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卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(8)ゴボウの播種

2020年05月06日 11時23分03秒 | 日記・エッセイ・コラム

   2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(8)ゴボウの播種

 

 

醤油漬け・味噌漬け山ゴボウの風味とシャキシャキ感が好きで、旅行やサイクリングで観光地の土産物店に立ち寄ることがあれば、大体は買って帰ってきました。いつの頃か、地元物産店や道の駅で中国産の山ゴボウ漬けを見るようになってから、手も伸びず食卓に上がらなくなりました。ついぞ忘れていた山ゴボウ漬けの味ですが、家庭菜園を楽しむ今、゛自分で栽培して楽しみたい ゛と、昨年思い始めました。

 

スーパーで目にする普通のゴボウは、根長も70cm~100cmと家庭菜園で栽培するには、収穫時に手間もかかり大変そうです。根長30cm~40cmほどの山ゴボウなら栽培も可能に思えました。(実は、Aの菜園は田んぼに客土した畑で、60cmより下は粘土質のため根長野菜は栽培に無理があります)

いつものホームセンター・他で種を探しましたが、見つけられません。ネット上で数社の農園・種苗会社を検索しましたが、全て「品切中」か「入荷待ち」です。一部説明には、「家庭菜園に打って付けの人気の野菜」との事ですので、季節商品として品切れしやすい種のようでした。検索中に、「根長35cm~45cmの短根太ゴボウ、サラダで美味しく家庭菜園に最適、収穫も播種後100日程度」との但書で、山ゴボウと同じような?「ゴボウ サラダむすめ」を見つけました。松本市の種苗会社・高木農園に「神楽南蛮」と「サラダむすめ」の種を注文しました。発注は10月末でしたが、12月入荷予定の時期もの商品ということで、届いたのは1月中旬でした。

 

昨年(2019年)からのゴボウ栽培計画、栽培場所は「道沿いの畑」北東の隅、ローズマリーの並びに畝幅70cm、畝長350cmとしました。11月のタマネギ定植時に荒起こしと元肥施肥(苦土石灰・腐葉土・醗酵鶏ふん・醗酵牛ふん・油かす・切りワラ)を行いました。また、今年2月末のジャガイモ植付け時に、腐葉土・醗酵鶏ふん・醗酵牛ふん・カキ殻石灰を施肥しました。

20年近い菜園栽培で根長野菜は、2009年と2010年の「短形自然薯(とっくり芋)」の1種類だけです。根長35cm~45cmが必要ですので、スコップと大型備中鍬で機会ある毎に深耕を繰り返し、※岐根(きこん)にならないように、小石や土塊を除去・粉砕しました。

 

※岐根(きこん)もしくは ゛また根 ゛、根の先端の生長点に障害が発生、根が二股、三つ股に分かれる。原因として、根が伸びる下に石などの障害物、根の伸びる先に濃度の濃い肥料成分があった、根に虫の被害を受けた、などです。

 

播種の前日、手引書にある「(ゴボウの)種皮は固いので、揃って発芽を促すために、一晩、水に浸して吸水させる」ことを行いました。この「種の吸水」は、4月23日にポット播種した、同様に種皮の固い「オクラ」で実証済みです。

 

 

(前日より種を水に浸し吸水させました)

 

 

5月2日 「道沿いの畑」ゴボウの播種 10:30~14:00

 

本日も快晴、全国的に晴れて30°超えの真夏日も幾つかの都市で予報されていました。

ここ数日の天気で、カラカラに乾いたゴボウ畝を再耕起し、20cmほどの高畝を立て、播種床を半月型草削り(ホー)でならし、軽く鎮圧しました。

ここから、ちょっと失敗しました。菜園愛好家のブログに、「播き床にしっかり水を含ませて……」とありましたので、ジョーロで水を充分含ませました。点播き用の穴を、プラキャップで押し開ける積もりでしたが、濡れた土がキャップにこびり付いて、うまく開けられませんでした。仕方なくミニスコップを使い、10cm間隔で33ヶの穴を開けました。今後、灌水は播種後にしたいと思います。

 

 

(5月2日「道沿いの畑」作業前のゴボウ畝)

 

 

(ゴボウ畝 20cmの高畝にして播き床を鎮圧中 A )

 

 

(ゴボウ畝 失敗の元 播種前に灌水しました A )

 

 

(点播き用の穴がうまく開けられません)

 

 

点播き1穴に、3粒播種しました。10cm間隔は、結構密着しております。ゴボウ種は好光性種子ということで、薄く覆土しました。覆土後、軽く鎮圧し、乾燥防止にもみ殻を撒布しました。

 

 

(好光性種子のために薄く覆土 軽く鎮圧 A )

 

 

(種子の乾燥防止にもみ殻を撒布 A )

 

 

発芽は、10日~2週間ほどらしく、それまでは土が乾かないように、小まめに灌水の予定です。初めての栽培は、気を遣いますが、それ以上の楽しみも提供してくれます。早く、ゴボウサラダが食べたいです!!

 

 

(5月2日「道沿いの畑」サラダむすめ33ヶ播種完了 A )

 

 

ゴボウの播種は、午前中一杯かかりました。午後からは。「中の畑」の畝立てでした。


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