弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

衆議院違憲状態確実、政治家の無能、恥を知るべき

2012年02月24日 | 政治、経済、社会問題

随分と温かくなりました。
帰るや、即暖房をつけなきゃ何もできませんでしたが、
今日などはゆっくりと着替えをし、夕刊を見たり、郵便物の整理をしたり
など、すべて暖房なしでOKです。

季節は確実に進んでいます。
一方、全く変わらないもの、いえいえますます遅れているものがあります。

はい・・・

とうとう衆議院選挙制度が違憲状態に突入です。

そもそも最高裁判所が違憲宣言をしたのは、改善が全然なされないことに
業を煮やしたからです。
わかりやすくいうと、死刑宣告をしたのです。
そして、25日は死刑執行日なのです。

ところが何も変えられない。

民主党の輿石幹事長は

「やむを得ない。だって案がないんだから」

と語ったということです。

「恥を知れ」を言いたいです。
政治の責任者なんだから、案を出す義務があるんじゃない。
その責任者が案がないから仕方がない、それって義務の放棄でしょう?
というよりは、自ら無能を認めたということでしょう。
義務を果たす能力がないことを恥じない、どういう神経でしょう。

輿石幹事長に聞きたい

「案を出す権利と義務があるのは誰か?」
「できないなら責任をとって辞めるべきではないか」

あまりにも当事者意識のなさに、あいた口が塞がりません。

恥を知るべきです。


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