弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

米・共和党討論会について

2015年12月18日 | 日記

5回目で最後の討論会がありました。
英語は分からないので内容は良くは分かりませんが、雰囲気はわかります。

ブッシュはよくやったというけれど、確かに強気でトランプ氏を攻撃
していましたが、大統領の器ではなさそうです。
同じフロリダ出身で、元はブッシュの弟子だったというルビオがずっと
輝いていました。頭の回転は早そうだし、弁舌も爽やかです。
ただまだ若造っぽいところがあったように思います。

クリス・クリスティーは落ち着いていたし、説得的で、貫禄もありましたが、
BRIDGEGATEスキャンダルの影響で、それでもよくここまで残ったと
いう感じです。

フィオリーナは拗ねているような感じでしたが、もう少し魅力的だとよかった
のですが。

トランプ氏は無難に言いたいことを言ってそれらしい雰囲気でした。

クルーズですが、垂れ眉も見慣れてくるとあまり気にならなりました。
弁舌爽やかでルビオより落ち着いていました。私には一番よかったように
思います。
何といってもトランプ氏との関係がホンワカした雰囲気でした。
移民の件で、国境に壁をつくるというようなことを言っていましたが、
「その費用はもちろんトランプ氏が払ってくれる」と言ってトランプ氏を
よいしょしていました。
トランプ氏もそれに「払う、払う」と応じていました。

マイナーな(立候補者が多いのでメジャーとマイナーの2部制の討論会でした)
方の候補の誰かが共和党の候補者全員にオマバ大統領に対して不健康な
ディスライクがあると非難していたということですが、ちょっと的外れかなと思う。

確かに、民主党の対立候補(予定)のヒラリーを批判するときに必ず「オバマ・ヒラリー」
と言っていましたが、これはヒラリーを今極めて不人気なオバマ大統領と一緒にすることで
イメージダウンを狙っているのだと思う。たぶん成功していると思う。

とりあえずの感想です。
そうそう、元神経外科医のベン・カーソンは脱落ですかね。