ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

残酷な過去を見せましょう

2012年01月19日 14時18分08秒 | 裏話



1986年、21歳の自分の分解写真です。
スチールシャフトと白木仕様のパーシモンドライバーで、
本当に気持ち良さそうに振っています 

右肩が正面から見える位の捻転が深いトップ、
大きく余裕がありいかにもボールを飛ばしそうなフォロー、
今はやりたくてもできませんね 

スイングの分解写真は、この頃のものだけで100枚は
あったと思います 
昔は、気に入ったものはベッドがある壁に貼り付けて、
寝る前、起きたときに目で見て『いつもこうして振る!』と
イメージを叩き込んだものです 

26年前、私はウッドの提供をZETTから受けていました 
野球で有名なZETTスポーツでしたが、
ゴルフ用品も当時は作っていました。
トム・ワトソンのスプーンが、日本のみの契約が切れても
ZETTのものだったことから興味を持ち、
パーシモンを選ばせてもらったのがきっかけでした。

販促の人に、プロになる気がないという話は、
ZETTの人の前でしては駄目だと約束したりして、
とても懐かしい思い出です 

けっこう挑戦的な良いクラブも作っていましたし、
大手メーカーでは最初にMIURAにデザインを依頼したりして、
ゴルフ事業から撤退してしまったのは残念です 

楽しそうに振り返りましたが……
若い頃のゴルフの断面を見るのは残酷です 
2度と戻れないとわかっているので、
無視していれば良いだけだとわかっていても、
心は穏やかではなく、燃え尽きたと思っていた炎が
心のどこかでまだ燃えているのでは、と探してしまうのです 

今の自分のほうがゴルファーとしての総合力は
はるかにレベルアップしているのだと胸を張れることは
ちょっとだけ幸せです 

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手形と足形の記録

2012年01月19日 09時56分27秒 | 裏話



父が年末から色々なものを整理しています。
私が生まれた後の成長記録の類は
これからは自分で管理するようにと渡されました 

最初の頁に出てきたのは生まれて10日目ぐらいの
手形と足形です 

ボールと比較してみると、小ささがわかります。
自分も赤ちゃんだったことがあるのは当たり前ですけれど、
なんだか不思議です。
人のものであれば、想像してカワイイだろうなぁ、と

なるのだろうけれど、自分のことだとただ不思議なだけです 

5歳まで、手形と足形を取る習慣があったのは
おぼろげに覚えています。
とてもイヤだった思い出です 
詳細は覚えていないのですが、墨をつけたまま動けないし、
くすぐったくてなかなか上手くできなくて、
叱られたような気がします。

自分が幼い頃の記録というのを
成長した自分が偉そうに振り返るのは悪くありません 

記録は色々ありまして、残酷なものもあります 
20代の頃を振り返ると成長ではなく、
衰えを自覚させられてちょっと悲しくなってしまいます 
もちろん、それはゴルフの記録でありまして、
だからこそ、今と客観的にも比較観察が可能なのです。

妻は私の足形の成長を見ながら言いました。
「昔は土踏まずがあったんだね」
人間だもの、とつぶやきながら、
赤ちゃんの自分に会ってみたいと思ったのでした 

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