本題に入る前に。
先日、今ご検討中のお客様と一緒に2年前に立てたお客様のところへ行ってきました。
小さなお子様が2人いらっしゃるんですけど、いつ行ってもこんな感じです。
なんかいいんですね。お子様が書いた絵でいっぱいなのです。そして、お庭もちょっとづつ変化しつつあります。
こんな感じで、これまた良くなってきています。
タマゴグミが自然素材にこだわっているのは健康志向というわけではありません。素材がどんな使い方をしてもらっても受け止めてしまう力があるからです。だから、何もない状態よりも、人が生活しものが入り傷もついた状態のほうが何となく絵になるのですね。
さてさて、今日の本題です
先日から、岐阜市内でリノベーション工事が始まりました。今日、内部の解体が終わりました。
なんかすっきりしているように感じませんか?
このお宅は重量鉄骨構造なのです。重量鉄骨構造は、住宅などの小規模建物なら大体柱6本程度で成り立ってしまいます。ということは、中間には柱が一本もありません。ですから、間取りが自由に変えられるのです。
木造の場合は、スケルトンインフィルの考えが浸透してきたからといって、このような空間は難しいです。大抵途中に柱が入り、それが間取りを決めてしまうことがあります。
私は木造住宅屋ですが、鉄骨住宅もよいなと思っています。住む人のスタイルによって何度も間取りが変えられる可能性があるからです。
重量鉄骨構造に弱点があるとしたら揺れです。 今の木造住宅やコンクリート住宅よりも揺れます。