ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

キジも鳴かねば……

2013年04月15日 15時26分05秒 | 裏話



マスターズ2013。
2日目のタイガーの15番です 
3打目は完璧すぎて、ピンに当たって
池に戻ってきてしまいました。
打ち直しもベタピンでボギーだと
誰もが思っていました 

説明するまでもなく 
この打ち直しが問題になって、
無罰⇒2打罰と裁定は変わり、
失格が正解だという騒ぎも起きました。

元の場所に戻って1打罰でプレーするのは
ウォーターハザードの処置の一つです。
タイガーは、優勝への手応えを
感じていたのだと推測されます 
優勝できると予感したのかもしれません。
同じ場所から打ったら、
またピンに当たるかもしれないので、
2ヤード下がった位置にドロップした、
というコメントしたのです 

画像は米ヤフーニューズから拝借しました。
このアングルからだと、
2ヤードは調子に乗ったリップサービスで
ほんの少し下がった程度だとわかります。
赤丸は位置を示す目印で、
頭の位置と後方のクロスウェイを
よく見ても証明になると思います 

最初にビデオ判定で
無罰という裁定が下ったのは
この画像を見ても明らかです 
ドロップの位置は
問題になるほどではない、
ということです。

問題は事実関係ではなく、
発言になっていきます 
自らを有利にするために
下がってドロップのしたのなら
意図があって間違った位置で
ドロップしたと判断されます。
本人に聴取があり、
発言を認めたことから
既にスコア提出されているので
失格になるとところを
規則33-7.で委員会判断で
2打罰としたわけです 

口は災いの元。
雉も鳴かずば打たれまい。
タイガーの優勝はありませんでした
歴史に『IF・もしも』は当てはめても
意味がないことですが……
色々と考えさせられました 


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篠原嗣典
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集まれるだけでも幸せ

2013年04月15日 11時23分20秒 | 裏話



マスターズが終わりました 
プレーオフを複雑な思いで見ました。
カブレラを応援する気持ちと
ドラマとしての広がりは
アダム・スコットのほうが上だから
それに期待する気持ちと…… 

日曜日の午後1時から
中学の同窓会でした 
恩師が6人、同窓生たちは50人弱。
恩師の平均年齢は80歳を越え、
その元気さに圧倒されました 

なんやかんやで時計の針は
1周半して朝までコースでした 
帰宅してマスターズ中継を見ると
最終組は後半の9ホールに
入ったところでした。
フラフラしながら、
マスターズを見たのです 

同窓会の幹事だったので、
その反省もしながら、
緩い回転しかしない頭で
早朝を過ごしました 

マスターズに出場するのは
世界中のゴルファーの夢です 
中学生のときに、
テレビで初めて見たオーガスタは
まさに夢の世界でした 
いくつかの人生の分かれ道を
通りながら今はあるのですけど、
分かれ道の選択を
上手にすることが出来たら
マスターズに行ける人生も
あったのでしょうか?

中学時代を思い返しながら、
真剣にそんなことを考えました 
どんなに選択しても
決して行けない場所もあります。
『もしも』を突き詰めても
多くの場合でプラスにはなりません。

集まれるだけでも幸せだと
しみじみと思いました 
それで良いのだと思いました 
マスターズが終わった朝は、
ノスタルジックに過ぎていきました 


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篠原嗣典
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