週末を利用しての小旅行のつもりですが、早朝から夜遅くまで
休む暇なく動き回っています。
北京を一言でいい現すと、大きさです。
天安門広場に立ったとき、あまりにもの広さ、大きさに、大袈裟かも
知れませんが、宇宙を意識したように感じました。
また、故宮、紫禁城は中国王朝の城ですが、「何とか殿」が果てしなく
続く感じです。
この大きさは、同時に人の多さの反映でもあるようです。
天壇公園では、太極拳をしたり、ダンスをしたり、カード遊びをしたりと
めいめいが好きなことをして遊んでしますが、その人々の多さ、
群れをなしてという感じです。
人々の顔をみると、ものすごく変化に富んでいるようです。
そして逞しく、荒々しい感じがします。
われわれ日本人の大人しさとは大違いです。
ハチの巣スタジアムの大きさ、オフィスビル群もアパート群も、
一棟だけでも日本では想像できない大きさですが、それが果てることがない
のではと思うほど続いています。
そして、もうひとつ。
海抜50メートルの大地。湖を作るために掘った土で山を作る。
道路も果てしなく続く一枚の大きな大地の上のまっすぐに線を引いて
作っていく。
世界を自分でグランドデザインしていく感じなんでしょうね。
中国の大国主義というのは、こういう国土の広さ、人口の多さ、雑多さから
必然的生ずるものではないかと思います。
百聞は一見にしかずです。