ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

我慢の先にある喜び

2021年03月24日 08時55分00秒 | コース



前の組の知らない
人たちの会話。

「ティーだけは
緑が芽吹いて、
良い感じですね」

「高麗芝ですね」

「早くフェアウェイも
緑になると
良いですね」

ほのぼのとしますが、
ティーが緑なのは
雀の帷子です。
高麗芝どころか、
雑草として
多くのコースが
必死で駆除する
代表選手が
雀の帷子です。

ゴルフコースの
管理スタッフが見たら
画像だけでも
不愉快な気分に
なるかも、
と考えていました。

何も知らない
普通のゴルファーには、
緑であれば
雑草でも良いのです。
雀の帷子は強いので
パー3の
ティーグランドなら
面白いかも、
しれません。

ちなみに、画像の
ティーは
木に囲まれて
日照が足りないので
芝生が育たなくて
管理が大変そうです。
高麗芝、野芝、
ティフトン芝など
色々な芝生を
試しています。

緑の季節はこれからです。



バーチカルです。

垂直に芝生を
切っていく作業が、
バーチカルカッターで、
芝生を
活性化させる意味で
効果的だとされて、
高麗芝のフェアウェイの
芽吹く直前に行われる
メンテナンスです。

問題は、
ただでも薄くなった
芝生が更に薄くなり、
ライが悪くなることが
多くなることです。

我慢してこその
ゴルフです。
よりよくなるために
一時的に悪い状態に
なることに
文句をいっても
誰も得をしません。

ひたすら我慢。
悪いライだと、
基本に忠実になるから
自分のゴルフには
プラスになる、
と自分に言い聞かせます。

とにかく、
春ゴルフは
メンテナンスの季節でも
あるのです。
我慢を楽しんで、
より良くなったコースを
想像するのも
ゴルフの内です。


コメント
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