場末の雑文置き場

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第69回全日本体操競技選手権大会の感想

2015年04月29日 | スポーツ

最終日だけ観に行った。試合開始の30分くらい前に行ったら、代々木体育館前に長蛇の説ができていた。いつもすんなり入れるから油断してたよ。

いつももっとガラガラだよね? いつの間に体操がこんな超人気スポーツになったの?
前に同じ場所で開催されていた団体選手権から半年足らずの間に何があったんだろう。全く心当りがないんだが。GWだから? 男女同時開催だから?
人多すぎで二階席に座れなかったのが少し残念だった。体操を見に来る人がこんなにいるのは嬉しいけど!

会場に入ってから真っ先に目に入ったのが、KONAMIのキャプテンだった小林研也選手の引退セレモニー。
小林選手、好きだったな。30代で頑張っている貴重な選手だったし。引退するの寂しい。
体操って本当に選手寿命短いよね。野球だったらまだまだやれる年齢なのに。
KONAMIのコーチになるらしいから、これからも姿を目にする機会はちょくちょくあるよね。順天堂のコーチやってる冨田さんみたいに。
演技と全く関係ないけど、小林選手は加藤選手に劣らないレベルのイケメンだと私は思ってる。髪型がストイックすぎるからそれがあまり目立たないけど。

この日は男子も女子も一斉に演技していたので、目が忙しかった。15.650点を出した早坂選手の床とか、16.050点を出した神本選手の平行棒も見逃してしまった。
この方式だと、会場中の注目を一身に集める選手と、ほとんど見られていない選手の差が顕著に出るよね。残酷なくらいに。第1班と白井選手以外だと、演技後に拍手を送っても「あれ? 拍手してるの私だけ?」状態のときが何度かあった。
そういう意味だと種目別やトランポリンなんかは、一度に一人または二人ずつしか演技しないからすっきりしててわかりやすいね。

白井健三選手の演技は、吊り輪以外は全部見た。床・跳馬以外の演技をしているところを初めて見たので新鮮だった。
圧巻だった植松選手、田中佑典選手の鉄棒もバッチリ見られた。亀山選手の鞍馬も。
亀山選手が鞍馬以外の演技をしているところを見てみたかったんだけど、決勝の日は鞍馬しか演技しなかったね。本当に「スペシャリスト」なんだね。でもそういう一点豪華主義みないなの、私は好きだよ。
亀山選手、いいキャラしてるね。イケメンの無駄遣いすぎるアフロヘアとか。仮面ライダーアマゾンになりたくて体操を始めたとか。同じく鞍馬が得意な長谷川選手もキャラ濃いよね、亀山選手以上に。

最終結果は、ほぼ100%の人が予想していたとおり内村選手が余裕の8連覇。やっぱり内村様はさすがです。すごすぎて憎たらしくなってくるくらい。
最終日はちょっと難度を落とした構成だったみたい。リーシャオペン見たかったな。

2位は田中佑典選手。内村様の優勝は当然のこととして、田中選手すごいね。もうベテランなのに、若い頃より進化しているのでは?
そして3、4、5、6位が順天堂大学(6位はKONAMIの山室選手と同率)。順天堂大すごいな。ちょっと前は日体大のほうが強かった気がするんだけど。

女子の優勝は寺本選手。初優勝だったんだね。ちょっと意外だった。
それにしても寺本選手ちっちゃいな。あの小柄な内村選手と頭一つ分の身長差があったし、表彰台の一番上に立っても、二位の内山選手よりずっと小さかった。

余談だけど、代々木体育館ってアイススケートリンクとしても使われているんだね。
テレビでフィギュアスケートの大会の宣伝してて、会場が「代々木体育館」って言ってたから「アレッ?」と思った。しかも日程は体操全日本選手権の一週間前。
つい、その確認も兼ねて、テレビでやってたスケートの試合見ちゃったよ。確かにあの代々木体育館だった。いつもは普通の体育館なのに、あんなふうに変わるんだ。代々木体育館の汎用性にビックリ。
ここにリンク設営の手順が載ってたけど、こんなに手間かけて改造してるんだね。防水用シートだの断熱材だのを何層にも重ねて、フェンスまで組み立てて。これは大変そう。
スケートも体操も好きで、二週連続で来てたりする人もいたのかな?


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