アイヌ長老からのメッセージ
わしは、
この
80歳の年寄りになって、
このアイヌに生まれて
差別されながら死んでいくと思ったら、
本当に
空に向いてうわーっっと
叫びたいくらいの
気持ちで
一杯です。
くやしくて
情けない想いをして
歯を食いしばって
暮らしてきたんだ!!
「どうしてアイヌという人間がいるんですか?」
って言われてきた。
差別。差別がどれほど人を傷つけるか。
アイヌは今でも何もいえないで、
まるでゴミのように
扱われて暮らせば、
それでよいのか!
この日本の国の政府が一番良くない。
日本政府が
アイヌを先住民族として認めてくれるのならば、
すべては変わる。
これからの若い人たちも
アイヌはアイヌなんだから、
和人になったつもりしないで、
アイヌはアイヌのやり方で頑張って欲しい。
この日本にちゃんと、
アイヌという先住民族がいるんだという事を
認めて欲しい。
「今年6月6日アイヌ民族を先住民族として認めよ」
ということを全会一致で決議されました。)
決議されたというだけで、
法整備などはまだ未定です。
2008・Indigenous Peoples Summit in Ainu Mosir
資料集より
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