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疎開

 郡山の両親が横浜まで疎開してきました。東北新幹線は那須塩原以北が運休のままですので、姉夫婦のクルマで栃木県の小山まで移動。小山で一泊して、今日、東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで新横浜に着いたのが24時間後。いまどき考えられない大移動となりました。

 

 11日の地震から水道が止まったままで、買い物もままならない不自由な生活だったとのこと。11日から12日にかけてはほとんどずっと余震が続いているような感じで、すぐに避難できるように、寝る時にも普段着のままで寝ていたようです。戦時中の空襲を思いだしたんじゃと云ったら、あの頃は靴を履いたまま寝ていたとか。長生きするとこんな目にも合うものだとつくづく。だから避難じゃなくて疎開なんです。

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試練

 地震、津波、原発事故。計画停電、電車運休、ガソリン品切れ、食品・物品品切れ。試練の連続です。12千万人の日本人すべてが力を合わせて何としても乗り越えなければならない試練です。

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上を向いて歩こう

 厳しく、辛く、悲しい出来事だけれど、いいことだってある。

 

 アフガニスタン南部のカンダハルは、日本の「兄弟姉妹」に義援金として5万ドル送ると発表した。カンダハルのハミディ市長は「日本のような国にとって5万ドルが大した金額でないことは知っているが、カンダハル市民の感謝の表れだ」と述べた。

 

毎日経済新聞は「韓日関係、転換点へ」との見出しで、「今回の地震を契機に、韓日関係を協力と和解に発展させなければならないとの声が高まっている」と伝えた。また、ソウル新聞は1面に、韓国語と共に日本語で「震災に対し、深い哀悼の意を表します」とのメッセージを載せた。 

 

英日曜紙「インディペンデント・オン・サンデー」は13日、1面に日の丸のデザインとともに、日本語で「がんばれ、日本。がんばれ、東北」と見出しを掲げた。

 

 世界中の仲間が応援してくれている。明日を信じて、上を向いて歩こう!

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頑張ろう、日本!

 想像を絶する大地震、大津波。多くの悲劇があった。それでも生還する人がいる。希望もまたある。まだ救助を待つ人も多い。世界各国から援助の手が差し延べられている。地球上には痛みと悲しみを共有できる友人が隣人がいるのだ。原発では自身の被ばくを顧みず作業に当たる人もいる。関東地方では明日から輪番での計画停電が実施される。不平など云うまい。被災地の人たちの苦しみ悲しみを共有し祈るのだ。いま、自分には何ができるのか考えよう。力を合わせてこの危機を乗り越えよう。多くの困難と苦しみと悲しみを乗り越え再び立ち上がるのだ。日本には、日本人にはそれができるはずだ。頑張ろう、日本!

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東日本大震災

 東北地方太平洋沖地震と命名された大地震による被害は、今日のニュースでは東日本大震災と呼ばれている。おそらくは、そういう呼び方が相応しい程の被害だと云う事だ。

 

 大きな被害にあった地域では保安上の秩序が保たれているようで、災害に乗じた略奪などは報じられていない。日本人の良識を確認。

 

 各国の援助隊が到着しつつある。日本にとっては最も近い隣人、韓国からの援助隊が真っ先に到着し、その後世界各国からの援助隊が、ニュージーランドからも、続々と到着のようである。大変な時にこそ支え合うことが、以後の世界の融和と平和の礎となると信じたい。

 

 面白半分のチェーンメイルが横行している。郷秋の元にも届いた。正確な情報が求められる今、インチキな情報を流して何が面白いのか。良識を疑わざるを得ない。

 

 郡山の実家では電気は使えるが水(昨日の電気・水道はOKは誤報)が出ない不自由な生活が続いているようである。安否の確認はできたとは云え年寄り二人の生活故にすぐにでも駆けつけたいが新幹線・在来線共に不通。東北自動車道も一般車両の走行ができないためにそれもできず。

 

 最悪の事態も視野に入って来る原子力発電所の事故。自衛隊にそういうことが専門の部隊があるとは知らなかったが、最悪の事態はなんとしても回避してもらいたい。今後の原子力行政に大きな影響を与えることになるのは必至だ。

 

 行方不明者の数は減らず、死者の数だけが増えてくる。

 

祈ることしかできないことがもどかしい。

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東北地方太平洋沖地震発生

 各地で大きな被害が出ているようです。郷秋は無事ですが、電車が止ていることから帰宅出来なくなった人たちを郷秋のオフィスのあるビルの会議室に収容し朝まで待機してもらうことになりました。ライフラインには問題がありませんし毛布、水、乾パン、アルファ米を全員に支給していますので皆さん落ち着いて過ごされています。明朝、電車の運転が開始され次第解散できそうです。

 

郷秋の実家のある郡山は震源地に近いことから震度6強の揺れがあったようですが建物には問題はなく、実家のライフラインはOKです。室内は、本棚・食器棚はすべて倒れてひどい状況のようですが、家族にはけがなどはないようです。電話はつながりにくくなっていますが、それでも3回程連絡が取れ無事を確認できましたのでちょっと安心しました。

 

怪我をされた方、避難所で不自由な生活を強いられている方にはお見舞い申し上げます。長距離を徒歩で帰宅中の方も多いようですね。お疲れ様です。お気を付けて。こういう時こそ落ち着いて助け合って乗り切りましょう。

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2011年F1のイス取りゲーム終了

  2011F1に参戦する12チーム24のシートのうち、最後まで決まっていなかったヒスパニア・レーシング(HRT)のシートの一つにビタントニオ・リウッツィが座ることが決まった。これで2011F1のイス取りゲームは終了である。

 

しかし、この発表が9日。本来であれば初戦のバーレーンGPが明日10日に開幕の予定だったから、初戦開幕2日前に決まったことになるのだが、バーレーンGPがキャンセルになったことからゆっくり決めたと云う事なのだろうな。

 

まったく思いもかけずにスロースタートとなってしまった2011F1だが、タイヤがBSからピレリにスイッチしたり再びKERSが搭載されたりで、12チームの勢力分布図が大きく書き換えられる可能性があり、面白いシーズンになりそうな予感がする。開幕まであと2週間。まったく待ち遠しいぞ。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚、これから盛りを迎える馬酔木(アセビ)の花。本来の花色は白で、ピンクのこれは園芸種のようである。有毒植物で葉や枝を食べた動物が痺れて酔ったように見えることから馬酔木。庭などに植えると殺虫剤代わりになると云うことだが、試してみようかしらん。

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FinePix X100お届け遅延のお詫びとお知らせ

 いや、別に郷秋<Gauche>がお詫びをするような筋合いではないが、こんな「お詫びとお知らせ」が富士フイルムのサイトに掲載されていましたよと云うお知らせまで。以下に全文転載する。

 

-----ここから転載-----

 

デジタルカメラ「FinePix X100」および専用レザーケース「LC-X100」、専用レンズフード「LH-X100」お届け遅延のお詫びとお知らせ

201138

富士フイルム株式会社

 

平成2335日(土)より販売を開始いたしました「FinePix X100」「LC-X100」「LH-X100」は、予定していた数量を大幅に上回るご注文をいただき、生産が追いつかない状況となりました。

至急に増産体制をとり、現在ご注文をお受けしているお客さまへの対応を最優先に商品のお届けを進めてまいります。

改めまして、お客さまやお取引先さま並びに関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。

 

-----転載ここまで-----

 

 既に在庫がないことは6日に書いた通りだが(see here)カメラ本体だけではなく、いかにもレトロな雰囲気の革製ケースやレンズフードも欠品と云うことは、つまりはX100で本格的な作品を撮ろうと云うのではなく「デジタルだけどレトロな雰囲気を楽しみたい」と云うニッチなマーケットではあるとしても、富士フイルムは実に有望な金鉱脈を見つけたと云うことのようである。まったく同慶の至りであるが、郷秋<Gauche>にも買って欲しいと思うのなら、早くレンズ交換型を作ってね。はあと。

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小ネタ三題

【その一】カダフィ大佐 or カダフィ氏

 例によってビールを飲みながら神奈川新聞を読んでいて「あれっ」と思った。3面のリビア関係記事のタイトルに「カダフィ氏は退陣打診か」と書かれていたのである。記事本文の中では「最高指導者カダフィ大佐側」「カダフィ政権側」と云う記述があるが、見出しを見る限りではリビアの政権は、これまで「反体制派」と呼ばれていた側に移ったように読み取ることができる。少なくとも神奈川新聞はそのように理解している(あるいは理解したい)ようにとれる。

 

【その二】広島西飛行場(旧広島空港)、廃港へ

 新広島空港開業以後も、JAL系のJ-Airがベースとして各地にCRJを飛ばしていた時期もあった広島西飛行場の廃港が決まったようである。広島市議会は本日(39日)の本会議で、広島西飛行場(広島市西区、現在広島県営)の市営化を盛り込んだ空港設置条例案を賛成少数で否決したことが報道された。郷秋<Gauche>はCRJに乗りたいばかりにわざわざ広島西飛行場まで出かけて行ったことがあるのだが、廃港か・・・。今後はヘリポートとして整備されるようである。

 

【その三】訃報のお知らせ

 「訃報のお知らせ」と云うタイトルが付けられたファックスが郷秋<Gauche>の手元に届いた。おいおい、これでは「女優の女性が」と云っているので同じじゃないか。この手のファックスやメイルはこれまでにも見たことがあるので、結構一般的な間違いなのかも知れない。間違いついでに「享年84歳」とも書かれていた。享年とは亡くなった時の年齢ではなく、この世に生を受けた「年数」の事なので、「享年○○」として「歳」を付けないのが正しい。こちらは、多くの場合間違って書かれている。

 

 

 今日の一枚は昨日に続いて、「屋根の上のにゃんこ」。さっきまでは郷秋<Gauche>のことを怪訝そうに見ていたが、今度はガラスに写った自分の顔が気になって仕方がないようである。

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M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mmが欲しい

 突然ですが、昨晩ご覧いただいたE-P2用にM43用広角ズームが欲しい。普通に考えればM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6だが5万円半ばと、Nikkor AF-S DX 16-85mmが買えそうな結構なお値段である。パナソニックのLUMIX G VARIO 7-14mm F4.0 ASPHと云う手もあるけれど、こちらは8万円超と更にお高くてますます手が出ない。

 

しかし、M4/3はイメージセンサーが小さいくせにボディ本体も交換レンズも高価だ。イメージサークルが小さい分、レンズも小さくて良いはずなのになぜか高価なのである。

 

あらためてカタログデータを比較してみると、パナソニックの7-14mmM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mmの倍の重さがある。それだけ贅沢な光学系で描写性能が良いということか。しかし35mm換算で14-28mmのズームレンズって、慣れないとワイド過ぎて使いずらいだろうな。初めてフィッシュアイを使った時と同じで、強烈なパースペクティヴによって作り出される非日常的な絵に、急に写真が上手くなったように錯覚するかも知れない。

 

何とか安く手に入れる方法はないかと中古を探してみるが、M4/3用のレンズは中古市場での流通量も少なくそれも難しいようだ。ああ残念。

 

 

 今日の一枚は例によって本日の記事本文とはまったく何の関係もない、「屋根の上のにゃんこ」。あれれ、屋根の塗装を引っかいちゃっていますか?

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10年後のDSLRは絶滅危惧種?

43 Rumorsに、オリンパスが23年後にはプロ用のPEN、つまりM4/3を発表するだろうと云う記事が掲載されていた(Click here)。オリジナル4/3ではなくM4/3規格のプロ機か。と云うことはミラーレスのプロ機と云うことになる訳で、興味深く読んでいたら更に驚く記述があった。

 

記事は43 Rumorsのオリジナルではなく、元はと云えばMegaPixelsee here)と云うヘブライ語で書かれたイスラエルのサイトだが、幸いなことに43 Rumorsの元ネタとなった記事は英語で書かれていたので何とか判読することができた。郷秋<Gauche>がびっくりした部分(だけ)をそのまま転載する。

 

Q: What can you tell us about the future "PEN Pro" you mentioned in your presentation?

A: We see the mirrorless system as the future of digital photography. In 5-10 years reflex cameras will be a niche or will not be there at all. So we believe that PEN in the long run will also be in the professional market – but that will take maybe 2-3 years. In 2011 you will see more PEN products and more lenses (beyond what was discussed in the presentation).

 

 質問に答えているのはオリンパスヨーロッパのDominic Papenheim氏(そのポジションは不明)だが、もし氏が云うように5-10年後にはミラーレスが主流となりDSLR(デジタル方式一眼レフ)がニッチマーケットに活路を見出す絶滅危惧種になっているとすれば、今日ニコンとキヤノンが持つレンズ交換式デジタルカメラのマーケットはオリンパスとパナソニックがその大部分を占め、一眼レフなんかを持っていようものならば、「へ~~~っ、DSLRをお使いなんですか!」と云うことになるんだろうか。

 

 しかしねぇ、Papenheim氏は楽観的過ぎますよ。ミラーレスが更にシェアを伸ばすであろうことに異論はないけれど、報道や超望遠やマクロレンズを使ったシビアなピント精度が求められる分野、モータースポーツを含むスポーツ分野などでのSLRの優位は動かないだろうと郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

 ただしSLRもいつまでもミラーをパタパタと上下させてはいないかも知れないな。つまりハーフミラーの利用が一般的になり、ファインダー系にもデジタル情報を追加したハイブリッドファインダー等の新しい技術が取り入れられ今以上に磨きがかけられつつ、レフレックス機構と光学式ファインダーはプロ機の証として使われ続けているんじゃないだろうか。

 

 ただしこれは40年近くもSLRをメインに使ってきた郷秋<Gauche>が思う事であり、例えば10年前に今日のE-P2GF2更にはX100のようなカメラの登場を想像出来たかと云えば、その答えが明らかに「No」であることを考えれば、DSLRがニッチ商品に「成り下がって」いる10年後だって、残念ながらあるかも知れないわけだな。

 

 

  今日の一枚は(不出来で恥ずかしいが)、伝統的なSLRの流れをくむ正統派DSLRNikon D300)と、ここ2年の間に台頭したミラーレス一眼(OLYMPUS E-P2)。大人と子供ほどの大きさの違いがあるが、撮影時の条件さえ良ければ出来上がった写真に大差はないとも云える。しかし、操作性の点では大きな差があり、特に報道現場などではミラーレスはDSLRに太刀打ちできない。が、これも「現状では」で云う事であり、先にも書いた通り10年後にその立ち位置が変化している可能性は否定できない。

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富士フイルム FinePix X100発売開始

いま最も「旬」のカメラ、富士フイルムのFinePix X100が昨日発売になったが、最初の入荷分は既に予約で完売の模様。Yodobashi.comにも「こちらの商品の次回入荷は3月中旬を予定しております。商品が入荷次第、スピーディーに配達させていただきますので、ぜひご注文ください。」との表示だし、実店舗でもあるのは展示品だけで販売用の在庫はまったく無いようである。

 

発売のかなり前に発表ししていることを考えると、製造が注文に追い付かないと云うよりは、価格の下落を防ぐために供給量を制限しているのではないかと勘繰りたくなるが、どういだろうか。しかし、高価格でありながらレンズの交換ができないなど、いささか実用性に欠ける気がするのだが、それでもかなりの予約が入っている模様。まずはご同慶の至りと云うところか。

 

 既に中級以上のDSLR(デジタル方式一眼レフ)を使っている方がサブ機として、写真を撮りに出かけるのではない時、ちょっとしたお出かけや散歩の時にバッグに忍ばせておき、気が向いたらさり気なく取り出してパチリと一枚、と云った使い方が似合うカメラである。35mm相当の画角のレンズと云うのもカメラの正確に会った良い選択だが、いかんせん交換ができない。

 

 富士フイルムがいかに「レンズの特性を最大限に生かすために交換方式を取らなかった」と説明しようとも、おそらくは遠からずX100をベースにしたレンズ交換可能なタイプが登場するだろうとは郷秋<Gauche>は予想する。それ程たくさんの種類は必要なしい、ズームレンズも必要ない。24mm35mm50mm85mm4本程度あれば十分である。

 

 ほどなくレンズ交換型が登場して悔しい思いをしないように、郷秋<Gauche>はX100買わないと、宣言しておこう(^^;

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、郡山ではようやく咲き出したが、横浜では盛りを過ぎた感のある梅。先週水曜日にすみよしの森で撮影したものです。

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カンニングで逮捕するか

京都大学の入学試験で不正行為(カンニング)をはたらいた受験生が偽計業務妨害で逮捕された。「たかが不正行為(カンニング)」と云うつもりはない。試験と名のつくものは、国家試験であろうが入学試験であろうが学校の定期試験であろうと、すべからく公平公正でなければならない。受験生はその試験に合格しようと勉強に励み、その結果には受験生の努力が反映され、そして評価される。だから試験と名のつくものはすべからく公平公正に行われなければならない。不正行為(カンニング)など、もっての外である。

 

しかし、あらゆる試験において不正行為は行われる。恐らくはこの世に試験が登場したのと同時に不正行為(カンニング)は存在していたのだろう。受験生が働く不正だけではなく採点者側が手心を加える不正もあるし、試験の問題を受験者に対して予め提示すると云う形の不正も存在する。受験者以外がはたらいた不正に対してはおそらくは何がしかに刑事罰が課せられ、試験の実施主体(例えば大学)の教職員が働いた不正であれば、学内の規程に基づき懲戒処分が下されるのだろう。

 

しかし、受験者がはたらいた不正により、その受験者が逮捕されたなどと云う前例を、郷秋<Gauche>は知らない。不正をはたらいた受験者が排除(試験結果が無効と)され、場合によっては試験の実施主体の規程によってしばらくの間同様の試験の受験資格をはく奪するなどの制裁が加えられるかもしれないが、刑事責任を問われ多などと云うことはこれまでにはなかったことだろう。

 

受験者による不正行為(カンニング)にはいくつか種類がある。古典的かつ代表的なところでは「カンニングペーパー」の持ち込みだろう。学校の定期試験などでは良くできる友達の隣に座って、解答を見せてもらうのもカンニングの古典的手法だろう。郷秋<Gauche>が学生の時には試験が近づくと「良い目・良い席・良い友達」などと云う言葉がささやかれたりしたものである(^^;

 

携帯電話のメイルを使った不正行為(カンニング)はこれまでにもあったのではないかと郷秋<Gauche>は想像する。メイルを使い、試験場外にいる成績優秀な協力者に答えを教えてもらうなどの行為は比較的簡単にできそうな気がする。

 

今回の「京大事件」で特異だったと云うのは、特定の協力者に回答を聞いたのではなく、誰でも閲覧可能なネット上の掲示板で正解を求めたことである。カンニングペーパーの持ち込み・参照と、ネット利用のカンニングの間にどれ程の差があり、一方は学校の規程により排除されるだけで済むのに対して、一方は逮捕される程の事になるのか郷秋<Gauche>には理解できない。今後はカンニングペーパーによる不正も、発覚すれば逮捕され、起訴られ刑事罰が課されるようになるんだろうか。特にいち大学が行う試験に国家権力が介入するのか。それはちょっと違うんじゃじゃないかと郷秋<Gauche>は思うぞ。

 

追記:郷秋<Gauche>は試験における不正行為(カンニング)を容認するものではない。先に書いたように試験と名のつくものは、すべからく公平公正でなければならないのだ。郷秋<Gauche>がここで問題だと思うのは、(国家試験は別にしても)いち大学が行う試験における不正行為(カンニング)が刑事罰の対象となることに対する疑問であることを、念の為に書き添えておく。

 

 今日の一枚は例によって記事本文とは何の関係もない雨上がりの朝の梅。

 

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想定外は続く

 こんなことってめったにあるわけじゃないんですが、想定外はまだ続く。特段悪いことが続いているわけでは何のですが。実は今日、急遽郡山に帰って来ております。

 

余り大きな声では云えませんが、帰省時には「野良電波」でネットに接続していたのですが、今回は何故か接続できず、云わばネット難民状態の郷秋<Gauche>です。今使っているThinkPad X201sにはWiMaxも入っているんですが度々自宅外でネット接続するような使い方ならばWiMaxの契約でもするんですが、郷秋<Gauche>の場合はそういう機会も少ないですからね(って、じゃあWiMaxいらないじゃん)。

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想定外

帰りが遅くなりそうな日とか、帰っても書けない程飲む予定の日とか、合宿よろしく大勢で泊りがけで出かける時とか、つまりはblog用の雑文を書けない可能性がある時には、前もって書いておいて、公開日時を指定してblogのサーバーにデータを送っておく。そうすると郷秋<Gauche>がどこで何をしてようと、そういう事とは関係なく、傍で見る分には、あたかもいま郷秋<Gauche>が書いてUpしたかのように記事が公開される。

 

 しかしまぁ、またく突然、書けない状況に陥ることも年に一度は二度はあるものです。所謂「想定外」と云う事態ですが、こういう時には仕方がないので、ちょっとインチキをして埋め合わせをしておくのです。って、まったくインチキな埋め合わせだ(^^;

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