弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

単調な日々と、これってクーデター?

2012年03月26日 | 政治、経済、社会問題

このところ、単調な日々が続いています。
政治の方もとても期待が持てるような状況ではありません。

弁護士業の方も、一人頑張ってもという、若干諦め気分があります。
相手が同じようにきちんとしてくれなきゃ・・・
特に和解などはそうです。
纏まったということで、案をつくると、全然決まっていないとか、
本当に信じられないこともあります。
案はきちんと作成する方ですので、うんざりです。

あるいは、行きがかり上、相手の方で案を作ることになっている場合、
一つ解決とおもうと、また次が、それが済んだと思うと、またつぎと、
そして、その都度言うことが違う、
これもウンザリです。

なんだか、すべてがいい加減になっているのでしょうか。

最近は、世界で起こっていることは、すぐにニュースとなりみんなの知るところに
なります。
世界は平和どころか、むしろ、いたるところで暴力があるようです。

さて、日本の政治ですが、正々堂々と議論を交わすのではなく、
政党の分裂や創設など権力の枠組みを変えることだけのようです。
ふと思ったのですが、これってクーデーターなのではないでしょうか。
もちろん、爆弾や銃弾が飛ぶわけではありません。
その代わりに足を引っ張り合い、ときにはゲンナマ程度は飛び交うのかも
しれません。
いずれにしても日本の政治はいつも国会議員という極小の集団内で
いつもクーデーターが起きている、
それが当たり前と思われている、したがって国民などはおいてきぼりと
いうのは当然なのです。
彼らにとっては、衆参両議院をあわせたせいぜい1000名弱の人間
しかみていないのです。
そういう点ではシリアのアサド独裁政治と同じです。
最近リークされた大統領夫妻のメールによると、夫人はぜいたく品の
買い物三昧、大統領はItuneやyutubeで西欧やアラブ連盟を
嘲笑って、情報操作をして馬鹿にして楽しんでいるということです。
そして夫人は本当は私が独裁者なのよなどといっているというのです。
つまり、国民がどう見ているか、国民に何をしているかきちんと知っているわけです。
それでも平気で国民に銃を向け、この1年で8000人とか9000人が
死んでいるのです。
自分たちの安泰のため、が第一で、国民の死など全然関心がないのです。

人間は自分のためなら何をするかわからない怖いところの有る動物です。
同じ仲間同士でいると、慢性化して、常識では考えられないことを
平気でできるのです。
ホント怖いですね。

今の日本の政治がそれです。
自分たちの権力闘争だけが大事なので、国民のことなど眼中にないのです。
むしろ、シリアのように実弾が飛んだほうが外からわかりやすくて
いいかもしれませんね。

本当に気分悪いです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。