きょう、一時、1ドル150円を超したと、テレビで言っていた。今年の初めにミスター円の榊原英資が予言していた水準まできた。アベノミクスの弊害がここまで来た。
きょうの朝、テレビでワーキング・ホリデーでカナダやオーストラリアで高い働いていると、高い給料がもらえると報道していた。いい生活ができると言っていた。しかし、働いているところは寿司屋や日本料理店であった。円換算で、高いと言っているだけである。ワーキング・ホリデーは、一時的滞在で、本国に戻ることを前提にしている。
本当は、移民となると、その国の人が働く場所を奪うことになるかもしれない。よほどの能力が自分になければ、やっかみを受けることになる。移民は差別感情の中に投げ込まれる。まあ、寿司屋や日本料理店に働いていれば、差別というものを感じないで済むかもしれない。テレビでは、ワーキング・ホリデーの女の子が、たくさんのチップをもらったと喜んでいた。
それでも、私は海外で働くことは良いことだと思っている。異なる文化に接することで、発想が自由になると思う。差別を受けることで、人間のもっている愚かさがわかる。私は佐伯啓思と違って、グローバリゼーションは良いことで、それによって人は賢くなると思っている。国家というものが自分の敵だと気づく。私たちが、テレビや新聞を通じて、日常的に、洗脳の攻撃を受けていると気づく。
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