昨日の午後は、ぐんま昆虫の森へ
もう11月ですが、チョウやトンボもまだまだ元気に飛んでいました。
マユタテアカネ
コノシメトンボ
ミヤマアカネ
オオアオイトトンボ
キタテハ
キタテハは成虫で越冬します。
ツマグロヒョウモン ♀
ツマグロヒョウモンのメスは、同じタテハチョウ科のカバマダラにそっくりです。
カバマダラは食草由来の毒を持つことで、捕食者である鳥から身を守っています。
ツマグロヒョウモンは毒をもっていませんが、有毒のカバマダラに擬態することで、鳥から攻撃を避けているといわれています。
しかし、カバマダラの分布は日本では奄美諸島以南(九州や本州の一部でも見られるらしいが、定着していない)。ツマグロヒョウモンの分布域よりもずっと南に偏っています。
カバマダラを食った経験のない本州の鳥たちに対しては、この擬態はまったく役に立っていないと言えるでしょう。
セイタカアワダチソウに身を潜め、花を訪れる虫を狙っているオオカマキリ
カマキリは見ていて飽きませんねぇ (^^)
カマキリは瞳のような黒い点が、見る人の方を追って動き、いつもこっちを睨んでいるように見えますね。
しかし、この黒い点は偽瞳孔と呼ばれるもので、カマキリが眼で相手を追っている訳ではありません。
ヤナギの樹液には、大きなオオスズメバチが来ていました。
近づいて写真を撮っていたら、こちらをにらみ付け威嚇してきたので、早々に退散。
オオスズメバチへ接近を試みる時は、相手の顔色を伺いながら慎重に近づきましょう。少しでも威嚇されたら、それ以上刺激しないように、ゆっくりと後ろに下がります。
虫を探しながら園内を歩いていたら、「スズメバチ注意!」の看板のあるアカメヤナギの根元でガサガサと音がしました。
よく見ると、オオカマキリがオオスズメバチを捕まえていました。
オオスズメバチも必死で抵抗していますが、ノコギリのような歯のある大鎌から逃れることはできません。
スズメバチは毒針の他に大顎も強力な武器ですが、この体勢で抱きかかえられると、毒針も大顎も力を発揮することができず。
昆虫界の強者同士の戦いはオオカマキリに軍配が上がりました。
動画 『カマキリ vs. スズメバチ』
↓
オンブバッタ
コアオハナムグリ
ホシホウジャクとホソヒラタアブ
オナガアゲハ蛹
ジャコウアゲハ蛹
コナラの幹で、卵のうを守るジョロウグモ。
親グモはもうすぐ死んでしまいますが、卵は越冬し、来年の春にふ化します。
黒く熟したチゴユリの果実
センニンソウの果実
果実に白い毛が生えています。仙人の白い髭のように見えることが名の由来です。
ヒヨドリジョウゴ
赤くて美味しそうに見えますが、ソラニンを含んでいるので、食べられません。
【ぐんま昆虫の森を心から愛するユーザーから昆虫の森へ一言】
ぐんま昆虫の森では、来場者を増やすために色々と苦心されているようです。
その甲斐あって、今年は昨年に比べて大幅に来場者が増えているようで、喜ばしいことです。
しかし、来場者増を狙ったイベントの中には、昆虫の森本来の目的とは、かけ離れた内容のものもあります。
ぐんま昆虫の森は、身近な自然に触れ、その大切さを学ぶ施設です。
質の高い自然観察プログラムを提供することによって、昆虫の森ファンの裾野を広げ、来場者を増やすことが重要だと思います。
イベント目当ての来場者は、所詮、そのとき限りです。
それから、園内にはコスモスなどの外来の園芸品種も植えられています。
昆虫の森のフィールドは、伝統的な里山の生態系を再現する場所であるべきだと思います。
コスモスは美しいし、現在では日本の秋の風景に溶け込んでいますが、里山の自然を学ぶ施設であるぐんま昆虫の森には不似合いだと思うのです。
もう11月ですが、チョウやトンボもまだまだ元気に飛んでいました。
マユタテアカネ
コノシメトンボ
ミヤマアカネ
オオアオイトトンボ
キタテハ
キタテハは成虫で越冬します。
ツマグロヒョウモン ♀
ツマグロヒョウモンのメスは、同じタテハチョウ科のカバマダラにそっくりです。
カバマダラは食草由来の毒を持つことで、捕食者である鳥から身を守っています。
ツマグロヒョウモンは毒をもっていませんが、有毒のカバマダラに擬態することで、鳥から攻撃を避けているといわれています。
しかし、カバマダラの分布は日本では奄美諸島以南(九州や本州の一部でも見られるらしいが、定着していない)。ツマグロヒョウモンの分布域よりもずっと南に偏っています。
カバマダラを食った経験のない本州の鳥たちに対しては、この擬態はまったく役に立っていないと言えるでしょう。
セイタカアワダチソウに身を潜め、花を訪れる虫を狙っているオオカマキリ
カマキリは見ていて飽きませんねぇ (^^)
カマキリは瞳のような黒い点が、見る人の方を追って動き、いつもこっちを睨んでいるように見えますね。
しかし、この黒い点は偽瞳孔と呼ばれるもので、カマキリが眼で相手を追っている訳ではありません。
ヤナギの樹液には、大きなオオスズメバチが来ていました。
近づいて写真を撮っていたら、こちらをにらみ付け威嚇してきたので、早々に退散。
オオスズメバチへ接近を試みる時は、相手の顔色を伺いながら慎重に近づきましょう。少しでも威嚇されたら、それ以上刺激しないように、ゆっくりと後ろに下がります。
虫を探しながら園内を歩いていたら、「スズメバチ注意!」の看板のあるアカメヤナギの根元でガサガサと音がしました。
よく見ると、オオカマキリがオオスズメバチを捕まえていました。
オオスズメバチも必死で抵抗していますが、ノコギリのような歯のある大鎌から逃れることはできません。
スズメバチは毒針の他に大顎も強力な武器ですが、この体勢で抱きかかえられると、毒針も大顎も力を発揮することができず。
昆虫界の強者同士の戦いはオオカマキリに軍配が上がりました。
動画 『カマキリ vs. スズメバチ』
↓
オンブバッタ
コアオハナムグリ
ホシホウジャクとホソヒラタアブ
オナガアゲハ蛹
ジャコウアゲハ蛹
コナラの幹で、卵のうを守るジョロウグモ。
親グモはもうすぐ死んでしまいますが、卵は越冬し、来年の春にふ化します。
黒く熟したチゴユリの果実
センニンソウの果実
果実に白い毛が生えています。仙人の白い髭のように見えることが名の由来です。
ヒヨドリジョウゴ
赤くて美味しそうに見えますが、ソラニンを含んでいるので、食べられません。
【ぐんま昆虫の森を心から愛するユーザーから昆虫の森へ一言】
ぐんま昆虫の森では、来場者を増やすために色々と苦心されているようです。
その甲斐あって、今年は昨年に比べて大幅に来場者が増えているようで、喜ばしいことです。
しかし、来場者増を狙ったイベントの中には、昆虫の森本来の目的とは、かけ離れた内容のものもあります。
ぐんま昆虫の森は、身近な自然に触れ、その大切さを学ぶ施設です。
質の高い自然観察プログラムを提供することによって、昆虫の森ファンの裾野を広げ、来場者を増やすことが重要だと思います。
イベント目当ての来場者は、所詮、そのとき限りです。
それから、園内にはコスモスなどの外来の園芸品種も植えられています。
昆虫の森のフィールドは、伝統的な里山の生態系を再現する場所であるべきだと思います。
コスモスは美しいし、現在では日本の秋の風景に溶け込んでいますが、里山の自然を学ぶ施設であるぐんま昆虫の森には不似合いだと思うのです。
わが家の庭に夏前から巣を作っていた「セグロアシナガバチ」。
巣に顔を30cmの距離まで近づけても大丈夫なおとなしいハチでした。
毎日見ているとかわいくなってくるものです。 が、今朝、15~6匹いたハチたちが、
急に一匹もいなくなってしまいました。 なんだか寂しくなってしまいましたが、
この時期どういう行動をとるものなのでしょうか?
報告2
土曜日、いつも行く中軽井沢の森の中のお菓子屋さんにシュトレンをお願いに。
そのお店のすぐ前で、アカゲラの鳴き声! なんとか確認することができました。
しばらく後を追って見ていると、今度は先ほどより大きい飛影・・・・
コンデジで倍率を上げてみると、ポンちゃん(アオゲラ)です!!
もう4時半、暗くてボケた写真になってしまいましたが、家族で大興奮!!でした。
報告3
小5作の餌台。 初めて来ました、ジョウビタキ!! 昨日のことです。
嬉しい小5は、今朝早起きしてずっと待っていました。
ヒヨドリ、スズメもだんだん近づいてきたような・・・・
最近初めて知ったことなのですが、ジョウビタキの特徴ある声、
地鳴きだったんですね。 今までてっきりあれがさえずりかと思っておりました。^^;
エナガはもう、アイドルですよね。^^
ただ一方で、来場者数が減ったりすると、
いま流行の事業仕分けや民間委託の対象になる
心配があるので、園長さん?も一生懸命なのだと思います。
フラワーパークとは違うのですけれどねぇ。
大沢親分の太っ腹に期待します。
10月下旬から11月初めに、巣が空っぽになるのは一般的なようです。
新女王は古巣に止まって越冬することもありますが、
穂高ファミリーさん宅のセグロアシナガバチも、越冬場所を探して飛び去ったのではと思います。
餌台にジョウビタキが来たんですね(^^)
これから、どんどんお客さんが増えるでしょうね。
「さえずり」は、主にオスが繁殖期にメスを呼んだり、
他のオスに対抗するための鳴き声ですので、
今の時期のジョウビタキの鳴き声は「地鳴き」ですね。
我が家の周りでも、ジョウビタキのヒッヒッヒッ、カッカッという声がよく聞こえます。
昆虫の森の教育的、環境保護的な役割を重視して欲しいと思います。
生き物に関心のない人たちをイベントで呼び込むことよりも、
質の高い自然観察プログラムを提供し、
自然保護に対して関心のある人の数を増やしていくのが本筋だろうと・・・。
来場者数を増やすことだけを考えた“本筋から外れた”イベントや施設整備をやっていると、
結局、どっちつかずで、存在意義さえも危うくなってしまうのではないかと心配しています。
3日の冷え込みを予測したように、忽然と消えてしまったもので・・・・
その後6日に1匹、巣のところでうろうろしている姿がありました。
「春にまた来てほしいな」とはわが家の小5の弁。
そして餌台。この後周囲にエサがなくなる冬が俄然楽しみになってきました。
(その前に11/20も楽しみです! 8巻…)
小5の用意した餌台、今ごちそうが盛りだくさんです。^^
この冬、餌台が行列のできる店になると、子供さんも大喜びでしょうね(^^)