台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

おばあちゃまが生徒さん

2006年05月29日 | 中国語教室の出来事
最近青戸教室の中国語教室に通い始めた生徒さん、お年72のおばあちゃま。いつもなら、多少年長の方でも「ちがう!」、「なんていうの?」と平気で発するため口は、このときばかりは躊躇してしまう。

 おばあちゃまに中国語を始めるきっかけを聞いた。中国に旅行したときにお世話になった中国の方の息子さんが、日本語の勉強をはじめていて、たまに日本語で書いた手紙をくれる。いわゆる文通?
そんなわけで、おばあちゃまも刺激を受け、「今度の中国旅行は少しでも中国語で会話ができたら」と勉強を決心したそう。

 中国語の基本のひとつは「形容詞が名詞を修飾するときは、間に『的』を入れること」を教えたところ、おばあちゃまが「ふふっ」と笑った。「実はもらった手紙に『おいしいの何々』と書いてあったんですよ。中国語の影響だったんですね」。

もうひとつ。「中国語は『天気が暑い』も『お湯が熱い』も、『熱re4』という字を使う」。おばあちゃまはまた「なるほどね、手紙に『天気很熱』(天気が暑い、のつもり)とあったのはそういうことだったんですね」とおっしゃった。中国語を勉強しながら、日本語を再認識した一石二鳥効果ですね。

レッスンが終わり、たまたま二人とも駅に用事があるので、駅構内の本屋に置かれているNHKのテキストを紹介して差し上げた。70歳を超えてからの語学は難しいかもしれないが、具体的な目標(旅行、文通)があれば、意欲がわきやすい。おばあちゃま、加油、がんばってね。応援してますから!!



中国語教室のお申込みは台湾人による中国語教室「T-Chinese」
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