心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

アートの秋

2013-10-03 17:21:58 | 京都

昨日までの京都は昼間は30度あり、かき氷食べてましたが、、、空を見上げると秋らしいうろこ雲が沢山見えました。

今日はやっと昼間も秋らしく少し涼しくなってきました。

 

先日、まだ残暑厳しかった時ですが、、、アートの秋を一足先に満喫してきました。


アート好きな元気な友人と朝早くから出かけて、なんと1日で3か所も見て、、
すごいハードスケジュールでした

でも内容はどこも良くて、最初の2か所は現在も開催中ですので是非お出かけください。

まずは、「棟方志巧 幻の肉筆画」美術館えきKYOTOで現在開催中で、10月20日までです。


版画で有名な棟方志巧ですが、肉筆画はパワフルで素晴らしく、
そして会場に飾ってある土門拳の写真の棟方の笑顔が何ともすてきで、その写真を見るとこちらも笑顔になってしまいます。

又、会場内の彼の制作風景のビデオは必見です。早送りのようなスピーディな描きっぷりに驚かされます!
そこだけ早送りなのかと何度も見直してしまいましたが、、、、
弱視でありながら、彼にはためらいと言う言葉がなく、超人的な早さで制作していたようです。

 

この後、東寺の秋季特別公開へ、こちらは11月25日までです。

 

「金堂と講堂」はいつも見れたと思いますが、「宝物館」と「観智院」はこの時期だけ公開だったと思います。
もしかしたら春も同じように特別公開があったかもしれません。
ここは言葉では良さを説明できませんので、是非お出かけくださいね。

「観智院」の愛染明王様の前にちょっと変わったおみくじがありました。
可愛らしい縮緬の小袋の中に文字が書いてあるのですが、、うーんなるほどと納得できる言葉でした。

そこで初めてお会いした、おみくじをひかれた人たちと、お互いに「何の字でしたか」なんてお話をして、
ちょっとほっこりしたひとときでした。

東寺では「仏手柑飴」を購入。「仏手柑は仏の手の形をし、漢方として珍重されています」と説明があり、興味があり購入。
宝物館でお土産一位と書いてありましたよ!
薬膳の本でも調べたところ、食欲不振、咳、痰に効くようです。

味はさっぱりとした夏みかんのような味で美味しかったですよ。御祈祷済みなので、ご利益もありそうです

 

最後は全然タイプが違いますが、高島屋ホールで「宮廷画家ルドゥーテ 花の美学展」を見ましたが、こちらはすでに終わっています。
花好きにとってはうっとりするような版画の数々と、マリーアントワネットとナポレオン妃ジョセフィーヌの愛した香りの
体験ができるコーナーがあり、その香りも素晴らしく素敵な演出でした。花の甘く優しい香りは人を優しくしますよね。

今から秋本番です。いろいろ美術館やギャラリーでは面白そうな展覧会が目白押しです。
食欲の秋に偏りそうですが、、、アートもいろいろ楽しみたいです