富士フイルム PROVIA400Xが生産終了

 富士フイルムがフジクロームPROVIA400Xの135、120共に生産終了、Velvia50、PROVIA100Fの220サイズ生産終了、Veivia100Fの4×5、8×12の生産終了を発表。同時に製造販売がj継続されるフィルムについて20%程度の値上げを著呈していることを発表。

 フィルムでと撮ろうとしても、フィルムの選択肢がどんどん少なくなってきている。もっとも、フィルムで撮ろうという写真家やカメラマン、写真愛好家が少なくなってきているのだから止むを得ない。富士フイルムが「フィルムを作り続けるのは我が社の使命」とのコメントを出したのは何年前のことだったろうか。世界中のメーカがフィルム製造から撤退していく中で、富士フイルムは最後の砦ともえ云える。

 フィルム界の巨人、イーストマン・コダックがデジタル化の波に乗れずに消え去ったのとは対照的に、富士フイルムはデジタル化の波に乗り、更には一見専門外かとも思える化粧品やサプリメントといった新規事業も積極的に展開して収益を確保し、製品ラインナップの縮小、値上げはあるにしても、それでもフィルムを作り続けている。たいしたことだと、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 と云うわけで今日は我が家の冷蔵庫に住み着いているフィルム。そのうちに撮ろうかと思いつつ、そんな機会も無いままに賞味期限切れとなってしまった(^^:

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フォステクスのショールームがオープン!

 懐かし過ぎるぞ、FOSTEX! てか、またあったのか、フォステクス。
 貧乏学生だった40年前、FE203で長岡哲夫設計のバックロードホーンを、FE103Σでブックシェルフ型のスピーカーを作ったのを懐かしく思い出す。どちらも抜群のC/Pでいい音で鳴っていた。特にFE203のバックロードホーンで聴くJAZZは、1本わずか数千円(作製手間賃を除く)のスピーカーとは思えない音で、これでマイルスやらMJQやらオスカー・ピーターソンを随分と聴いたものだ。
http://www.fostex.jp/showroom/ 
 8月7日、二子玉川(ニコタマ)にオープンだそうです。今度行ってみよっと(^^)

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渋谷駅埼京線ホームが350m北に移設

 これは便利になる!
 郷秋<Gauche>は、ふるさと郡山に帰る時には、田園都市線で渋谷に出て、埼京線もしくは湘南新宿ラインで大宮に行き、そこから新幹線の自由席に乗る。混雑期だと座れないこともあるけれど、大宮からだと立っても最短52分。新幹線は大宮から都内側は騒音緩和の為にスピードを大幅に落としているので、郷秋<Gauche>の場合、東京駅まで行く時間も考えると時間的にはほとんど同じ。それに大宮-郡山は196.4kmなので特急料金も安い。

 でも、えっ!2020年の話しなの?!まぁ、仕方がないか。一日中電車がひっきりなしに走っているところで、電車を停めもせずに工事をするんだからね。そう云えば渋谷駅の地下深くでは、通路や広場を作るために渋谷川の流れを変える工事も進んでいるとか。人知れず進んでいる鉄道や地下での工事って、凄い技術だな。そう云えば渋谷川、国木田独歩の「武蔵野」に出てきたような気がするけれど、今でもその面影を辿ることは可能なのだろうか。

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攻撃してはならない重要施設を指定、公開

 国の重要な施設などの上空で小型無人機(ドローン)の飛行を禁止する法律案が衆議院を通過したようだ。法案では、テロなどに使用されるおそれがあるドローンやパラグライダー、ハングライダーなどが規制の対象で、国会や総理大臣官邸、最高裁判所、皇居など、国の重要施設のほか、原子力発電所などの上空の飛行を禁止すると云う。違反者には、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられるらしい。

 と云う事はだ、テロリストを始めとした日本国を困らせようとしている輩は、この法律によってドローンの飛行が禁止されている場所を狙って攻撃をすれば、その目的を達成することが出来ることを意味している。まぁ、フツーの常識人がちょいと考えれば、どこを攻撃すれば良いのかすぐにわかると云えばわかるのだが、今回の法律では、ここを攻撃してはいけませんと、テロリストにわざわざ教えている訳だな。何とも間抜けな法律だ。

 近頃起こる犯罪について、その手口が事細かに報道される。人を殺すための薬物にはこう云う物がありこのようにすれば手に入る、あるいは入手が容易なあれとこれを混ぜれば作れる。3Dプリンタでも殺傷能力のある拳銃を作ることが出来る。密輸入するための方法にはこんなものがある。スカートの中を盗撮するためには、先が尖った革靴の先に小型のカメラを仕込むと良い等々。書きだせばきりがない。

 知る権利や情報公開、報道の自由を声高に叫ぶのも良いが、その事が模倣犯を作り、犯罪を誘発することになっている側面もあることに、今少し思いを巡らす必要があるのではないかと、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、昨日に続いて恩田の森のやまゆり。1メートル程に伸びた決して太くはない茎の先に大振りな花を幾輪もつけるので茎はすぐに倒れてしますが、地域の自然保護活動をしている方々がその茎に支柱を添えてくれています。

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梅雨明け?


 郷秋<Gauche>的には、恩田の森でヤマユリが咲くと梅雨明けなんですがね。週間予報を見ると来週半ばからまた雨が続くようです。冬は寒くてささっと春がやってきて梅雨時にはたっぷり雨が降り夏はカーッと暑いのが、日本の季節的には理想だと思うのは建前で、急に暑くなられても身体がついていかんよと、文句の一つも云いたくなる。まったくに勝手な人間だ(^^;

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サソリ

 今日の散歩の途中で、サソリが潜んでいるのを見つけました。危ないアブナイ、うっかり手を出すと刺されて体中に毒が回ってしましますが、郷秋<Gauche>も一匹欲しいものだぞ。刺されてみたい(^^;

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サソリ

 今日の散歩の途中で、サソリが潜んでいるのを見つけました。危ないアブナイ、うっかり手を出すと刺されて体中に毒が回ってしましますが、郷秋<Gauche>も一匹欲しいものだぞ。刺されてみたい(^^;

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テーブルフォト

 頼まれて、ちょいと撮ってみました。先月、照明関係を少々工夫したのですが、あと二灯あると相当改善できそうです。低コスト&ハイC/P、100円ショップ辺りで調達可能な範囲でグレードアップを考えてみよう(^^)

 

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ロータリーエンジンが復活?!

 コスモスポーツ(勿論、初代のお話し)にロータリーエンジンが搭載されてから半世紀となる2017年に、300psを発揮する1.6L次世代ロータリーエンジンを搭載しRX-7がワールドプレミアムと云う噂(発売は2019年?)。しかもプラットフォームはNDロードスターと共用と云うから少々大きくなり過ぎていたRX-7&RX-8からグッと小型軽量化されるようなので大いに期待したい。勿論SKYACTIVテクノロジーが投入されるだろうから、ロータリー=低燃費と云う定説も覆してくれるはずだ。

 しかしですよ、極々個人的にはRX-8の小さなリアドアは魅力的な装備であったぞ。それは、人は乗れないリアシートに載せたいものがあるから。もっともこう云うニーズは実に限られたものなんだろうな。金に糸目を付けなければ、小さくて小粋なスポーツカーと大人4人がゆったりと乗れるけれど大き過ぎない程度セダンの二台持ちが理想なのは判ってはいるけれど、そうは問屋が、いや、財布が許してくれないと云う情けないお話で、今宵はお仕舞といたしましょう。

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CIVIC is back!

 ただし、ニュルブルクリンクの北コースで、7分50秒63を記録し、量産FWD車最速の栄冠を獲得したType Rのみ。新開発の直噴2.0リットル直列4気筒VTECターボエンジンを搭載。最大出力310ps/6500rpm、最大トルク40.8kgm/2500rpmを発生。トランスミッションは6速MT。0‐100km/h加速5.7秒、最高速270km/hの性能を誇る、ほとんどスーパーカー並みのCIVICだ。おそらく価格500万円は下らないことは間違いないだろう。

 思い出してもみればCIVICはベイシックカーであった。あの!ゴルフよりも早く3ドアハッチバックを世に送り出した、先進のベイシックカー。出力はしょぼくなってしまったけれど、CVCCで真っ先に排ガス規制をクリアしたのもベイシックカー、CIVICだった。速いクルマは好きだよ。でも、日本にやって来ると云うType Rは、残念ながらもはやCIVICではない。CIVICではない、速いホンダ車だと思えば欲しくなくはないけれど、CIVICだと思うと、欲しい気が途端に萎える。

 郷秋<Gauche>は、実家のコンベンショナルな初代3ドアGL、初代のCVCCの3ドアGL、二代目カントリー(スターレンジ付)、三代目元祖シャトルと、17年20万キロをCIVICと共にした。だから、云ってもいいだろうな、いまのCIVICは、少なくともType Rは「シビック」ではないと。考えてもみれば、今のホンダにとってのシビックは、少なくとも日本国内においてはフィットなのだろう。もはやCIVICを国内で売ることは出来ないのだ。だったら単に「Type Rとして売ったらどうだ。かつてのトヨタマークIIと同じで、前になにも付かないType Rとはおかしな名前ではあるけれど、シビック一族だと云われるよりは、古いシビックファンにとっては、むしろその方が納得が出来るぞ。

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次期散歩用デイパック

 もう7、8年は使っただろうか、毎週末の散歩の折りには必ず背負っていたデイパックが、腰に当たる部分のウレタンが擦り切れたり、ショルダーハーネスを胸の所で止める部品の爪が折れたりと、いささかくたびれてきた。週に一回の事とは云え、8年ともなれば400回。毎回10kmほど歩いているから4000kmを共にしたことになる。この間足元を支えてくれたトレッキングシューズは今年早々に新しいものに買い替えている。シューズの方が先にヘタルのは当然としても、背負っているだけのはずのデイパックだってくたびれて来る。

 そろそろ買い替えの時期かと物色しているのだが、なかなか良いものがみつからない。これまで、カメラ専用のデイパックを探していたのだが、カメラの事だけを考えるとこの専用が良さそうなのだが、実は意外と使い勝手が悪く、むしろフツーのデイパックに、必要ならカメラやレンズをタオルに包んで放り込んだ方がずっと使い勝手が良かったりする。大体がだ、カメラ専用と謳うデイパックの値段は通常のものの倍ほどもする。内装に多少の手間暇はかかってるかも知れないが、倍ほどはかかっていないだろうと、思うのだ。

 先にも書いたようにこれまではカメラ専用を謳うものを物色していたのだが、これからはむしろフツーの、日帰りからせいぜい一泊程度に対応する物を調べてみようかと思っている。実はNikon×MIRETTのカメラ専用ザックを持っているのだが散歩の途中で「タケノコを持って行きなよ」「今葱をほったところだ」と云われると、これまた先に書いたように、残念ながらカメラ専用のザックには収まらないのだ。と云う訳で、このところy.comで、純粋なアウトドア用のデイパック検索に勤しむ郷秋<Gauche>なのであります。急ぐ話しでもないのですが、夏の終わりまでには新しい散歩用デイパックをご覧いただけるものと思っておりますです。はい(^^)


 と云う訳で今日の一枚は、これまでこんなデイパックを背負っておりましたと云う図。背中に当たる部分にスチールのハーネスが入っており、ザック本体が背中に密着しない優れもので、汗をかく時期には実に快適な代物でした。撮らせて頂いた写真を額装してお届けする時には、ハーネスと背中に間に箱入りのA4のフレームが収まり、結構重宝しております。

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F1はスピードが命

 レースなんだから当たり前と云えば当たり前の話だが、F1は速くてこそF1。昨日はシルバーストン。モナコと共にF1伝統の一戦。昨年辺りからレギュレーションの関係からスピードとエンジン音のボリュームが下がり魅力が失われたF1。エグゾーストノートは相変わらずしょぼいけれど、速さの点では名うての高速コースのシルバーストン、久し振りに楽しませてもらいました。やっぱり高速コースでのレースが面白い!

 昨日は終盤に雨が降って来てのドタバタが面白さを増してくれたね。スタート直後のアクシデントも、まぁ、レースですからあんなものでしょう。大体がですよ、アクシデントが起こりがちなテールエンドからスタートしなければならないほどに戦闘力に欠けるマクラーレン・ホンダが悪い。ワールドチャンピョン二人をドライバーに迎えてこの体たらく。モナコでバトンが8位に入り、ここからスタートかと思ったのもつかの間、またしても動くシケインと化したマクラーレン・ホンダだ。

 フェラーリもマクラーレンもウィリアムズも、長くやっていれば勝てない時期が続くこともあった訳ですから、ホンダがF1に復帰したからと云ってすぐに勝つことが出来ないのは自明。しかしですよ、9列目からの発進とか、周回遅れとか、そう云う事は名門チームには無かったはず。自己都合で参戦しては止めを繰り返して来たことが原因だと郷秋<Gauche>は思うのです。「ホンダには走るDNAが」などと云う都合の良いイメージを作っておきながらこれまた都合の良い理由を作って休止。これじゃあだめです。F1がダメでも市販車でもうかりゃいい、ヒコーキもあるじゃぁ、勝てません。F1はそんなに甘くない。本業が傾くくらいの人と資金を投入して取り組みなさい。そうすれば勝てるから。

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人生60歳まではリハーサル?!

 本日夕刻、買い物帰りのクルマの中で聞いていたJ-Waveからサルサ?が流れてきた。中南米の音楽でもタンゴやボサノバは耳にする機会も少しはあるけれど、キューバの音楽って、ほとんど知らないし聞かないな。アメリカと国交正常化との事なのでこれから聴く機会が多くなってくるだろうか。

 さて、そのJ-Waveでゲストのオルケスタ・デ・ラ・ルスのNoraさんがキューバミュージックの大御所の言葉だとして紹介していたのが「人生60歳まではリハーサル」。素晴らしい!郷秋<Gauche>はようやくリハーサルが終わって本番のステージが始まったばかりと云う事になるね。頑張りはしないけれど、郷秋<Gauche>らしく行くか!

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ぞっとしたくなる

 「ジャバ島にも、やがて農業が持ち込まれることと思うと、私は『ぞっとしたくなる』。小鳥に巣を作ってやるように、螢にもどこか楽園を計画してやれないものか?」

 毎週土曜日の神奈川新聞に、大佛次郎がかつて神奈川新聞に掲載したエッセーが当時のまま再掲されています。昭和の文豪が書いたもの故、間違っていようもないのだけれど、53年後に読むと今では使わないような言葉や言い回しも散見され面白いのです。

 今日は1962(昭和37)年626日に掲載された「ほたる」と題されたエッセイ。上に引用したのはその中の一部で、日本では開発や農薬の使用により余り蛍を見なくなったが、ジャバ島でもやがて蛍が見られなくなるのではないかと云う文脈の中に出て来ます。

 「ぞっとしたくなる」。ぞっとする、ぞっとしないと云う表現はありますが、ぞっと「したくなる」は初めてお目にかかる表現です。「ぞっとする」は、寒気がする程の恐怖を覚えること、また「ぞっとしない」は面白くない、感心しないと云う意味ですね。では「ぞっとしたくなる」は? 難解ですがあえて云うならば、やがて「ぞっとする」ような状況になるのではないか、程の意味でしょうか。あるいは素直に「ぞっとする」と書けば良いものを、あえて素人が使わないような表現を使ってみたのか、あるいは大佛次郎が考え出したオリジナルな表現であったのか。

 毎回読んでいると、昭和時代中頃は今とこれ程違っていたのか、昭和は遠くなりにけりとつくづく感じます。昭和とひと口で云っても最後期の63年頃は、携帯電話とインターネットの普及が緒に付いたばかりであったことを除けば今とは差して変わりがなかったように感じます。一方30年代前半は明らかに今とは違っていたような気がします。その境目は実にはっきりしており、それは東京オリンピックが開催された1964年、昭和39年であったように私には思えるのですが、こんなことを書けるほどの年月を生きて来てしまったことにあらためて気づかされたりもする、53年前のエッセイです。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、藪萱草(やぶかんぞう)。似た花に一重咲きの野萱草(のかんぞう)があります。

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一時代の終わり ―R25が休刊―

 「ほー、こんなフリーペーパーが成り立んだ」と驚いてから10年が経ったと云う事だ。20047月創刊の「R25」(リクルート)が休刊との情報。休刊して復刊した雑誌の例は無いに等しいから、事実上の廃刊。と云うか、廃刊の事を休刊と云うのが雑誌の世界の常識なのだろう。

 通勤の電車の中で読んで、下車駅のゴミ箱にポイ。知っておくとちょっと(だけ)嬉しい記事を並べた使い捨てのメディア。めったに電車に乗らない郷秋<Gauche>だけれど、たまに乗る時、たまに残部があれば必ず手にしていた使い捨てのメディア。発行元がリクルートと来れば、廃刊の決断も早い。昔からスクラップ&ビルトの繰り返し。そう云う会社だ。創刊の時点で既に若い世代の情報源はWebに移行していたから、11年「も」もったとことを評価すべきだろう。

 一つの時代が終わった(Web版は継続とのこと)。次に何が登場するのか、楽しみではある。
 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、梅雨のさなかに咲き始めた夏の花、凌霄花(のうぜんかずら)。

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