ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のシャチホコ(1)

2020-08-08 20:25:02 | 水戸

 中国宋代に現れて、室町時代に日本に伝わったという、頭は龍、体は魚、背中にとげがあるという想像上の動物で、火災除けとして屋根てっぺんの両側につけられたそうです。日本の城郭では織田信長が安土城にはじめて使用したそうです。漢字では魚へんに虎と書きます。ときどき水戸でも見ることがあります。

 

大手門(三の丸2-9)
 復元工事のときに見たシャチホコです。もちろん今も屋根に乗っていますが、門が大きいのでよく見ないと気がつきません。

 

水戸市埋蔵文化財センター(塩崎町1064-1)
 あまりよく分かりませんが、水戸城から出たシャチの瓦だそうです。写真左下に見えるのは牙なのでしょうか。

 

酒門町
 大六天の近くで見ました。カラスとの取り合わせもよいようです。

 

加倉井町
 見ていると、建設業の人は自宅にこれをつけるのが好きなようです。金のシャチホコです。

 

水戸市植物公園(小吹町504)
 サボテンの金鯱(キンシャチ)です。屋根のシャチホコとは雰囲気が違うようですが、この名前は、中国名「金琥」からきているようです。現在、水戸市植物公園の温室は工事中で、キンシャチは見られません。


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