ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の実と種(26)

2023-09-22 17:23:30 | 水戸

キリ(元吉田)
 キリ科。秋になって、実が裂けると、大量のヒレの付いた種が出てくるようです。乾燥した実の皮は、翌年の実がなる頃にも残るようです。キリは、「切り」だそうで、植えてから2-3年で根元から切って、そこからのびる幹を材にしてタンスなどを作ったことによるそうです。(撮影 R4/6/5)

 

カルミア(百樹園 元吉田町2618-1)
 ツツジ科。北アメリカ原産だそうです。実は熟すると裂けて、たくさんの小さな種が出てくるそうです。葉は有毒で、とくに羊が中毒しやすいそうです。(撮影 R5/8/20)

 

トチノキ(元石川市民運動場 元石川町1687)
 ムクロジ科。熟すると割れて、栗のような実が出てくるそうです。栗とは違って、実はアクが多くて取り除かないと食べられないようです。さらした粉からは、餅や麺ができるそうです。マロニエは仲間のようですが、トチノキと違って実にはトゲがあるそうです。(撮影 R5/9/9)

 

サンザシ(水戸市植物公園薬草園 小吹町504)
 バラ科。江戸時代に中国から今の小石川植物園にもたらされた植物だそうです。干した実は、山査子(さんざし)という、健胃整腸などの薬効のある生薬として用いられるそうです。(撮影 R1/ 9/14)

 

サンショウ(百樹園 元吉田町2618-1)
 ミカン科。山椒は漢名の日本語読みのようです。青い実のうちに実山椒としたり、熟した種をのぞいた赤い果皮を粉末にして粉山椒にしたりするそうです。(撮影 R1/9/21)

水戸の実と種(25)

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