むにゅむにゅむにゅ・・

いろんな交流を目指してブログ挑戦中です。発信もいっぱいしたい。コメントもいっぱい“た・の・ん・ま・す”

『そだねー・親近感』

2018年02月26日 | 北海道の方言
ここ何日か平昌オリンピックで耳にした言葉だ。女子のカーリング。銅メダルを掛けてイギリスと競い合った場面は記憶に新しいことと思う

チームワークが大切な競技だ。次の戦略をみんなで協議して納得したら相槌を「そだねー」と
テレビでも大きな声が聞こえてくるし北海道の人間なら親近感があり、近所で試合をしてるようだわ
それにしてもよくがんばって銅メダルを。おめでとう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小樽都通り・・おもしろ小樽弁

2014年04月29日 | 北海道の方言
[都通り商店街]

2週間ほど前に集まりがあり小樽へ行って来た。JR小樽駅から会場へぶらぶらと歩いて
駅からすぐのところにアーケードの架かった都通り商店街がある

小樽はは榎本武揚に縁がある(他のブログから引用)
幕末から明治にかけて榎本武揚は小樽の発展に寄与した。旧幕府軍として戊辰戦争で破れ北海道(当時の蝦夷)に新天地を求め函館で蝦夷共和国を樹立し、選挙により総裁となった。

だが、旧幕府艦隊の旗艦「開陽丸」を江差の座礁で沈没して失い、戦費の枯渇、新政府軍の弁天台場砲台の攻撃、箱館湾海戦の全艦喪失で戦いは追い詰められた。明治2年(1869)敵将黒田清隆の説得により五稜郭を開城・捕虜となる。

黒田は彼の人柄と博識を惜しんで助命に尽力、明治5年(1872)榎本は釈放され、北海道開拓使に任官し北海道開拓に尽力する。

明治5年(1872)小樽の稲穂町の土地の払い下げを受け、同僚の北垣国道とともに管理会社「北辰社」を設立する。この一帯は町外れの沼地で、山側の丘はアイヌ民族の神聖な場所であった。数多くの神へ供物「イナウ」が立ち並び、これが「稲穂」の語源と言われている。

北垣国道の雅号が「静屋(せいおく)」でこの都通りの一本国道(5号線)よりは静屋(しずや)通りという

そんな訳で榎本武揚がこの商店街に今も登場している

カイゼル髭の榎本のイラストがコミカルに描かれ、小樽弁を使っている。おもしろ小樽弁だ。アーケードの柱にそれぞれ“小樽弁”が掲示されている。いくつか紹介しよう

[コワイ]

「コワイ」は疲れると言う意味です。「怖い」・「恐ろしい」と言う意味ではありません。「きょうの仕事はコワカッタワ」・「山に登ったむけどコワカッタワ」って使います

[シャッコイ]

「シャッコイ」は食べたり・触ったものが冷たいと言う意味です。人の心が冷たいと言う意味ではありません

[ジョッピン]

「ジョッピン」は鍵のことです。錠前のことです。アクセントの強い言葉です。「おまえ、家のジョッピンかって来たか?」と使います

[イッチョウマエ]

「イッチョウマエ」とは一人前と言う意味です。悪い意味でもいい意味でも使います。「おまえイッチョウマエになったな!!(褒める)」・「半人前のくせにイッチョウマエの口利いて!(けなす)」・・のように使います

[オバンデシタ]

「オバンデシタ」とはこんばんわと言う挨拶です。こんな声を掛けられたら心温まりますね。「オバンデス」とも言いいます

[メンコイ]

「メンコイ」は可愛いという意味です。小さいと言う意味にも通じますよ

[ゴンボホル]

「ゴンボホル」はだだをこねると言う意味です。だだっこに通じます

[ユルクナカッタ]

「ユルクナカッタ」は容易でなかった。難しかった。苦労したという意味です。「あの時の仕事はユククナカッタ・・・」と言うように使います

[メッパ]

「メッパ」とは目のものもらいのこと。目のオデキだね。予防・医療技術が進みメッパに罹る人がほとんどなくなりこの方言も死語になりつつあるかも知れません

[ジャンボ長靴!!]

都通りの出口にあるジャンボ長靴だ。靴屋さんのトレードマークになっている
隣を歩く人と比べると

小樽弁、北海道方言だが目をつぶってこんな言葉が聞こえてきたら“フムフム”と納得して・・・温かい言葉だよ。イントネーションを聞かせられないのは残念だけど

小樽弁、北海道方言って「なまらいいべさ」って
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はんかくさい

2011年06月13日 | 北海道の方言

こんな光景は今あまり見ないかもしれないが、まあこんなマナーの悪さを例えにした。(マナーを守っている愛煙家の皆さんにはちょっと・・・失礼)

いるべサこんな人達が。人前でプカプカ、吸殻は足元にポイ捨てで靴底で揉み消して

あるおじさんが、「おまえらだったら人前で格好ばかりつけて、なんぼ言ってもわかんないもんな・・はんかくさいんでないの・・・」、これ以上の馬鹿いないって・・言いようのない言葉だわ

「はんかくさい」って“はア・ん・かア・くウ・さア・い”と読む。母音のアが3つ出てくるのでインパクトのあるアクセントになる

これで「はんかくさい」って方言は北海道弁の中の北海道弁になる訳だ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「なまら超辛」

2010年10月14日 | 北海道の方言
日本酒の名前です

「北海道の方言」に最近こだわりがあって出会った酒の名前で「なまら超辛」という酒を見つけた

勿論「なまら」とは①すごく②とても③非常にという意味合いだ

通訳すると「とても辛い酒」ということになる

なまらいい響きの酒の名前だと思う

北海道の方言そのものの酒の名だ

札幌唯一の酒蔵「丹頂蔵」で造られる酒の中で、最も辛口のお酒で「超辛口」でありながら、しゃきしゃきって切れ味いい酒です

酒度+15度と書いてある。日本酒には甘口、辛口などがあり、ひとつの目安として酒度という尺度がある。ラベルや裏書についている+とか書いてある“あれ”のことだ。 だいたい標準が 0~+2ぐらい。 それ以上+が大きくなれば辛口。-が増えると甘口です。

これって、どうやって測定しているのかというと、水温4度の水と比較(比重)して糖度がふえると、お酒は重くなり、少ないと軽くなると

甘口-16~辛口は+25ぐらいまであるんだと。冷蔵庫で“なまら”冷やすとどんな酒も辛口に感じるように変化するんだって

方言“なまら”の話が“なまら”日本酒の話題になっちゃって・・・

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かてる・かでる・かぜる

2010年10月07日 | 北海道の方言
北海道の方言だ。富良野(北海道の“へそ”の町)在住の西本伸顕さんが出版した「笑説これが北海道弁だべさ」による

言葉を懐かしみながらこの「むにゅむにゅむにゅ・・」の感想も時々入れて・・

今回は「かてる・かでる・かぜる」がテーマだ

昔、みんなで鬼ごっこや缶蹴りをしている時、「俺もかててや」・「嫌だよ、かててやらな~い」・「かててくれないよ~」・・・って使う

子供達の間で遊ぶ時によく使った言葉だ。仲間に加える・加えないという意味合いを持っている

「かててやらかい」は仲間外れにする。子供の世界ですよ・・・・

津軽弁や下北弁などにも「かでる」という言葉があり、下北弁では「おかずなどと一緒に食べる」、津軽弁では「世話をする、面倒をみる」という意味で使われるとのこと

北海道弁にもただ単に「仲間に入れる」だけでなく、津軽弁や下北弁のように「面倒をみる」という意味があったのかも知れない。この「むにゅむにゅむにゅ・・」の生まれた日高地方では「かててやる」「かててやらない」と使っていた。小樽では「かぜる」「かぜない」と広い北海道では微妙に言葉も違うようだ

「かてる・かでる・かぜる」はあくまでも子供の言葉。いい大人が使うと品性が疑われるかも・・

ちなみに札幌市にある多目的ホール「かでる2・7ホール」の“かでる”は「かてる・かでる・かぜる」による命名だと

今まで知らなかった


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「なまらあずましい」・・・

2010年09月16日 | 北海道の方言
一昨日25年も前の職場で一緒だったS君から電話があり、「16日の夜体空いてるべべか?空いてたら札幌駅の地下で飲むべや」と

いつも会うS君だが高齢の犬や猫を飼っていた(犬は亡くなった)ので介護当番とかでなかなかゆっくり会えなかった

今夜は久々にゆっくりした。「なまらあずましい時間だったわ・・」って北海道の言葉で最上級の“ゆったり”言葉で

①なまら=すっごく・最上級
②あずましい=心地良い・ゆったり・居心地がいい・具合がいい・快適・吾妻しい(妻といる時が一番→これはいかがなものか(笑))
北海道の方言で「あずましい」は一番だべサ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑説「これが北海道弁だべさ」を買った!

2010年09月13日 | 北海道の方言
[西本伸顕さん(富良野市在住)が書いた笑説だ!]

きょう帰社途中、買い求めた本だ(北海道新聞社)

先週の新聞で紹介されていて欲しかった本だ。記事を読むと思わず噴き出してしまう

北海道は開拓期に全国から移り住んだ人の言葉が入り混じり一体化・平準化したので他地域に比べ「自分達の言葉は標準語」と思い込む傾向が強い

そんな中にも「北海道の方言はなまらあるんだわ」と富良野市在住の西本伸顕さんがまとめた本だ

“笑説”というのがいいんでないかい。洒落っ気たっぷりで

今度、少しずつ紹介するわ

「やっぱり家に帰って一杯飲みながらファイターズ応援するのがなまらあずましいんでないかい」・・・とか。理解出来ますか
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする