9日、検事役の指定弁護士が論告求刑をしました。禁錮3年ということです。
共謀の立証は十分ということです。
こういう仕事をしていると、とりわけ、双方の言い分が全く異なることが
あります。
神でないものにとって、何が真実か見極めるのは極めて困難です。
中でも誰かが意図的に何かを企んだときは、真実が見えてくるのは
難しいです。
神のようにはるか上から全体を見渡せれば、それほど難しくないかもしれませんが、
普通の人間は極めて狭い世界を生きています。
ちょっと離れたところの動きすら知りえません。
謀られてしまうと、当事者ですら、何が何だかわかりません。
そして、人が第三者にどのような思いを抱くかも、これは本当にわかりません。
小澤事件については、裁判所に公正な判断をお願いするしかありません。
国民を納得させるものであってほしいです。