9月3日 三日月豆腐
子供が丈夫に育つように、豆腐を盆にのせて井戸の蓋の上に置き、三日月様に供えたそうです(柳河)。また、三日月に豆腐を供えると頭の痛い人は治ると言われたそうです(犬塚)。豆腐だけでなく、夜は小豆がゆを食べる所もあったそうです(赤尾関)。
9月9日 ミックニチ
9日、19日、29日をミックニチといって「苦をなくす、中風にならない」といって茄子を食べたそうです(柳河)。9日をお祭はじめの九日、19日を中の九日、29日をスエノクニヂともいったそうです(内原)。
9月13日 十三夜祭
ススキ3本、ぼた餅(団子)を供えて月見をしたそうです(上大野)。十五夜の月を見て十三夜の月を見ないのは片見月といって嫌われたそうです(柳河)。また、十五夜が晴天であれば大麦は豊作、十三夜が晴であれば小麦が豊作ともいわれたそうです(柳河)。
9月18日 お十八夜
餅をついて、嫁または聟(むこ)の実家の両親に感謝を表すために、持って行ったそうです(上大野)。