毎晩少しずつ読んでいる『グレート・ギャツビー』ですが
途中で姉の本棚よりコンラッドの『闇の奥』を見つけ
並行して読み始めてしまいました。
『羊をめぐる冒険』で鼠の別荘に残されていた鼠の痕跡。
奥の小部屋にだけ、人間の匂いが残っていた。
ベッドはきちんとメイクされて、枕はかすかにへこみを残し、
青い無地のパジャマが枕もとにたたんであった。
サイドテーブルには古い型のスタンドが載っていて、
そのわきには本が一冊伏せてあった。
コンラッドの小説だった。
(『羊をめぐる冒険』村上春樹著 講談社)
何回読んでも鼠がもういないことが悲しくなります。
途中で姉の本棚よりコンラッドの『闇の奥』を見つけ
並行して読み始めてしまいました。
『羊をめぐる冒険』で鼠の別荘に残されていた鼠の痕跡。
奥の小部屋にだけ、人間の匂いが残っていた。
ベッドはきちんとメイクされて、枕はかすかにへこみを残し、
青い無地のパジャマが枕もとにたたんであった。
サイドテーブルには古い型のスタンドが載っていて、
そのわきには本が一冊伏せてあった。
コンラッドの小説だった。
(『羊をめぐる冒険』村上春樹著 講談社)
何回読んでも鼠がもういないことが悲しくなります。
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