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誇りあるアイディンティティに杭打たれ。(ainu)

2008年07月16日 | 川柳

        誇りあるアイディンティティに杭打たれ


        二風谷で出逢ったアイヌの方々の誇り。

         私たち日本人の誇りって何でしょう?

      沢山ありすぎて見失っているのかも知れない現代。



         自然と一体であろうする強い魂が


    祖先から脈々と受け継がれていることにとても敬服しました。


         誇りあるアイディンティティをとり戻すことが


        私たち日本人のこれからの課題ではないかしら?


       そんなことを痛切に感じさせてくれた、彼らです。


   記事抜粋より

今、アイヌ民族の若者たちを中心に、これまでのアイヌ文化をアレンジし新たな表現を創造しようという動きが活発になっている。

彼らに共通するのは「このままではいけない」という危機感。

伝統のアイヌ文化の後継者は高齢化が著しい。

だが伝統を守るだけでは、自分たちの世代に響かない。伝統と自分たちの表現の狭間で迷いながら、彼らは自分たちのやり方でアイヌとしてのアイデンティティーを模索し、アイヌとして生きていこうとしている。

同世代の若い日本人に、ダンスや音楽を通じてアイヌ文化を知ってもらいたいと活動するのは、酒井厚司(27)さん・美直さん(24)兄妹を中心に、首都圏に住むアイヌの若者たちが作ったパフォーマンスグループ、AINU REBELS(アイヌ・レブルス)。

伝統の踊りをヒップホップの音楽にのせて踊りながら、アイヌの精神や文化を伝えるステージを作り演じている。11月には初めて埼玉の高校生の前で演じた。彼らのメッセージは届いたのか。


アイヌの聖地をエコツアーでめぐり、文化と雇用を結びつける取り組みを始めた、結城幸司さん(43)。

幸司さんの父は、差別や偏見を告発しアイヌ民族の権利獲得のために先頭に立って運動した著名な活動家だった。

幸司さんは父とは別のやり方で、自分たちのアイデンティティーをどのように表現できるか模索している。

アイヌ文化振興法が制定されて10年、アイヌを好意的にとらえる見方は広がりつつある。

しかしアイヌの人たちが、誇りを持って自らのアイデンティティーを形成していくことができる社会には、まだなっていない。

そうした中、アイヌであることを宣言し、アイヌとして生きる彼らは、どのような葛藤を抱え、どのような未来を夢見ているのだろうか。彼らの今を見つめる。


              WEBサイトより抜粋


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