長良の現場、貴重な晴れの日に土台敷きです。
写真は、土足厳禁ゾーンに脱ぎ捨てられたスリッパ。見事な脱ぎ捨てっぷりです。
今日は経験のため、新人君改め主婦に大人気の島田君に一日大工さんについてお手伝いをするように指示。私はお客様と打ち合わせのために、お昼に現場を覗きました。
大工さんと島田君の作業を見たお客様に、「あれ、何やっている所なんですか?」と質問され、「あれは墨出しといって、土台を正確に設置するための印をつけているんです。」と説明。 お客様が「へ~、何のためにやっているのか解りませんでした。」という回答に、
「大丈夫です。島田も何やっているのか解っていませんから」と答えました。
それを聞き照れ笑いする島田君を見た奥さんが「島田君かわいいですね。」と。
主婦の人気を根こそぎさらい取る島田君、腹立たしい限りです (20歳以上も離れた若者相手に大人気ないです)
で、最初の写真の内容に戻るのですが、このスリッパを脱ぎ捨てたのは、大工さんか島田君のどっちかです。
さてさて、また話題はまったく関係のないところへ飛びます。
昨日、岐阜では大手の不動産屋さんの幹部に事務所へ来ていただきました。今年中ごろからタマゴグミが始めるちょっとしたことについての相談です。
その内容については、時期になったらお知らせするとして、今日は面談のなかで教えてもらった建築屋さんについてです。
その建築屋さんは グループで年間数万棟建築している会社。価格も全てコミコミで1000万円程度。粗利益は率でいくと、タマゴグミより高い。
要は、家を安く提供し、なおかつ利益もきちっと上げているということ。
私はてっきり年間棟数というボリュームだけで価格を落としていると思っていましたが、この会社はキッチンメーカーさんなどと効率よい造り方を研究開発し、根本的にコストダウンをしているようです。
凄い努力と、家を安くよりよくしていこうという執着。本当に凄いの一言です。
そして思いました。 タマゴグミには無理です。そこまでは出来ません。タマゴグミはローコスト住宅をやりません、、じゃなくて出来ないのです。
今までお金にうるさいタマゴグミで通ってきましたが、昨日の話をじっくり聴いて反省しています。
きっと、タマゴグミが考える1円の重みよりも彼らが考える1円の重みのほうがはるかに重いんじゃないかと感じたのです。
タマゴグミとしては、今一度お金の重みを見つめなおし、タマゴグミの家でいいという貴重な方々と、うちにしか造れない家を造っていくことがやるべきことだと思っています。
追伸
大手ローコスト系の家に不安をお持ちの方へ。
彼らの努力は半端ではありません。安心して買える商品だと私は感じています。(こんなこと、私が書いてしまっていいのだろうか??)