2020年「A&Kの菜園日記」ジャガイモの収穫&1回目集中除草
6月19日、日本政府は都道府県をまたぐ移動制限を全面的に解除しました。また、100ヶ国余りの入国制限を実施していますが、ベトナム・タイ・オーストラリア・ニュージーランドの4ヶ国の出入国制限の緩和に向けて、調整中とのことです。
今日20日午前中、街に外出しましたが、幹線道路には車が溢れ、JR駅周辺には人の往来が頻繁でした。東京では、30~40人の感染者がここ数日発表され続けていますが、経済優先、自粛解除と世はザワついておりますが、目に見えないウィルスが無くなった訳では無いのに、皆さん! 大丈夫でしょうか?
6月18日 ジャガイモの収穫と夏期1回目の集中除草 10:30~16:00
前日の17日夕方、お仲間の方よりわざわさKに電話がありました。「ジャガイモがほとんど枯れて、株の間から青イモが結構出ているわよ! (収穫を)早くしたほうがいいんじゃない。見に来たら?」と、Aは風呂上がりで、一杯飲っている時でした。
2週間前(6月3日)の「道沿いの畑」、ジャガイモの並びに神楽南蛮とゴーヤを定植した時に、ジャガイモの試し掘りをしました。地上部は枯れ始まっていましたが、イモの生育は今一つでした。今週始め暑く気温の高い日が数日続いて、一気にジャガイモが枯れたのでしょう? 今年は、無精をして土寄せを1回しか行わず、露出した青イモ(天日に晒されたイモが多少ある事は予想していました。一気に枯れたことで、多数の青イモがお仲間に見えるようになり、心配して「先の電話」になったようです。
電話を頂いた時に、天気予報では「梅雨前線が西日本一帯に大雨を降らせ、関東圏では18日夕刻からまとまった降雨になる」天気図を示していました。A&Kで相談、お仲間の心配を無にしないように、18日にジャガイモの収穫を決めました。
例年当たり外れがありますが、今年は外れ気味のようです(Aの場合手抜き当然)。イモが腐って、異臭を放つ、大外れの時もありますが、今季はそれ程ではありませんが、全般に生育不足で100~120gが7割、30g以下と150g前後があとを占めました。今年は、男爵(3kg-35ヶ)・キタアカリ(1kg-14ヶ)両イモともS寄りMサイズ(60~80g)が多かったので、全粒(丸のまま)の植付けでした。
収量目安は春植え・秋植えでも違いますが(秋植えは春の半分?)、ある生産者資料目安では春植え男爵で、総収量20~25倍、キズ・規格外の除外15~20倍との事らしいです。Aの今年の総収量は、キタアカリ11.0kg、男爵27.7kgの合計38.7kgでした。Kによると「小粒なものでも、ちゃんと使い道はあるのよ!」と言うことなので、30数㎏は食用になるようです。土寄せ1回の手抜き栽培で、10倍まではいきませんでしたが、Kの行き付けのスーパー価格によれば、「家庭菜園の収穫としては充分なものよ!」との慰めのお言葉を頂きました。何となく゛精進して頑張れる気持ち ゛になった収穫作業でした。
ジャガイモ収穫は、1時間ちょっとかかりました。食事と同じで、食材を用意、調理し、盛り付けまでは、結構な時間を必要としますが、食べるのは ゛アッ ゛と言う間です。
【次回のジャガイモ栽培について】
○多種類のジャガイモ栽培をAより提案しましたが、Kより却下されました。今回、キタアカリが大分成功したので、味の良いキタアカリを来季多めに栽培し、従来通り男爵との2種類立てで行う。
○畝数を減らしても、土寄せなど作業のしやすい畝間を確保して、しっかり土寄せ・追肥等のフォロー作業を手順通りに行う。
○来季栽培は、「中の畑」で幾分広いので、Kに内緒で他品種を植付けする。
(6月18日「道沿いの畑」作業前のジャガイモ畝 A )
(6月18日土寄せ不足で露出した青イモ)
(6月18日「道沿いの畑」ジャガイモ収穫 A&K )
(6月18日 そこそこ生長したジャガイモ )
(6月18日キタアカリ2畝収穫はKの担当)
お仲間数人と家庭菜園を楽しむには、マナーと決まりがありますが、上げてみました。「暗黙の了解」というものです。
・野菜栽培に農薬は使わない。
・畑回りのご近所に迷惑になる、悪臭・騒音・目立つ野菜ゴミは出さない。
・畑をお借りしている地主さんへの盆暮れ2回の挨拶に持参するお土産の経費は、全員の割り勘。
・お互いに協力するが、個人の作業枠には深く立ち入らない。無理な作業量を手伝わない。個人の自由を尊重し、余計なお節介を焼かない。
・余分な作物を交換したり、プレゼントすることは薦めるが、こちらからは欲しがらない。
・畑は常に清潔に保ち、用具の放置、雑草の管理に気を付ける。他人の目を意識した畑の管理をしっかりする。
・お仲間同士の行事毎への積極参加は望ましいが、無理強いはしない。
今更!……ですが、「大人の付き合い」ということで、A&Kで20年近く菜園お仲間との関係維持の要点です。
お仲間の皆さんは畑近くに住んで、気軽に度々畑作業を出来ますが、少し離れたA&Kはそうもいきません。初夏のこの時期、数日で野菜と共に雑草も伸び放題になります。道路沿いAの「道沿いの畑」は、道行く人が度々目にする畑ですので、見映えの悪い管理も出来ません。夏に2度ほど集中除草を行いますが、本日がその日となりました。Kが「道沿いの畑」、Aが「中の畑」と分担し、3時間をかけて除草作業を行いました。気温は25度近くありましたが、厚い雲で陽射しが遮られた分、助かりました。2人の作業で何とかこなしましたが、1人ではちょっと危険です。
(6月18日「道沿いの畑」除草作業中 K )
(6月18日「中の畑」畝間の除草作業中 A )
(6月18日きれいに除草され サッパリした「中の畑」)
(6月18日 1回目の集中除草作業を終えて A&K )
ナスを剪定、主枝のほか側枝を2~3本にし、側枝それぞれに支柱を差し込んで誘引しました。植付け時は、大分弱々しい主枝でしたが、草勢も良くなり主枝・側枝共々太く生長してきました。梅雨を迎え、整枝も小まめにします。次回は、追肥の予定。
節成りのキュウリの収穫が、忙しくなりました。今回の「夏秋節成り」を定植してから、節毎に着果する様子をよく観察するようになりました。トマトは着果していますが、もう少し先の収穫になります。日光トウガラシは、青トウガラシを皆さんにお裾分けしましたので、次は赤くなるのを待って収穫予定です。草勢も良く、実は昨年より多少大きいようです。
6月3日に定植したゴーヤが支柱に絡み始めましたので、そろそろ棚作りに入る予定です。種を吸水させて5月2日に播種した短根太ゴボウの「サラダ娘」の発芽が悪く、その後の生育も不良で、もう1回吸水・播種してみようと思います。
(6月18日「中の畑」そろそろ収穫も始まったナス K )