AFPBB News 米大統領選、元候補クリスティー氏がトランプ氏支持を表明 bit.ly/211d0C2 via @afpbbcom 何故?でもわかる?
ニュージャージー州の知事のクリス・クリスティーがトランプ氏を推薦しました。
クリスティーは2012年のハリケーン・サンディの時に知りました。
共和党ですが、オバマ大統領と一緒に被災地を視察した際にオバマを称賛し、親しそうな関係を
見せ、同僚の共和党員からは厳しい目で見られていた。
特に、共和党大統領候補のミット・ロムニーの集会には参加しなかったからです。
彼は「自らが知事を務める州の、州民が大事だ」と弁解していました。
ということで、もともとマイペースな人物ではあります。
それにしてもです。彼はレキッとした共和党の政治家ですし、共和党知事会の
議長を務めたこともあったからです。
サンディのころから全国的に知られるようになり、有望な共和党の大統領候補の一人と
みられるようになっていました。
その後のいわゆるブリッジ問題(報復渋滞)疑惑で脱落感がありました。
ですから今回の大統領選に出馬表明したのは、よくぞ頑張ったと、思いました。
恐らく、いわゆる共和党エスタブリッシュメントが、ジェブ・ブッシュの離脱表明を受け、
対トランプ候補としてマルコ・ルビオで一本化する動きを本格化したことがあると思うが。
やはり意外感ありです。でも政治の世界はなんでもありですから・・
なお、ミットはマルコ支持である。
ブッシュがマルコを支持するとは思えない(ブッシュにとってみればマルコは裏切り者
ですから)。もちろんクルーズもいる。
民主党はヒラリーで決まりそうな感じ。
ルビオは若いけれど、オバマのような魅力はない(オバマは今は冴えないおじさんですが、
当時は溌剌としており、ほんと希望の星的に輝いていました)と私は思う。ということで
貫禄まけの可能性ありです。
トランプは嘘つきですが、ヒラリーも嘘つきです。どちらもどちらです。
ヒラリータイプの嘘つきに理路整然論破攻撃しようとしても何の役にもたちません。
トランプのようにブルドーザー的攻撃が一番有効です。
クリントンの場合、ビルも嘘つきです。
これまでの戦いぶりをみると、こういう攻撃方法の天才のようです。
トランプならヒラリー(二人で束になった)をやっつけられそうな感じ。
トランプには政策はないようなので、支持する者としてはやりやすいかも・・
後は、トランプ支持者の熱狂エネルギーがいつまで続くかですが、本選挙は11月8日、
この程度の期間なら、イケイケムードのときは本選挙前に冷めることはないのではと思います。
なお、前アリゾナ州知事のジャン・ブルーワーもクリスティーに続きました。
移民問題で苦労していましたから、納得。
サラ・ペイリン(彼女はすでに支持表明ずみ)ほどではないにしてもブルーワー知事(女性)も
ややエクセントリックだったかも・・
おもしろくなってきました。
追記:
今、アメリカで起こっていることは正常だとは思わない。
ひょっとしてアメリカの崩壊?心配になりました。
フランスのエマニュエル・トッドという歴史人口学者は、1976年にソ連崩壊を断言して
いたという(見事、予言が当たった)。同氏はまた2002年にアメリカの崩壊を予言する
本を書いているという。早速「帝国以後(アメリカ・システムの崩壊)」をアマゾンから取り寄せることにした。)