ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

最上川スケッチ・(左沢、百目木)

2008-07-21 | Weblog


一昨日梅雨明けしたはずなのだが、2日続けての曇天。少し蒸し暑いが、気温は27~8度位だろうか。

今日は海の日。祝日といっても、私は毎日が祝日のようなもの、特別これといった用ば無し。

午前中、久し振りに隣町の左沢まで、スケッチに。

ここは最上橋の下流に広がっている淀み。以前「最上橋」の記事で紹介した、渡船場のあった所。

例年、最上川の今頃は、もっと、もっと水量が多い。今年は、すでに岩場が露出していた。

穏やかな最上川の淀み・・・・・。

川岸の町並み、そして木々の緑を、鏡に映すようにして、静かな川面に映していた。

アゲハチョウ

2008-07-20 | Weblog




我が家のサフィニアの花に、1頭のアゲハチョウが飛んできた。

幸い、4~5分位の間、蜜を吸っていてくれたおかげで、写真に撮ることが出来た。

こういう突然の訪問者は、いつでも大歓迎。



昨日、山形も梅雨明けしたらしい。今年は本当に雨の少ない空梅雨だった。

我が家のサフィニア、先日も紹介したように、今頃になって、やっと元気になってきた。真夏の日差しの中、これからも元気に咲き続けてくれるだろう。



畑の下刈り、今日、午後再開。3日がかりで、やっと終了。

一昨日、昨日と、2日続けて天気がよすぎ、日中の外仕事は無理だった。

来年はもっと大きくなる前に、刈っておこう。

おかげでがはかどり、ダイエットのつもりで始めた下刈り、結果は、またまたお腹が出てしまった。・・・・・・・・・・惨敗でした。

私もアゲハチョウのように、もっとスリムになりたい。

地震&ナナ

2008-07-19 | Weblog


昼少し前、ユゥ~ラ・ユゥ~ラと、小船にでも乗って揺られているような地震を感じた。この頃の地震・・・、縦に激しく、ガタガタと揺れる地震が多かったせいか、いつ激しく揺れ始めるのか、一寸緊張・・・・。でも、なんとなくそのまま終息。一安心。

宮城県沖が震源で、まもなく津波警報が出た。昼のニュース・・・、この地震のニュースが延々と続いた。幸い津波も来なかったようで、被害もなかったようだ。



山形は今日も暑かった。

愛犬「ナナ」、家の中の一番涼しいところを探して、朝からウロウロ。耳元のカットは梅雨明けを待ってと、思っていたが、いよいよカットする事に。

点数にすると、85点。今年はマァマァの出来映え。

去年は、耳の部分の肉まで鋏が入ってしまい、血を流してしまった。 I’m sorry 。今年はケガもなく、無事終了。

来年はもっと上手に出来そう・・・・?。でも「ナナ」はどう思っているのだろう・・・・・?。

犬が、言葉を話せるとしたら・・・・。「俺の華麗なパピヨンの耳の毛は、どこへ行った~////返してくれ~////」

イヤ、イヤ、きっと「上手いね・・・」と.

そういうことにしておこう。夏は見栄えより、涼しさが一番。




トトロの木

2008-07-18 | Weblog


チエリーランドの河川敷公園の中に、一本の大きな、しらかしの木がある。

   

昨日、孫が遊びに来た。

今日の午後、孫と妻と愛犬ナナと、寒河江川まで車で散歩に。

昨日、孫は一日中、「となりのトトロ」のビデオを見ていた。そのとなりのトトロに出てくる、どんぐりのなる大きな木と同じ木があった。よく見るとどんぐりがなっていた。しらかしの木のようだ。



物語で、トトロの巣は、この切り株の穴のようなところに入り口がある。孫はその穴を覗き込んで、一生懸命トトロ~・・・、トトロ~・・・と呼んでいた。



今日の寒河江川、ここは水遊びができるように、わざわざせせらぎが作られているのだが、ごらんのように、カラカラ。

今日は久し振りの曇り空。風もあって過ごし易い1日だった。

ナイター

2008-07-17 | Weblog


夕方、まだ薄暮の7時頃から、神社の森のほうで、子供たちの元気な掛け声が聞こえて来た。

そして9時丁度、たった今その声が、聞こえて来なくなった。

このところ毎日、7時~9時までの2時間、子供達のナイター練習が行われているようだ。

私の家の裏から、線路をまたいで撮った写真。

神社の裏の工場の一角に、立派なナイター設備を整えた野球場がある。このところ毎日、子供たちにその野球場を開放しているようだ。



今日の山形市の最高気温は、35.3度。いよいよ本格的な真夏の到来。

その昼間の暑さを忘れてしまいそうな、心地よい涼風が夕方から吹き始めた。

明日の天気はあまりよくないようだが、たまには、そう願いたい・・・・・、この頃の猛暑。

これまで経験したことのないような、梅雨の最中の快晴続き。とうとう空梅雨のままで今年は明けそうだ。

今から水不足が心配・・・・・・・・。

野いちご

2008-07-16 | Weblog


夕方、犬の散歩に出掛けた。

日中、今日も一日中、家の中の片付け。朝から気温が上がり、今日の最高気温は29℃。畑の下刈りは、当分中止に。

以前から道端の畑に、野いちごが出ていたのが気になっていた。今日、畑の持ち主が近くにいたので、聞いてみたら、「バラいちご」で、食べていいとの事だった。

早速、1個摘んで口の中に・・・・・・・・・・。懐かしい、昔食べた素朴な味が口中、いっぱいに拡がった。決してお世辞にも、美味しいとは言えなかったが、小年の頃よく食べたような、少し甘酸っぱい味がした。



「バラいちご」の名の通り、よく見ると、実と茎に鋭い棘がある。よくよく思い出してみると、この茎の棘にだいぶ刺されたような気がしてきた。写真ではよく見えないが、茎には細かい羽毛のような棘が無数にあり、これがなかなかの曲者である。

昔は、皆学校帰りとかに、イチジク、柿、など、畑になっている美味しいものを、こっそりみんなで盗んで食べたものだ。あの頃は、みんな美味しいものに飢えていた。

今日の犬の散歩・・・・ふと、少年時代を思い出させてくれた、野いちごの懐かしい、甘酸っぱい味・・・・・・・・・・。

下刈り

2008-07-15 | Weblog


昨日の夕方から畑の下刈り。

一反歩(約300坪)の広さ。私の背丈以上も伸びたよしや雑草が畑一面生い茂っていた。

昨日午後、隣の3歳年上のじいさんから、エンジンのかけ方、使い方を教わって、畑に向かったのは、夕方4時過ぎだった。

およそ1時間、何せ生まれて始めて使う草刈機。割りとうまくいった。

さて今日はその残りの分。





しかし、今日は暑さとの戦いだった。山形も最高気温が30度を超えた。

午前中で、今日はおしまい。残りは気が向いたら、また明日。

とにかく、どこも怪我せず無事終わって何よりだった。

夕方、犬と散歩。

ある方のブログを見ていたら、立葵の絵が載っていた。早速私の散歩道に咲いていた、立葵の写真を撮ってきた。

 


この花が、本当に立葵かどうか、確信はない。立葵だとすれば、一番上の部分の花が咲いていて、梅雨明けらしい。

そういえば、今日、平地で初めてひぐらしが鳴いた。



サントリーレッド

2008-07-14 | Weblog
昨日から妻と二人で、蔵の整理を始めた。2日掛かりで、やっと終了した。ここ2~3年、整理を怠っていたせいか、相当乱雑になっていた。

今朝9時頃から始め、終わったのが、3時を過ぎていた。

蔵といっても我が家の蔵は、宝物など眠っているはずがない。今から45年ほど前に建てたもの。

整理を終わってみての感想、・・・・・・結局あってもなくてもいいものばかりで、捨てるにはもったいない程度のものしかなかった。

中でも一寸考えものだったのが、ガラスのコップ。RED(レッド)と書かれた未開封のままのコップケース。全部合わせると、50個ほどあった。




    ※よく見ると縦縞の中に、REDの文字がエッジングされていた。

もう30年以上も前のコップのデザイン、昭和の時代にしては、何んの哀愁もなく、ただただ貧相なデザインに思えた。

このコップで飲むと、酒がまずくなりそうな雰囲気さへ感じさせるデザインだ。

何でも、その時々の時代を正確に映し出すデザイン。20年、30年、いや100年先に於いて、初めてその価値が正しく評価される。

私が生涯為し得て来たデザインの仕事の数々、いずれいつの日か・・・・、その真価を問われる日が、きっと来るに違いない・・・・・・。 



アニメ・「千と千尋の神隠し」

2008-07-13 | Weblog
今日は、午前中ビデオで、アニメを見た。

2001年7月初公開された「千と千尋の神隠し」。

娘が孫のために借りてきたものを、孫と一緒に見た。

およそ2時間、はじめの1時間は孫も一緒に見ていたが、さすがに飽きてきたらしく、途中でどこかへ遊びに行ってしまった。

私は先日の「となりのトトロ」と同じように、アニメに熱中し、最後まで一気に見終えてしまった。

人間が決して立ち入ってはならない、八百万の神様の不思議の町に千尋が迷い込んだストーリー、神様たちが癒しに訪れる湯屋での話しであった。

これまで、あまりビデオには関心がなかった。特にアニメの世界などはまったく無縁であった。しかし、この宮崎駿のアニメ作品、どこか人を強烈に惹きつけて放さない不思議な魅力がある。

見終えた後、この作品について、パソコンでいろんな解説を調べてみたら、とてつもないほど意味の拡がりを秘めた作品なのだと知って、恐縮・・・・・・・・。

それにしても2歳の孫と、還暦のじいちゃんが、1時間もの長い時間、同じテンションで夢中になれるものがあったなんて、こちらも恐縮・・・・・・・。

紅花(べにばな)&シルクロード

2008-07-12 | Weblog


少し花の盛りを過ぎてしまった、紅花。

          まゆはきを俤にして紅の花・・・・

※(女性が化粧する時に使う眉履きの形にどこか似ていて、やさしくあでやかな、紅の花よ・・・・)

元禄2年(1689年)、今から319年前、俳聖松尾芭蕉が奥の細道紀行で、陽暦の7月13日頃、山寺に入る途中で詠んだ歌とされている。

まさに丁度今頃詠んだ歌。今、山形のあちこちで紅花祭りが盛んに行われている。

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ところでこの紅花という花、キク科の植物で、背丈が1m位、原産地エジプト、地中海沿岸とある・・・・・?。

飛鳥時代、はるか遠くシルクロードを経て、中国より日本に渡来。はじめは近畿地方で大いに栽培され、ここ出羽の国には、室町時代になってから入ってきたらしい。

江戸時代、京都や大阪で染料や口紅として重宝され、この紅花のおかげで、京文化が最上川の舟運によって、山形県の内陸、奥深くまで入ってきた。

紅花について、こうして少しだけ調べてみると、山形県は・・・紅花の山形路とか、県花指定とか、松尾芭蕉が・・・、といって、山形県固有の故郷の花のような扱いをしているが、本当はもっともっと悲喜こもごも、貧しい東北の農村の歴史を象徴するかのような道を歩んできたような気がする。

明治以降、化学染料や口紅が開発され、山形県の紅花生産はたちまち衰退して行った。そして紅花の栽培は、まったく途絶えてしまった。

昭和40年代、1軒の農家の納屋から偶然、紅花の種子が見つかった。
その頃、化粧品や染料の原料に、再び自然志向の機運が見直され、紅花は再び脚光を浴びる。

しかし、まもなく中国より大量の安価な紅花が輸入されることにより、再々山形での紅花栽培は衰退して行った。

そして再々々、歴史は同じ事を幾度も幾度も繰り返す。

近年、中国産や、輸入物が敬遠され、山形産の紅花がまたまた栽培され始めてきた。

ここまでが、紅花の花がたどってきた山形県での大まかな歴史。

あでやかな紅色をした、エジプト原産のこのジプシーのような紅花、これから先、はるか異国の地で生きながらえて行くのに、どんな歴史をたどっていくのやら・・・・・・・・・・。