ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

一杯のお茶の至福の時間

2021年03月23日 09時25分00秒 | コース



若い頃、コースで
食事終わりの
タイミングで
お茶が出てくると
『過剰なサービス。
誰が飲みたいの?』
と心の中で
毒ついていました。

時は流れて……
最近のコースでは
食事終わりの間に、
サッとお茶が出る
コースの方が少数派に
なったと言われます。

ラウンドが終わって、
ご飯を食べて、
さあ、帰ろうか、
(基本スループレー)
という瞬間に
お茶が出てくると
何とも和むのです。

若い頃に
邪険にして、
下手すると
手を付けなかった
お茶が、
21世紀になって
僕を癒やすのです。

『あぁ、落ち着く』
『美味しいなぁ』
と、しみじみします。

いつもお世話に
なっているコースは
栃木県益子町に
あります。
湯飲みは、
もちろん、益子焼です。

僕は、昔から
益子焼が好きで
家にもたくさん
あるのですけど、
湯飲みとか、
蕎麦猪口とか、
くちびるに当たる質感が
益子焼は良いんです。
飲むにしても、
食べるにしても、
くちびるが感じる
質感は大事です。

ちなみに、
これは全ての人への
サービスではなく、
裏メニュー的な
ものですので、
コースに行って
「おーい、お茶!」
とか騒ぐのは
やめてください。

先日、用事があって
早く帰京したい
愛妻が、食事が終わっても
席を立たない僕に
「もしかして、
お茶待ち?」
と聞いてきました。
もじもじしていると
お茶が出たので、
一気飲みしましたが、
それですら
嬉しい至福の時間でした。

お茶を味わいながら
その日のプレーを
思いだしたり、
ゴルフな気分に
浸るのが幸せだと
思えるのは、
年齢のせいなのかも
しれませんが……

お茶が
美味しく感じる大人に
なって、
コレがゴルフに
活かされるはずだと
期待を膨らませて、
満足しているのです。


コメント
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