ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸で仰望(ぎょうぼう)(2)

2024-01-16 21:23:26 | 水戸

 仰望は見上げることで、俯瞰(ふかん)の反対語のようです。以下は印象的だった仰望のいくつかです。

 

水戸城二の丸塀(三の丸2-6)
 ずーっと白壁が頭上に続いています。塀はまだ写真右の方へ伸びていって、角櫓(すみやぐら)に達し、折れまがってさらに続いています。左隅に黒く見えるのは大手門です。

 

鹿島神社(飯島町734)
 スギはすらりと伸びて空を目指す、仰望する楽しみが多い樹木のように思われます。でもその美しさは、多分手入れがあってのものなのでしょう。写真は鹿島神社境内にある市の指定樹木で、樹齢は300年だそうです。

 

水戸市民会館(泉町1-7-1)
 燃え止まり層という、石膏やモルタル部分をはさんで、木材を貼り合わせてつくっただそうですが、見方によっては、茂った森のようにも見えます。4階建ての建物ですが、なんとなくもっと高く感じられます。

 

ラ・フォーンテーヌビル(泉町3-7-30)
 平成13年竣工のビルだそうです。このビルには、吹抜け地上部の中央には龍が水を吐く(今、水は出ていないようです)小さな泉があったり、江戸時代の水戸城下町地図をモザイクで描いた壁画があったりします。茨城県庁も同じような構造ですが、平成10年竣工だそうです。

 

偕楽園南崖(偕楽園 常盤町1-3-3)
 偕楽園南崖を園内崖下にある遊歩道から仰望しました。土留めの柵が何重にも施されています。ここは、まだ崖の途中で、写真の背後5-6m下方に常磐線が通っています。好文亭のある高台は標高24mくらいで、線路よりさらに下の地との標高差は20m近くあるようです。写真に見える小屋のようなものは、笠原水道の水を通す石樋の材料となった神崎石(かみさきいし)を掘り出した跡の洞窟入口だそうです。今は中ヘ入れません。

水戸で仰望(1)


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