フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

シーバスリーガル玉付き

2018-10-13 11:49:33 | ウィスキー・ワイン・お酒

シーバスリーガル玉付き(古酒)

 以前にも書きましたが「最近のシーバス、おいしくない」。ウィスキーは瓶内熟成はしないので、古酒は無いと一般には言われているのですが、液面が少し下がった玉付きの古いシーバスを手に入れました。 

 

 昔のシーバスはみな玉付きという訳ではないのですが、むしろ玉付きは珍しい、私は初めて見ました。オールドパーの玉付きはよく見かけますが。
 玉付き瓶は、注ぎ口を下に向けないとウィスキーが出て来ません。瓶に違う酒の注ぎ足しや入れ替えができない様にするためです。

 で、早速いただきました。先日、平和島の骨董まつりで手に入れた、ボヘミヤのロックグラスで。いけますねぇ!・・・これこれ、この味と香りですよシーバスリーガルは。ジョニーウォーカーのピートの香ばしさとは違う、樽の木の香りが立っていてしかも旨味のある甘さ

 シーバスリーガルの公式コメントにもあるように、今販売されているものは12年と表記されていても、12年貯蔵のモルト以外にもっと若い原酒もフレンドしているとのこと。貯蔵原酒が不足してきているそうです。そのせいか今のシーバスは以前のものに比べて味や香りが、よく言えばソフトに実質は熟成不足で薄くただアルコール分だけが立っていて、特徴のないウィスキーになってしまった感じです。
 ウィスキーは熟成に時間がかかるので、人気が出たからといってすぐに需要に対応することはできないわけで、どうしても製品が不足してきます。最近はウィスキーブームですが、10年先、12年~先の需要を予測して製造することは難しい。ひとつにウィスキーを貯蔵する樽が不足している・・・ということもあるようです。シーバスリーガルも、最近ミズナラの樽を使ったバージョン(下の写真のミニチュアボトル)を販売し始めました。これも樽不足から来ている変更なのかもしれません。

 そういえばジョニーウォーカー黒ラベルにも最近、限定バージョンでワイン樽で貯蔵したものが販売されています。香りは良いのですが、以前のジョニ黒ではありませんね。これも樽不足への対応なのかもしれません。
 ミズナラ樽バージョンのシーバスは、アナウンスの割には見かけませんね。あまり人気が無いのでは。以前のシーバス好きファンには、「これシーバスじゃない」という感じですね。ちなみに村上春樹さんはウィスキー好きで、その中でもシーバスリーガルがお気に入りのようです。

 

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時計修理などに使う100均の小道具など

2018-10-11 10:00:00 | 雑貨etc.

100均の買い物です

 100均が結構好きで、時計の修理などに使える物が見つかります。こんなものを買いました。

 手前に並べた物、左から三面に細かさの異なるヤスリが貼り付けてある爪磨き、化粧用の刷毛、ネイルアート用の細筆、マニキュアの薄め液です。

 爪磨きは、一番細かいヤスリは艶出し用で、多分2000番くらいです。爪など磨くと、ピカピカになります。
 これで文字盤に筆で塗装した後、磨いて艶出ししようと思っています。

 ファウンデーションパウダーを塗るため?の刷毛です。時計やレンズなど、通常ホコリなどを飛ばすにはブロワーを使うのですが、こびり付いてしまっている埃はこれを使って掃うつもりです。ピンクにしたのは、付いた汚れやゴミが見えるようにするためです。

 細筆は、腕時計の文字盤の腐食や塗装剥がれの、スポット塗装に使うつもりです。

 エナメル薄め液は、少量作り出した色の塗料が作業中にすぐ乾いてしまうので、これを適宜溶くために使います。

 艶出しのヤスリで、前回の錫のワインカップを磨いてみました。錫が削れてヤスリが黒くなっています。

けっこうピカピカになりましたね。

 

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錫のワインカップ

2018-10-08 10:00:00 | グラス

錫(Sn)97%のワインカップ

 錫のワインカップです。

 

 ワインは基本的に透明なガラスのもの以外は使わない、ワインの色がわからないので、としていたのですが、40年来の友人から銀の様な輝き(一所懸命磨いてくれました)の純度97%錫のマレーシア製ワインカップを頂きました。

 ワインを注いで上からのぞくと、カップの底が光を反射してワインの色がわかるのです。なるほどこうして見れば、お酒の色がわかるのだ・・・でも白ワインではなく、赤ワインのほうがワインレッドがわずかに黄色みを帯びた銀色に映えて美しく見えます。透明なワイングラスに注いでロウソクの光で見る色とは、また違った味わいがあります。
 飲むときは上からカップを見ることになるので、透明なガラスでなくともワインの色はわかるのだ!私にとって、ワイングラスについて認識を新たにする大発見です!

 味覚は舌だけでなく、唇でも感じます。バカラやボヘミヤのガラスは、どこか甘味を感じます。この錫のカップはワインの味と相まって鉄分の香りと酸味を感じさせてくれてワインの旨味を一層惹きたててくれます。錫のビールコップもビールの味を際立たせてくれますが、錫のカップで飲むワインもとても良いもの・・・です!

大変良いものを頂戴しました。Yさん、ありがとうございました!

 

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