先週、チャリで走っていて清明神社の前を通ったのでお参りしてきました。
ここは陰陽師で有名な安部清明の神社です。神社の神紋「五芒星」(星のような形)は「桔梗印」とも呼ばれているらしいです。確かに同じ形ですね。鎮座1千年を記念して境内に1500株の桔梗が植えられたそうです。先週は蕾が多かったのでこれからしばらくきれいな桔梗が見られると思います。(看板に見頃7月~9月と書いてありましたよ)
本殿前には「厄除け桃」があってこの桃に自分の厄をうつしたらよいそうです。
「桃」は古事記、日本書紀、桃太郎伝説でも魔除け厄除けの意味があり、橋の欄干等にもこの意匠が用いられていますね。
「桃」が店先に出回る時期は短いのですが、夏になると「医者いらずと呼ばれるほど体に良い果物なので旬の時期に食べるように」と母が言ってました。中国では仙人の食べ物として考えられていたようです。不老不死って事かな?
同じように「枇杷」も母は食べるように言っていたように記憶しているので、旬の「桃」と「枇杷」はお店で見かけるとついつい買ってしまいます。
そこで先日は枇杷を買ってきたのですが、、、美味しい枇杷にめぐり合う確率が非常に低い気がします。美味しい枇杷が食べたいわ~。
本当に効果あるのかしら、、と調べてみましたが、やはり枇杷もインドの古い仏典によると大変優れた薬効を持ち生きとし生けるものの万病を治す植物とされていたようです。
薬膳的に考えれば、その土地の旬の食材はそこで暮らす人の健康維持に効果的な食薬になります。物が溢れ、年中安定して同じものを買うことができる日本のスーパーは本当に便利ですが、気を付けないと季節を忘れてカラダに負担をかける食生活になることもあるのではないかと思います。
旬を意識して、野菜や果物を美味しくいただきましよう!