卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(9)苗の定植

2020年05月12日 10時59分17秒 | 日記・エッセイ・コラム

 2020年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(9)苗の定植

 

 

安倍内閣総理大臣は5月4日、COVID-19に関する「緊急事態宣言」(4月7日~5月6日)を5月31日まで全国都道府県で、引き続き延長することを決定しました。13の特定警戒都道府県(東京 神奈川 千葉 埼玉 茨城 北海道 石川 岐阜 愛知 京都 大阪 兵庫 福岡)については、8割の接触削減を目指し、「これまでと同様の取り組み」が必要と判断しました。また今後、感染者数、医療体制の状況分析、・評価等により、有識者の意見を聞きながら、5月末を待たずに緊急事態を解除する考えも示しました。

5月8日総務省は、10万円の一律給付について、8日までに全国84市区町村で給付が始まったと明らかにしました。郵送もしくはオンラインによる申請の受付は計1199市区町村で始まり、郵送による申請が始まったのは292市町村、6日までのオンライン申請の集計は、全国で51万件になりました。Aの1件も入っているはずです。

 

 

5月7日 夏野菜苗の定植 10:30~17:00

 

ゴールデンウィーク明けの大変天気の良い7日、コロナ疲れの菜園お仲間の面々が、夏野菜の準備で畑に集合しました。皆さん穴籠もり生活のストレス発散、ある方は三密もどこへやら? 堰を切ったように井戸端雑談に夢中です。

 

トマト2種(ホーム桃太郎×6本 ミニ甘っこ×2本)については、従来の合掌式支柱をやめ、昨年と同じ一条植え・一本仕立て支柱栽培にしました(「A&Kの菜園日記」2019.5.11参照)。つまり、苗横に土中60cm~70cmほど打ち込んだ13mmの鉄筋に210cmのイボ付き支柱を固定し、苗を誘引します。去年は、強風にびくともせずに、持ち堪えた方法です。合掌式のように支柱の数やネットも必要とせず、誘引紐だけなので、案外楽でした。ただ、鉄筋を結構な深さに打ち込む時は、備中鍬の背金具でガンガン大きな音を立てますので、日常は静かな畑と隣接した住宅に大きく響き、「何事か?」と思われているのは、肌で感じます。

 

 

(5月7日「中の畑」作業前)

 

 

(5月7日「中の畑」トマト苗定植作業8本 A )

 

 

(「中の畑」トマトの鉄筋を打ち込み中 A )

 

 

(トマト苗 鉄筋にイボ付き支柱を固定中 A )

 

 

苗を支柱に誘引するには、しなやかな麻ひもやPP紐を使いますが、環境に優しく配慮した場合は、手引書などでは天然素材の麻ひもを使用するように薦めているようです。コストパフォーマンス的にはPP紐が安いのですが、撤収時、回収に一手間かかりますし、自然回帰(腐らない)しません。尚、家庭菜園をされる方は、どなたもご存じですが、紐は苗と支柱の間で「8の字」を書くように、クロスさせて支柱側で結びます。そうしないと、苗の茎と支柱が直接擦れ、傷により病気や腐れの原因になります。また、生長につれ太くなる茎には窮屈を強いることになります。

 

 

(ミニトマト苗を支柱にPP紐で誘引した様子)

 

 

20年弱楽しんでいる家庭菜園ですが、一昨年までは、余り「こだわり」という事がありませんでした。色々な野菜を楽しみたいという思いはありましたが、その日、その時にホームセンターにあったトマト・キュウリ苗等を買ってきて、一律に合掌式支柱にネットを張り、後は、生長に任せた放任栽培で、「出来がどう~の!」との結果論でしたが……。

 

 

(合掌式支柱「アイリス ガーデニング.com」より)

 

 

昨年は、トマトで一条植え・一本仕立て栽培を試しましたが、今年はキュウリのようです?

今まで栽培していた「夏すずみ」が売り切れて無く、「夏秋節成り(かしゅうふしなり)」という品種のキュウリ苗を買ってきました。見た目は「夏すずみ」に比べ、葉が厚く、色も濃緑色、茎も太いように思いました。何より ゛節成り ゛という言葉が良く分からず、Web検索してみました。

 

「キュウリには沢山の品種がありますが、特性により雌花(実の付き方)が違います。キュウリはつるを伸ばし、節の所に花を付けます。実のなり方により、「節成り」・「飛び節成り」・「中間型」の3種類があります。「節成り」は、節毎に雌花がつく性質の強いタイプ。品種改良により生まれた品種のため育てやすいのが特徴。親づるの各節に雌花を付けるため、わき芽(子づる・孫づる)を伸ばさず、親づるのみを伸ばして育て収穫します。最初の収穫が早く、ダッシュが効きますが、親づるの頂点まで実が付けば、それで終了になるため、栽培期が短くなる事が多い。親づるを真っ直ぐ伸ばすだけなので、省スペースで栽培ができ、限られた広さで多くの株数が育てられます。ベランダ菜園に向いた品種でもあります。」(「キュウリの育て方.com」を参照)

 

 

(節成り「タキイ種苗 山田式家庭菜園教室」より)

 

 

昨年栽培したキュウリの「夏すずみ」も、「節成り」品種でした。直立式支柱にネットを展張しての栽培でしたが、ある時、強い突風で一部が倒壊していました。4本支柱の両端2本は、13mm鉄筋を打ち込んで基礎支柱にしたもので、補強支柱も添えていましたので大丈夫でしたが、中2本が風圧を受けて倒れたものと思います。

今回の「夏秋節成り」も「節成り性」ですので、トマト同様、一条植え・1本仕立て栽培でトライしてみたいと思います。生長の親づるをしっかり誘引固定すれば、突風にも持ち堪えてもらえると考えています。

 

 

(直立式支柱「アイリス ガーデニング.com」より)

 

 

今年初めて栽培する「夏秋節成り」については、その説明書きに、

「キュウリ栽培の悩みであるベト、ウドンコ病に抜群に強く、普通の半分の消毒で栽培可能。天候に左右されない全天候型で、果は冴えたグリーンで瑞々しく、歯切れ良く、糖度も高く、食味も抜群です。節間が短いため、誘引や摘芯が大幅に省け、支柱仕立て・地這栽培の両方に好適。各節に連続着果するので、早期より多収です」((株)埼玉原種育成会)

とあり、大分美味しいキュウリみたいです?

トマトの半分の時間をかけ、キュウリ苗「夏秋節成り」を鉄筋打ち込み・210cmのイボ付き支柱を4本立てました。

 

 

(5月7日「中の畑」キュウリ支柱4本 A&K )

 

 

(5月7日 キュウリ「夏秋節成り」定植苗)

 

 

他に、「ピーマンエース」8本、「トウガラシ日光」8本、「ナス 千両二号」7本それぞれに120cmの支柱を立て、定植しました。

 

おそらく最長作業時間の5本の指に入る6時間半をかけて、夏野菜苗5種6品種35本を定植しました。

 

 

(「中の畑」ピーマンエース苗定植 A )

 

 

(「中の畑」ナス「千両二号」定植 支柱立て)

 

 

(5月7日「中の畑」夏野菜苗定植5種6品種35本)

 

 

(2020年5月7日夏野菜の植付け配置図)


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