場末の雑文置き場

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ロリコン大国ニッポン

2017年04月10日 | ジェンダー・家族等

最近、女子高校生と警察官だの女子高校生と教師だの、未成年女子と成人男性との恋愛物映画が妙に多い。
こういうのを批判すると、偏見を抱く心の狭い人みたいに言われたりしてゲンナリする。大人と子供の力関係を考えろよ。まして教師と生徒だったりしたら、なおさら未成年側の立場は弱くなるんだよ。

「狩野はダメでこっちはOKなのはイケメンだからだよな」みたいなことを言う人もよく見る。「ただしイケメンに限る」って容姿差別問題にすり替えようとしてるのが腹立つ。
どっちもだめに決まってんだろうがボケが。違うから。顔なんて一切関係ないから。誰がやろうが犯罪は犯罪だ。ロリコン映画も、狩野英孝も、ついでに高橋ジョージもみんなまとめてくたばれ。

あの手の映画に喜んでいるような層は、大体狩野のことも非難していないと思う。狩野のことだけ非難しているのがいるとすれば、敢えて言えば映画はファンタジーだからじゃないかな。
一般人じゃなくてメディアが非難していないことだったら、それは金になるからだよね。狩野を擁護したところで一銭の得にもならんが映画にはスポンサーが付いてるから。

今やってるロリコン映画、どっちも原作は少女漫画だし、少女漫画とか乙女ゲーって教師と生徒の恋愛を扱ったものが結構多いんだよね。ほぼ必ず男側が年上で。しかも教師キャラって人気あるらしい。

ちょっと話は逸れるけど、倫理上の問題を完全に置いておいたとしても、ああいう話にときめく女性の気持ちってさっぱりわからないんだよな。そもそも年上に惹かれる気持ちがわからない。
私が高校生の頃なんて、20歳以上はおっさんにしか見えなかった。自分が早生まれで童顔だった(過去形)せいもあって同級生ですら半分はおっさんに見えたし、小柄で中性的で可愛い感じの子以外受け付けなかった。そういうタイプも大人になったらだんだんいなくなって、数年でみんなきったないおっさんになってしまうんだと思うと軽い絶望感があった。

それはそれで行き過ぎだよな。自分がおかしかったという自覚はある。

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