ひかり添へ
なほにほひたる
蘭のはな 悠山人
○俳句写真、詠む。
○黒の仕切り板に白蘭が映え、蘭花に冬の柔らかい光がかかる。「にほひ」は、「嗅覚」「雰囲気・気配」を掛ける。花は Rhyncholaeliocattleya_WarmColor<BigFoot>。
□俳写617 ひかりそへ なほにほひたる らんのはな
【写真】蘭展6。背景の中途半端な黒色を、PCで濃くした。
○俳句写真、詠む。
○黒の仕切り板に白蘭が映え、蘭花に冬の柔らかい光がかかる。「にほひ」は、「嗅覚」「雰囲気・気配」を掛ける。花は Rhyncholaeliocattleya_WarmColor<BigFoot>。
□俳写617 ひかりそへ なほにほひたる らんのはな
【写真】蘭展6。背景の中途半端な黒色を、PCで濃くした。
○俳句写真、詠む。
○パフィオ類の照り輝きは特別である。花は Paphiopedilum_cocoa-cherry。
□俳写616 はなるれど てりかがやける はなもあり
【写真】蘭展5。
電網検索世界で、米中関係が急に緊迫し始めた。少し調べたら、もっともらしいデマも闊歩していた。そんななか、わき道で思いがけない発見もあった。日本の歌曲、「荒城の月」が中国で広く愛されているのである。中国名は「荒城之月」huangchengzhiyue 1214。
(1)演奏 「素晴らしい合奏(绝世双骄)」という序詞つきの、筝と尺八との合奏。MP3の予想外の好録音だ。歌詞はフラッシュ・プレーヤなので、そのままコピー出来なかったが、下へ載せる。(訳詞者は不明)
www.yy8844.cn/mp3/cscv/nemcw.shtml
荒城之月
荒凉的城池
千年的战局
听秋云在低泣
参商映夜雨
孤月垂天西
血染青纱衣
高墙下我和你
瓮城中两相立
进难攻退无地
相逢又何必
忆那年晓风残梦里
谁人来去
你曾答应我今生
不再分离
伴我轻声吟唱一曲
长相忆
草色烟光残照脉脉凭栏意
半江春水绿
你曾许诺过我来世
不逃避
我曾亲吻过你眉梢
一痕旖旎
夕暮苍茫琵琶低语 西风起
白骨拥荆棘
葬江南黄沙里
繁花开尽时
是谁在等你
白衣独行踽踽
金樽夜生辉
葡萄斟红玉
长醉谁共与
潇潇雨一声笛
溪边驿人悄语
兰烬落画屏熄
蕉影泪暗滴
看今宵酒醒珠帘里
哪个相依
我曾牵绊你目光
万种逶迤
执手轻舟一篙风荷
并肩不羁
展眼拂晓日色初霁露初晞
梦枕君袖裾
我曾化身成你唯一
心动证据
你曾温暖过我双唇
的颤栗
一别经年企期再遇 多少惊疑
都成旧谜题
Thanks to 音乐巴士 - YY8844.cn。
(2)歌唱 人気の「青燕子演唱组」qīngyànzi yănchàngzŭがピアノに合わせて、嫋嫋と歌いあげる。四分符に付点をつけたりする編曲(不詳)などもあるが、良き日本をこんなところで聴こうとは・・・。(彼女たちは、犬童球渓の「旅愁」も広めてくれた。) 以下の詞を歌っている。
www.kuwo.cn/yinyue/268413/(No,18「荒城之月」の「试听」[イヤフォンマーク]を押す)
荒城之月 房・訳詞
春夜楼台花宴开,楼台花宴开,
金樽高举月影来,月影来,
清辉透射古松林,透射古松林,
此情此景今何在?今何在?
秋霜骤降寒营塞,骤降寒营塞,
鸿雁悲鸣飞天外,飞天外,
铁马金戈鏖战日,金戈鏖战日,
此情此景今何在?今何在?
荒城今宵月又圆,今宵月又圆,
月色依旧情已非,情已非,
唯有桂树立断墙,桂树立断墙,
唯有松风常相随,常相随。
Thans to 51t.com。
○俳句写真、詠む。
○花があれば、厳しい冬も凌げるというもの。花は Cattleya_warneri。
□俳写615 はなありて ふゆのいのちの たのしけれ
【写真】蘭展3。
○俳句写真、詠む。
○会場へ入ると、混じり合った強い香り。嗅覚が命の調香師は、こういう時はどうするのかな、などと余計な心配までする。花は Cattleya_chocolate-drop。
□俳写614 まみえたり こころにねつの あらばこそ
【写真】蘭展1。近くの洋蘭展で、先日。
2010-0118-yts888
空はれて心も晴れて待ちつるは
ちひさやかなるけふのひと日よ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○橋上から清流を眺めたあと、遥か南に富士山を望む。水も空気も空も、透き通る清らかさ。きょう一日の小さな幸せを喜ぶ。
□短写888 そらはれて こころもはれて まちつるは
ちひさやかなる けふのひとひよ
【写真】先日の「清流」に同じ。
【memo-「ヴァ」「ブ」】きょうの朝日新聞「短歌時評」での表記に、「ヴァース」が一回、「ウエーブ」が二回出て来た。それも四行以内に続けてである。「V」音の日本語への移し換えについては、私自身も毎回悩んでいるだけに、この事態は不思議な感じがした。