ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の旧暦9月に行われる年中行事

2023-09-16 23:42:19 | 水戸

9月3日 三日月豆腐
 子供が丈夫に育つように、豆腐を盆にのせて井戸の蓋の上に置き、三日月様に供えたそうです(柳河)。また、三日月に豆腐を供えると頭の痛い人は治ると言われたそうです(犬塚)。豆腐だけでなく、夜は小豆がゆを食べる所もあったそうです(赤尾関)。

 

9月9日 ミックニチ
 9日、19日、29日をミックニチといって「苦をなくす、中風にならない」といって茄子を食べたそうです(柳河)。9日をお祭はじめの九日、19日を中の九日、29日をスエノクニヂともいったそうです(内原)。

 

9月13日 十三夜祭
 ススキ3本、ぼた餅(団子)を供えて月見をしたそうです(上大野)。十五夜の月を見て十三夜の月を見ないのは片見月といって嫌われたそうです(柳河)。また、十五夜が晴天であれば大麦は豊作、十三夜が晴であれば小麦が豊作ともいわれたそうです(柳河)。

 

9月18日 お十八夜
 餅をついて、嫁または聟(むこ)の実家の両親に感謝を表すために、持って行ったそうです(上大野)。

水戸の旧暦6月に行われる年中行事
水戸のお盆行事

 

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水戸の野草(23)

2023-09-16 09:36:59 | 水戸

ムラサキサギゴケ(偕楽園公園 月池近く)
 ハエドクソウ科。見たところ、あまりサギにもコケにもみえませんが、花の形をサギと見て、はえ広がる様子をコケと見たようです。シロバナサギゴケもあるようです。(撮影 R4/4/8)

             

トゲミノキツネノボタン(千波公園四季の原)
 キンポウゲ科。グランドカバーのような草で、公園の地面一帯を花が黄色に染めていました。実にトゲがあるのでついた名前のようです。(撮影 R5/4/9)

 

キツネアザミ(偕楽園公園)
 キク科。キツネというのは、アザミに似ていてアザミではないからだそうです。牧野富太郎による名前のようです。古い時代に朝鮮か中国から入ってきた植物のようです。(撮影 R5/5/10)

 

ミズタマソウ(常照寺池近く)
 アカバナ科。実が水玉のように見えるからついた名前だそうです。いわゆるひっつき虫のようですが、多年性の草だそうです。(撮影 R4/8/19)          

 

キンミズヒキ(旧笠原不動近く 千波町)
 バラ科。ミズヒキという名前がついていますが、タデ科のミズヒキとはだいぶ違う感じの植物です。実はひっつき虫だそうで、一つの実に一つだけ種が入った独特なかたちをしているそうです。(撮影 R3/9/5)            

水戸の野草(22)

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