まずは本題の前に
現場に咲いた梅の花です。
長良で解体工事を行っています。初夏に着工する現場です。こうもきれいに咲いてくれると、なんか申し訳ないなと感じてしまいます。
美濃加茂の現場では、地盤調査を行っています。よう壁工事を行った部分の地盤がちょっとヤバそうです。
さてさて、題材の内容です。
今日、岐阜で床下点検を行ってきました。このお宅は、延坪17坪の家で、間口が狭い敷地に建っています。
設計段階で、それでも何とか自然の光と風をたくさん取り込みたいと思って、天井高を高くして上部に窓をつけました。
こんな感じです。
床下点検が終わり、テーブルでお茶を頂いていたとき、ふと西側を見ると少しあいた引き戸から、電気がついているように光が漏れているじゃないですか。
ええっ、と思い部屋に入ってみるとすごく明るいのです。
お客様が「いつも夕方になると、この部屋が輝くんです」とおっしゃっていました。
惑ってすごいですね。こんな小さな窓でも十分な光や風を部屋に持ち込んでくれる。
惑って偉大だから、設計のときにもっと窓のことを真剣に考えなくっちゃ、と思った今日です。