ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の屋外彫刻(8)

2023-12-08 21:30:43 | 水戸

加倉井砂山(森林公園 木葉下町588-1)
 森林公園の自然環境活用センター前広場にある加倉井砂山像です。砂山は、幕末の死去する安政2年(1855)までの約30年間にわたって日新塾という私塾を父から引き継いで運営し、北関東最大級の規模で教育をおこなったそうです。川崎八右衛門藤田小四郎、斉藤監物(けんもつ)等の門弟がいたそうです。作者は小林晟で、解説を安藤桜水が書いているようです。

 

武石浩玻(たけいしこうは 水戸第一高校 三の丸3-10-1)
 水戸第一高校出身で、渡米して「飛行機全書」を執筆したり、飛行機技術を習得して帰国したそうです。大正5年大阪朝日新聞社主催の都市連絡飛行を契約し、民間パイロットとして日本初の飛行をしたそうですが、その際に墜落して死亡したそうです。像の作者は久野勤のようですが、東日本大震災で崩壊し、その後全面修復したそうです。

 

獅子(ENEOS Dr.Drive水戸SS 大工町2-2-1)
 蔡国強が平成6年に水戸で行われた展覧会で、風水プロジェクトとして風水の観点から、龍脈を特定して水戸の運気を高めるためにつくった獅子像だそうです。2体あり、もう1つは三の丸3(36°22'26.7"N 140°29'00.3"Eあたり)にあります。

 

校訓碑(緑岡高校 笠原町1284)
 緑岡高校の校訓が刻まれた碑の上にある青年像です。昭和35年度卒業生が寄贈し、後藤修が制作した像のようです。校訓碑には「誠実 進取 協和」とあります。

 

飛翔(緑岡高校 笠原町1284)
 緑岡高校の中庭にある飛翔という、学校ではあまり見ることのない抽象彫刻です。昭和56年度卒業生が寄贈したもので、制作は松本安良、題字は花島司郎のようです。

水戸の屋外彫刻(7)


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