野へ山へ

2004年~

△甲斐駒ケ岳・△仙丈ヶ岳 

2015年10月12日 | 山行記

南アルプスの△甲斐駒ケ岳2,967m・△仙丈ヶ岳3,033mへ登りました。

10/10(土) 甲斐駒ケ岳アタック


黄葉の中に紅葉 中腹はすでに秋が始まっていました。


仙水峠 2,264m


仙水峠から西南の方角を見ると、鳳凰のオベリスクが「ツン」とランドマーク


△摩利支天(まりしてん)も見えてきます。


△駒津峰 2,740m


坊主中尾根と△鋸岳(のこぎりだけ)もジオラマの様にくっきり



△甲斐駒の雄姿に圧倒されながらもズンズンと向かいます。




駒ヶ岳神社奥社

 
△ 甲斐駒ケ岳 2,967m 登頂
△一等三角点
点名:甲駒ヶ岳(かいこまがたけ)
標高:2965.50m
周囲:山頂
方角:南
☆過去に来た甲斐駒ピークは、全てガスか風雨でした。
今回初めて360度の大展望を得ることが出来て、
とても嬉しかったです。
南ア南部、鳳凰、北アは穂高、槍ヶ岳、八ヶ岳連峰、大きな富士も眺望。


△鳳凰三山と△富士


△仙丈ヶ岳

ハイマツのルートから下山


△双児山 2,649m

**********************

<テントにて>

昼食兼、夕食はグラタンとパンとチーズとみかん他。
3時以降はどんどん冷えてきて、テントの中でコンロを点けて暖を採ります。


今回、コップを忘れたので工夫してコーヒーを入れました。
角型コッヘルは、角(かど)にこういうタイプのドリップコーヒーが乗るから便利。

10月11日(日) △仙丈ヶ岳へアタック


△小仙丈ヶ岳 2,855m
このあたりから吹雪いて来ました。


雷鳥



 


△仙丈ヶ岳 3,032.6m登頂
△二等三角点
点名:前岳
標高:3,032.88m
方角:?(手がかじかんでコンパス出せず)
☆時折、突風の吹く頂上で、雹(ひょう)?混じりの雪がバチバチ顔に当たり・・・
今年一番の冬山の洗礼を受けた感。タッチ&ゴーですぐに下山。




昨日、△甲斐駒から見た△仙丈とは一変。まさに「△仙丈ヶ岳=雪の女王」になりました。

森林限界あたりでやっと風も穏やかに。


5合目あたりで風雨がぱたっと止みました。


濡れた紅葉、黄葉もしっとりして、それはそれで良いです。


下りて来たら、テントがぐっと少なくなっていました。
朝の悪天に見極めを付けて、大半の人が始発のバスで帰ったようです。


昨夕6時~今朝4時までぐっすり就寝出来ました。
老テントに感謝。




広河原ー北沢峠を往復している 南アルプス市営バス
白根三山やキタダケソウが描いてある、きれいなバスでした。

2015. 10/10(土)~10/11(日)
 △甲斐駒ケ岳 ・ △仙丈ヶ岳 (定着・往復)

行程:10/9(金) ウィラーバスターミナル大阪梅田20:10発=(甲府経由 新宿行き)
      10/10(土)=甲府駅4:00着/4:35発=(山梨交通バス)=広河原6:30着/6:50発=(南アルプス市営バス)=北沢峠7:15
            往路)北沢峠―北沢駒仙小屋(幕地にてテント設営)―仙水峠―駒津峰―△甲斐駒ケ岳
            復路)△甲斐駒ケ岳―△双児山―長衛荘―北沢駒仙小屋(幕地)
    10/11(日) 登山は往復) 北沢駒仙小屋(幕地)―北沢峠―滝ノ頭―△小仙丈ヶ岳ー△仙丈ヶ岳
             北沢峠=(南アルプス市営バス)=広河原=(乗り合タクシー)=JR甲府
            =(特急ふじかわ)=JR静岡=(ひかり・のぞみ)=JR新大阪
地図:昭文社 山と高原地図 「北岳・甲斐駒」

☆先月、オベリスクから眺望した甲斐駒ケ岳と仙丈が忘れられず、
この連休を利用して登りに行きました。
11日、朝起きるとザーザー降りの雨には閉口でしたが、登ってみたら
途中から吹雪いてきて仙丈が初冠雪。
“初物(はつもの)”を食べたみたいで、ちょっとうきうきしました。
里はまだ秋たけなわ、でも山はすでに冬へ向かっているのですね。

コメント