フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

クロスのボールペンとシャープペンシル

2015-11-24 08:51:22 | 筆記具文房具

クロスのセンチュリーボールペンとシャープペンシル

 初期のクロスのボールペンとシャープペンシル、センチュリーです。クロスボールペンを象徴する製品で、私はこのデザインが大変好きで昔から使っています。 



  クロスのボールペンは、インクの出が滑らかで字がかすれたりせず、しかもペン先にインクのカスが溜まらず書いた字を汚すことがありません。

 金張りのボールペンとシャープペンシル、クロームのボールペンです。ボールペンの芯は、太字、細字の黒色、細字の青色を入れて使っています。
 特に気に入っていたスターリングシルバーのボールペンも持っていたのですが、紛失してしまいました。筆記具は気に入って持ち歩くと置き忘れたり落としたり、とかく紛失してしまうものです。
 一番左は、クリップの本にプレートが付いていて、カタカナで「セキスイ」とあります。企業のノベルティのようです。
 シャープペンシルは、0.8㎜の太めの芯です。
 クラシックなセンチュリーは軸が細くて持ちにくいのですが、手帳などに挟んでおくのに都合が良くて、その細くて小さなデザインが人気の基でもあります。

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木工用の槍鉋と切り出し小刀

2015-11-23 02:22:17 | 筆記具文房具

万年筆スタンドやペン皿などを作るための刃物

 以前ご紹介した万年筆スタンドや木製のペン皿などを作るときに使っている、刃物、金物をご紹介します。

 左から文房具の切り出し小刀、両刃の小刀、槍鉋、鍛造の切り出し小刀、梅心子小刀、芯削り小刀

 

 


 
 小さな槍鉋です。
 槍鉋は奈良時代から日本の木造建築で使われている工具で、木材の表面を削ったり細かな加工、彫刻を施したりするときに使われました。
 オリジナルは、柄の長さも含めて1mほどの大きさですが、これは長さ18cmほどの小型の槍鉋です。
 先端が反っているので、くぼみや曲面を削り出すときに使っています。まだ研いだことは無いのですが、ちょっと難しそうです。

 

 左が「梅心子」の銘がある、昔からある切り出し小刀です。地元に古くからある金物屋さんで手に入れました。地元は旧水戸街道の宿場町で、江戸時代から続く造り酒屋や呉服屋、人形店、金物屋、医院、漢方薬などを扱う店、蕎麦屋などなど、古くからある商店が並んでいます。
 右は、重ねの厚い鍛造された切り出し小刀です。叩いて打ち出したそのままの地で、刃先を研ぎ出してあります。切り出し小刀は、基本的に刃と地の2層の鋼を貼り合わせて作らてていますが、右の小刀は地の部分の鋼を折り重ねて何層にも鍛えて上げています。そうすることで、折れにくい刀身になります。日本刀と同じ造りです。

 

 先端のとがった両刃の切り出し小刀です。槍鉋と似ていますが、刀身は平らです。木製の柄に差し込まれていて扱いが容易です。細かな加工に使っています。

  刃物類は、その本来の機能を発揮させるためには、当然切れ味を維持していくための研ぎが重要になります。ごく一般的なものですが、次はその砥石を紹介しようと思います。

 

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鉛筆とセルロイドの筆箱

2015-11-21 12:12:07 | 筆記具文房具

鉛筆とセルロイドの筆箱のご紹介

 ヘミングウェイは小説の原稿を書くときに、消しゴム付きの鉛筆を使っていたそうです。モレスキンの手帳には、小説の書くためのいろいろな覚え書きがされていたそうです。因みに、小説の清書はタイプライター(コロナ社製)、手紙やメモは万年筆を使っていたそうです。
 私も水彩画の先生(弟子というわけでは全くないのですが。)に個展や先生の作品が出されている展覧会へのお誘いのお手紙をいただきます。そのお礼の返信は、まず鉛筆で下書きして、その時などに鉛筆を使っています。失礼がないように、慎重に文章を校正するために。
 手紙など、ほとんど書かないのですが下書きや、ちょっとしたメモなどには鉛筆を使っています。


 セルロイドの筆箱です。
 軽いのですが割れやすく、扱いを丁寧にする必要があります。

 

使っているただの鉛筆ですが、ちょっと変わったもの

 


 

 下から、書いてから時間がたつと湿気を吸ってインクのように変質する鉛筆。書いてすぐだと消しゴムで消せますが、時間がたつと消せなくなります。軸に"NOBLOT INK PENCIL"、"A BOTTLE OF INK IN A PENCIL"インク瓶が一本、鉛筆の中にはいっていると書かれています。板坂元先生の新書”考える技術、書く技術”で紹介されていた鉛筆です。アメリカの物だと思います。
 右の写真は、黄色のダーマトグラフ、紙鉛筆です。これも板坂先生の本に載ってました。昔は水性マーカーなどあまり普及していなかったときに、アンダーラインではなく、字の上から塗りつぶして使っていました。透明なので、書いてある字が黄色の蛍光マーカーのように、浮き上がって見えます。

 左の写真、下から2番目の赤鉛筆も、湿気を吸って書いた字が紙に定着します。スワン/スタビロ ドイツの鉛筆です。
 真ん中は、軸が合成樹脂で作られています。ステッドラー・WOPEX、これもドイツ製です。
 上から2本は、青と赤青二色の鉛筆です。赤青2色の鉛筆は昔から使われていますが、今ちょっと流行っているようです。青色の鉛筆も最近よく使われているようです。2本とも、文章の校正などに使い勝手が大変良いです。


 

 昔からある、アルミ製の鉛筆ホルダーです。鉛筆の軸が短くなったときに、持ちやすいようにするためのホルダーです。 今も小学生など、子ども用の文房具売り場に置かれています。今時の小学生も、鉛筆をこのようなホルダーに付けて使っているのですかね。昔は鉛筆が短くなっても、もったいないので捨てたりせずに、このようなホルダーに着けて使っていました。何となく、懐かしくて使っています。

 

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