弁護士太田宏美の公式ブログ

正しい裁判を得るために

チャンスのアメリカ、ハーバードでiPS心筋移植手術

2012年10月11日 | 海外事情

「死の間際、これしかなかった」iPS心筋移植(読売新聞) - goo ニュース

山中教授のノーベル賞受賞が決まったばかりですが、
既にアメリカでは臨床応用がなされたとのことです。

また、国会事故調の委員長の黒川先生も本日の産経新聞によると
「今回変わらなければ日本は沈没」であり、
これからはどしどし海外に出て行き、国際的に通用する人間にならなきゃ
だめだというようなお話をされていました。

法律や裁判の世界でもアメリカの事情が分かるにつれ、
日本ではルールがしっかりとしていない、ということがわかるようになりました。
もちろん、どこにいても悪用する人はいます。
一番大事なことは社会的なルールを守っている人が、
法的ルールがはっきりしないために、恣意的に運用され、犠牲になっていることです。

最近またときどきLAW&ORDERをみることがありますが、
ルール、つまりDUE PROCESS ですが、如何に尊重されているかが
わかります。
まず、法的ルールがあり、そのうえで実質SUBSTANCEを考慮です。
法的ルールがないまま、SUBSTANCEだけを考えると、判断基準が
不透明になります。
国政の選挙区の定数問題などはその最たるものです。
ですから、議員たちはちっとも動きません。

日本は意識革命が必要だと思います。
そして、昨日の山中教授の座右の銘のとおり、
意識をかえれば、こんどはそれを実行するということです。


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