、民間がその情報を利用することなどは考えも及ばなかった。

 ならばホンダは、どうやって自車の位置確認をしたのかと言えば、ジャイロスコープを利用したのである(ガス型であったか?)。1/3世紀以上人間をしている方はご存知のはずの「地球駒」の応用技術であり、自立航法式のミサイルにも利用されている、実は古くて新しい技術である。

 自車の位置確認にジャイロスコープを利用した「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」(名前が「まんま」だ)は、自車の軌跡をCRT(ブラウン管)の上に表示するが、地図情報はセルロイド?に印刷されたそれをCRTの上に被せるという、今にして思えば、実に原始的な方法を採用していた(事実上、それ以外の方法は無かったとも言える)。自車がそのセルロイドの地図の外に出てしまうと、慌ててセルロイドの別な地図を被せ直すことになっていた(はず)。

 「ホンダ・エレクトロ・ジャイロケータ」から26年、「カーナビ」も随分と進化したものである。って、郷秋<Gauche>の306には付いていないけどね(^^;。


 いつもながら、記事本文とは何の関係もない今日の1枚は、「穏」(おだやか)。「穏」は郷秋<Gauche>のふるさと、郡山にある酒蔵、仁井田本家(ブランドは「金寶」)が造る酒。ここが造る「自然酒」が旨いんだけれど、今日は穏やかに穏やかにと、「穏」を飲んでみた。
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17勝439ポイント vs 12勝398ポイント

 イギリスGP終了時点のアロンソとライッコネンの勝利数と累積獲得ポイントである。二人の勝利数とポイントは、優勝回数こそアロンソが上回っているが、獲得ポイントはほとんど互角。なのに、アロンソは2度ワールドチャンピョンを獲得し、対するライッコネンはいまだ無冠である。

 無冠とは言え、ライッコネンの12勝398ポイントは実に立派な戦績である。勝利数、獲得ポイントともにライッコネンよりも少なくてワールドチャンピョンを獲得したドライバーはいくらでもいる。すぐに思い出すのはジャック・ビルヌーヴ、デーモン・ヒル、ケケ・ロズベルク。

 ジャック・ビルヌーヴは昨シーズンまで走っていたからご記憶の方も多いだろう。11年間F1で走っているが上位に顔を見せたのはデビューした1996年と翌97年。2年目の97年にウィリアムズ・ルノーでワールドチャンピョンに輝くが、勝利数11、獲得ポイントは235。タイトルを獲得した翌年以降はまったく良いところがないままF1の世界を去っている。

 デーモン・ヒルは勝利数こそ22であるが、獲得ポイントは360とライッコネンに及ばない。1992年のデビューから8年間F1で過ごしているが、タイトル獲得は1996年、ウィリアムズ・ルノーによってである。しかし、タイトル獲得の翌年には弱小チーム、アロウズに移籍し、その後はいいところなし。ヒルの後を継いだジャック・ビルヌーヴがワールドチャンピョンを獲得している。

 おそらく、最も少ない勝利数とポイントとでワールドチャンピョンの座を得たのはケケ・ロズベルクだろう(ニコのオヤジだ)。F1キャリアにおける勝利数わずかに5、獲得ポイント159.5のケケだが、1982年にわずか1勝ながら地道にポイントを重ねた結果タイトルを獲得している。

 ライッコネンとは同国人であるワールドチャンピョン、ミカ。ハッキネンは20勝、420ポイントでワールドチャンピョンを2度、ものにしている。勝利数はともかく、ポイント数ではライッコネンは今シーズン中に間違いなくハッキネンを上回ることになるだろう。

 勝っても、勝ってもタイトルを取れなかったナイジェル・マンセルは16年と言う長いF1生活の後ろから3年目に悲願のタイトルを獲得し、無冠の帝王になりそびれている。31勝482ポイントのマンセルは、デビューから最も遅いタイトル獲得か?

 ニキ・ラウダは3度ワールドチャンピョンのタイトルを獲得しているが、勝利数こそ25だが、獲得ポイントは420.5。実に効率よくタイトルを獲得していることになる。ライッコネンは、ラウダのポイントも今シーズン中に上回ることだろう。効率が良いという意味ではネルソン・ピケも同様だ。23勝485.5ポイントでニキ・ラウダと同じ3度ワールドチャンピョンのタイトルを獲得している。

 現役ドライバーでは、13勝、517ポイントのデビッド・クルサード、9勝519ポイントのルーベンス・バリチェロは共に無冠。10勝386ポイントを獲得したゲルハルト・ベルガーは、無冠のまま、ドライバーとしてはF1の舞台を去っている。

 さて、問題は12勝398ポイントのライッコネンだ。ケケ・ロズベルクの5勝159.5ポイントと比べれば、ライッコネンは既に2回ほどチャンピョンになっていても不思議ではない戦績だが、共に500ポイント以上のポイントを獲得しながら「最強のセカンド・ドライバー」の道をまい進するクルサードやバリチェロの例を見れば、ライッコネンもまたタイトルを得る事が出来ないままF1人生の幕を引くことになる可能性もあるということだな。

 12勝、398ポイント。微妙な数字である。

注:本稿では1980年代以降のドライバーだけについて論じている。また、勝利数と獲得ポイントは2007年イギリス1GP終了時点のものである。

P.S. 1980年代ということなのに、1980年のワールドチャンピョン、アラン・ジョーンズを忘れておったぞ。12勝206ポイントの戦績。ライッコネンのほぼ半分のポイントでワールドチャンピョンをゲットしている。

今日の1枚は、梅雨時にぐんぐん大きくなる里芋。
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F1 2007年 第9戦 イギリスGPを振り返る

 デビュー戦以来8戦連続表彰台に上るという、空前の好成績を残しているルイス・ハミルトン、9戦目も表彰台に上がりはしたが、デビューイヤーに母国GPで優勝という、多くのイギリス人の期待には、残念ながら応えることはできなかった。まっ、3位も立派は結果ではあるけれど。

 さてライッコネン。郷秋<Gauche>の予想通り優勝したことにより、僚友マッサを逆転し(マッサの不運もあったけれど、これがレースというものだ)、ポイントランキング3位に浮上。フランスGPでは22あったハミルトンとの差を18まで詰め寄った。数日前に、ハミルトンに対して、毎レース2.4ポイントずつ詰め寄れば、シリーズチャンピョンはライッコネンのものになると書いたけれど、イギリスGPの結果を踏まえれば、毎レース2.25ポイント詰める事が出来ればよいという状況に持ち込む事が出来たのである。

 イギリスGPが今シーズンの折り返し。残り8レースになった今言えることは、序盤戦の「マクラーレン有利」から「フェラーリ有利」へと状況が変わってきているということである。少なくとも、次戦ニュルブルクリンクもまた、フェラーリの優位が揺らぐことはないだろ。。

 ハミルトンが「驚異の新人」であることは勿論郷秋<Gauche>も認めるが、しかし、今年のチャンピョンシップ争いはライッコネンとアロンソのもの。ルイス坊や、遠からず君の時代が来ることは確実なんだから、焦らず騒がず、今年はよき先輩たちの戦いぶりをしっかり見ておくのがいいんじゃないかな。

今日の1枚は、今年最後の、紫陽花。
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オンダヤマネコの棲息を確認

 横浜新聞によれば、環境省野生動物局及び日本野生動物学会が、既に絶滅したとしていた「オンダヤマネコ」ですが、横浜市在住の写真家K.G.氏が本年5月下旬に写真撮影に成功し、その写真のネコが、「オンダヤマネコ」に間違いないことが確認されたようです。以下、横浜新聞の許可を得て、記事の要約を掲載いたします。

 本年5月、写真家K.G.氏(ご本人の希望によりイニシャル表示。横浜市在住)が「オンダヤマネコ」と見られる野生の猫の写真撮影に成功しました。オンダヤマネコは、環境省野生動物局及び日本野生動物学会が1997年に、既に絶滅したものと思われると発表しておりましたが、K.G.氏撮影の写真を鑑定した日本野生動物学会では、写真の猫がオンダヤマネコに間違いないものとして、絶滅宣言を撤回し、今後棲息状況などを確認するための大規模な調査を開始すると発表しています。

 オンダヤマネコはイリオモテヤマネコ、ツシマヤマネコなどとの近似性を指摘されながら、棲息地が横浜市内にあり、宅地造成などの開発が早いテンポで進んだことなどから、学術調査による生態状況の把握のまもなく、既に10年以上前に絶滅したものとされていました。

 しかし、今回K.G.氏が撮影した写真のオンダヤマネコは、鑑定の結果1~2歳と若い成獣であるとみられており、親世代のオンダヤマネコを含め、複数匹が生息していることが考えられるとのことです。

 日本野生動物学会では、K.G.氏から写真撮影時の状況などの聴取を既に終え、K.G.氏の協力を得、本年8月には自動撮影のカメラを設置するなどし、その生態の調査に乗り出すとしており、環境省野生動物局、行政・警察当局も、オンダヤマネコが生息しているものと思われる横浜市青葉区恩田町の山林への部外者の立ち入りを禁止するなどして、調査に協力したいとしています。

以上、「横浜新聞」2007年7月8日版より記事を要約・転載。


 今日の1枚は、横浜市在住の写真家K.G.氏からご提供いただきました、「オンダヤマネコ」の貴重な写真です。
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2強拮抗

 フリー1は、銀-赤-赤-銀、フリー2が赤-赤-トヨタ-銀、フリー3は赤-銀-赤-銀。そして迎えた予選の結果は銀-赤-銀-赤だ。唯一、フリー2でトヨタが3番手に飛び込んだけれど、結果は2列目までを2強の4台が占めることとなった。昨日は「4強か5強か」と書いたけれど、正しくは「2強とその他」なんだな。今シーズンは。

 しかしだ、開幕2戦目以来苦しんできたフェラーリが、ここに来てマクラーレンに追いついたことを知らしめる2日間となったのである。もっとも、言ってしまえばレースは結果がすべて。いくらプラクティスや予選で好調でも、結果を残せなければ何の意味もないのだな。だからこそ、2台の赤には頑張って欲しいわけだ。


 今日の1枚は、最近は余り好かれる花ではないようですが、梅雨時の花の代表の一つと言ってもいい立葵(たちあおい)。茎の下の方から咲き始めた花が、てっぺんまで咲き終わると梅雨が終り、夏本番到来だと聞かされてきましたが、さて、今年は如何に?!
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4強か5強か

 まずはこちらをご覧いただくのがいいんだろうな。イギリスGP、フリー1の結果だ。

 今年の2強がサンドイッチになっている。勿論、フェラーリとマクラーレンだ。これで上位4台。で、次の4台もサンドイッチになっていて、ウィリアムズ-BMW-BMW-ウィリアムズ。これで8台。勿論フリー1の結果だけで本選の結果を予想するのは乱暴だが、もし、もしもの話しではあるけれど、決勝レースでフリー1の順番でフィニッシュしたとすれば、フェラーリ、マクラーレン、ウィリアムズ、BMWの4チーム、8人のドライバーがポイントを獲得することになる。今年の4強だ。

 おいおい、2006年のチャンピョンチーム、ルノーはどうした?コバライネンとフィジコは13、14番手に並んで(初日は)不調だ。トヨタは9-11番手、ホンダは10-15番手。5番目のチームをあえてあげればルノーと言うことになるのだろうけれど、フェラーリ、マクラーレン、BMW、ウィリアムズと比べると、安定感に欠けるな。

 もっとも、ポイントランキング的にはルノーはウィリアムズの倍以上を稼いで4位をキープしているんだけど、どうも「速さ感」がない。見ているとどうしてもウィリアムズの方が速いような印象を受ける。どうしてだろう。まっ、結果としてルノーがウィリアムズよりもポイントを稼いでいることを考えると、ルノーを加えて5強とするのが妥当なのかな。

 5強以下では、そんな予想をシーズン開始前に書いたけれど、トヨタからエンジンを供給してもらっているウィリアムズがご本家トヨタより上位にいるとか、同様にホンダからエンジンを供給してもらっているSAF1の方がホンダよりも上位(さすがに郷秋<Gauche>もここまでは予想できなかったけれど)と言うのは、なかなか面白い。トヨタやホンダの当事者としては、勿論面白かったりはしないだろうけどね。

【23:40追記】
 フリー2はフェラーリの1-2!勿論ライッコネンがトップ。ここまでのところBMWとルノーは不調。意外やトヨタが好調で3-5位。
 

 今日の1枚は、アフリカ原産のアガパンサス。紫君子蘭という和名も持っているようです。関東地方辺りまでだと屋外で越冬できるようで、恩田の森では、この時期、半ば野生したものをあちらこちらで見かけます。
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イギリスGP、明日開幕

 アメリカGPまで不調に喘いでいたフェラーリが、マニクールで復活した。シルバーストンでのGPはマクラーレンにとって、そしてハミルトンにとっては地元・母国GPとなるけれど、郷秋<Gauche>は今週末もフェラーリ優位と見ている。根拠は、ない。あるとすれば、ここでもライッコネンが勝って、今シーズンのチャンピョンシップをますます面白くして欲しいという願いだけ。

今日の1枚は、青田と紫陽花。
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柏葉紫陽花

 「かしわばあじさい」と読みます。ユキノシタ科ですので、間違いなく紫陽花の仲間なのですが、葉も花も、見慣れた紫陽花とは随分と違っていますが、花の咲く時期は、ほぼ同じです。
 
 「柏葉」の名は、葉が柏(かしわ)の葉に似ていることからのようですが、柏葉紫陽花の葉がはっきりと分裂(紅葉や八手(やつで)のように葉が深い切れれ込みがあること)しているのに対して、柏(かしわ)の葉は、確かに縁が波打ってはいるのですが、これは丸い鋸歯(きょし。葉の縁のトゲのこと)であると解され、「不分裂」に分類されています。ですから、葉の形から名前を付けるのならば「紅葉紫陽花」や「八手紫陽花」あるいは「無花果紫陽花」などの方が相応しかったかも知れませんね。
注:樹木の葉は不分裂、分裂、掌状(トチノキなど)、羽状(ナナカマドやサンショウ)、針葉(杉など)に分類され、樹木の種類を特定する大切な要素となります。

 花の付き方も「紫陽花」とは少し変わっていて、写真からはわかり判りにくいのですが、ブドウの房のような形(花穂)に花を付けます。花穂の形からは「葡萄紫陽花」とか「虎の尾紫陽花」という名前でも良かったのかも知れないな、と思ってしまいます。

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春眠暁を覚えず

って、今頃のことじゃありませんでしたっけ?
まっ、どっちでもいいや。とにかくもう、眠くて眠くて。
おやすみなさい。zzz・・・zzz・・・

今日の1枚は、色づき始めたほおずき。浅草寺の市も来週ですね。
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毎レース、2.4ポイント

 2007年第8戦、フランスGPを終えた時点で22ポイント差。残り9戦だから、毎レース2.4ポイントずつ詰める事が出来れば、最終的にはチャンピョンの座を獲得する事が出来ることになる。勿論、キミ・ライッコネンの話だ。

 フランスGPで優勝したことで、首の皮1.3枚くらいで今年のタイトル争いの土俵に残る事ができたライッコネンだが、シルバーストン、ニュルブルクリンクと続く高速バトルで、フェラーリのマシンがマニクール同様の好調を維持し、チーム戦略が上手く機能すれば、ライッコネンにだって、まだまだ勝ち目はあるのだ。週末が待ち遠しいぞ!

今日の1枚は、ルドベキア。
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