天王洲アイルの寺田倉庫でゴッホ展
浜松町ー羽田を結ぶモノレールの途中駅、天王洲アイルにある寺田倉庫で開催されている「ゴッホ展」に行ってきました。といっても作品が展示されているのではなくて、ゴッホの生い立ちやその作品のプロジェクションマッピングで、ゴッホの生涯を紹介するものです。フィンセント・ファン・ゴッホを多面的にとらえた「ゴッホ・アライブ」です。
でゴッホの有名な「ゴッホの寝室」・・・だまし絵⁈
これ実はゴッホがアルルに住んでいた時の部屋のほとんど実物大の展示会場に作られた模型です。立体的に見えるのではなくて、実物です。よく再現されていますね。
ゴッホは明るい南フランスのアルルにやってきて、画家仲間を呼んでグループで絵を描きたかったのです。結局その誘いにのったのはゴーギャンだけでした。わずかの間ですがゴーギャンと一緒に明るいアルルの風景を描きました。しかし結局、絵に対する考え方が合わず、ゴーギャンは数カ月でパリに帰ってしまいました。この時です耳を切り落とした自画像を描いたのは。その原因はゴーギャンとの意見の対立だったともいわれていますが、事実は切り落とした耳を娼婦に見せに行ったので、その娼婦との関係のもつれだったのかもしれません。
ゴッホはこの部屋でゴーギャンが来るのを待ちわびて、あの有名な「ヒマワリ」の絵も、ゴーギャンの為に描いたと言われています。
「ゴッホの寝室」はとても好きな絵なのでこの部屋のセット、けっこう感動しました。
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