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GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

るろうに剣心 今は時代劇ブーム?

2014-09-06 23:46:33 | Talk is Cheap
少年ジャンプで人気連載された「るろうに剣心」
実写版映画が、8月の第二弾に続き9月に第三弾公開する。
どこまでが実写でどこがCGかわからないくらい殺陣シーンは秀逸。

キャストも豪華だ。
佐藤健主演、武井咲、青木崇高、蒼井優、 江口洋介はシリーズ全部に登場。
第一弾は吉川晃司、香川照之、綾野剛
第二弾、第三弾は伊勢谷友介、神木隆之介、 藤原竜也、そして福山雅治
娯楽映画の超大作と言っても過言じゃないな。

NHK大河ドラマで福山雅治主演の「龍馬伝」で佐藤健は岡田以蔵役で端役だった。
今回佐藤建主演で福山が剣心の師匠、比古清十郎役で出るのは、アミューズの力関係か?

それはいいとして、ここ近年時代劇ブームだな。
漫画、本、ドラマ、映画等いっぱいある。
戦国マニアの俺としては嬉しい限りだ。

特に戦国時代は今、漫画やアニメでも数多くの連載がされてる。
センゴク一統記(ヤングマガジン/宮下英樹)

信長のシェフ(週刊漫画TIMES/原作:西村ミツル 画:梶川卓郎)

信長協奏曲(ゲッサン/石井あゆみ)

へうげもの(モーニング/山田芳裕)

他にも六文銭ロック(ビッグコミックスピリッツ/原作:武論尊 画:池上遼一)などがある。

戦国時代は群雄割拠の時代。キャラクターがわかりやすいせいもあるのかな。
織田信長、羽柴秀吉、明智光秀、斎藤道三、今川義元、武田信玄、本願寺顕如、上杉謙信、徳川家康、
浅井長政、朝倉義景、毛利元就、伊達政宗、長宗我部元親、大谷刑部、等大名クラス
竹中半兵衛、黒田官兵衛、山本勘助、前田慶次、直江兼続、石田三成、服部半蔵、森蘭丸、高山右近、千利休。
どれを主人公にしても大河ドラマや連続ドラマ、2時間ドラマなんて簡単に作れちゃう。
実際、漫画やドラマで名前を知った人も多いんじゃないかな。

この時代に唯一匹敵するのが幕末だね。
坂本龍馬、桂小五郎、西郷隆盛、高杉晋作、新選組(近藤勇、土方歳三、沖田総司他)、
伊藤博文、板垣退助、大久保利通、井伊直弼、徳川慶喜、勝海舟、佐久間象山。
この時代もキャラクターが数多く、それぞれを主人公にしたドラマや、本、漫画に数多くなってる。



そういや来期のNHK大河ドラマは吉田松陰の妹が主役(井上真央)のドラマらしい。

未だ渡辺謙が演じた伊達政宗のイメージが定着してる独眼竜正宗、
唐沢寿明が前田利家、松嶋菜々子が奥方まつを演じた利家とまつ、
竹中直人の怪演が印象的で今回の軍師黒田官兵衛でも演じた秀吉、
上川隆也演じる山内一豊を内助の功で支えた千代を仲間由紀恵が演じた功名が辻、
妻夫木聡の天地人や、福山雅治の龍馬伝などに比べてかなりのスケールダウン?



吉田松陰は高杉晋作や桂小五郎、久坂玄瑞、伊藤博文、等の師匠ってことは有名だが、その妹って・・・。
でも、今迄クローズアップされてなかった人がドラマや本で一気に有名になる事は多々あるしね。
前述の坂本龍馬や山内一豊だって司馬遼太郎が書かなかったら、今、ここ迄有名じゃなかっただろう。
直江兼続だって、服部半蔵だって、真田幸村、天草四郎だってよく似たもんだ。

徳川13代将軍の正室、篤姫だって宮凬あおい主演のドラマが無かったら、ここ迄知られなかっただろうし、
織田信長の妹、市の三女で徳川秀忠の妻になるお江だって上野樹里主演のドラマが無ければ茶々ほどは知られてなかったはずだ。

八重の桜で綾瀬はるかが演じたハンサムウーマン新島八重なんか余程の時代マニアしか知らない人だ。

そう考えたら、今度の「花燃ゆ」は期待してもいいのかな。

月9初の時代劇 信長協奏曲

2014-09-06 22:58:17 | MUSIC/TV/MOVIE
フジテレビ月9と言えば数々の名作を送り出して来た枠。
10月からの放送は、信長協奏曲(コンチェルト)。
小栗旬主演で、戦国時代にタイムスリップする石井あゆみ氏の人気漫画の実写化。
この信長協奏曲。数ある織田信長漫画や戦国もの、そしてタイムスリップものでは傑作の漫画だ。

あらすsじとしては病弱で、尾張から逃げ出そうとしてる設定の信長(小栗旬)が、
タイムスリップして来たサブロー(これも小栗旬)と出会い、入れ替わる。
(この本当の信長は後で明智光秀として登場。ネタバレ)
普通は「信長のシェフ」や「仁」のようにタイムスリップして来た主人公(現代人)はこの後の未来を知ってる。
知ってるが故に、自分のせいで歴史が変ってしまう事への怯えや、伝える事によるパラドックスの影響を考える。
未来を知ってるが故に変えられない運命に流されていく。
これが普通のタイムスリップものの定番だ。
でも、この信長協奏曲の主人公のサブローは勉強も歴史もダメな高校生。
信長の名前や秀吉、家康の名前は知ってるが、何した人かさえ曖昧。

この設定がこの漫画の醍醐味だ。
今川義元を知らないのに戦った後にここの場所の名前を聞いて「あれ?これが桶狭間?」とか
人質として尾張にいた竹千代と駿河で再開したとき「あれ?徳川家康?たしか天下を取る人だね」とか
すべて後追い。っていうか知らないおかげで歴史を忠実に遂行していく。

この話にはネタバレになってしまうが、他にもタイムスリップして来た現代人が登場する。
愛娘、膿姫を信長に嫁に出し、美濃を譲ると言ったせいで息子と戦うはめになった斎藤道三は元警察官、
だい3代将軍足利義輝を殺し、信長の配下になるも何度も裏切る松永久秀(松永弾上)は元ヤクザ。
信長の側近に従者としていた黒人の弥助は元ホームラン王の大リーガー。
それぞれのつじつまが合ってるからスムーズ。

戦国マニアにとっても充実した内容。
家督の相続~弟信行との確執、尾張の当主、今川義元と桶狭間、、斎藤道三と義龍の戦い、
本願寺門徒との戦い、比叡山焼き討ち、浅井朝倉との戦い、等も史実を元にフィクションを交え見事な展開。
残忍、残虐、クール、従来のイメージと違う織田信長。是非ドラマも漫画も観てみて欲しい。
今迄と違う描かれ方をする織田信長に期待。

でも、まだ連載中のこの漫画、ドラマでどこ迄やるのかな?
続いて映画化もするらしいけどさ。