男だらけの

2007-05-09 00:02:38 | 日記風
 劇団が男優メインの為、そこ用に話を作ろうとすると、自然男性が何を話してんのかなぁと普段から耳を傾けるようになります。勿論台詞作りの役に立てる為です。
 
 ここの劇団に限っての話しではないですが、男女なく共通する部分もあるもんですね。
 
 あまり親しくない男性同士で喋ってい場合は、「最近景気はどうですか~」みたいな当たり障りのないことに始終してる。お互いにこいつどんな奴って探り合ってるんでしょうね。聞いてる方としてはちょっと笑みがこぼれる微笑ましさです。しかしそれを話してるお2人はそれなりの緊張感を張り巡らせているのでしょう。 
 
    
 
 一旦ざっくばらんに話せるだけの人間関係ができると話の内容は変ります。愚痴やら、相談事やら。
 
 親しい若い男子が集まった時の特徴的として、恋愛を挟んでの会話が増えます。
 「彼女がさ、こう言うんだよ」「あれってどういうつもりなんだろうね」「絶対おかしいだろ」みたいな。
 女性目線で話を聞いてしまう為、何故女性がそういうことを言うのか、そういう態度を取るのか何となく想像はできる。

 「それは男性諸氏の態度に問題があるからだよ」そう指摘してあげたいのは山々なんですが、あっちだけで盛り上がってるのでとても女の私が割って入れる隙間がない。入った所で、返り討ちに合うのは目に見えてるしね。

 女性でも親しい者同士が集まると、そんな「彼氏がさ、こう言うんだよ」って話にはなります。そしてあーだこーだ好きなことを言ってます。

 そうやって、同じ話を男性サイドから女性サイドから繰り返し聞いてる内にあることに気づきました。

 みんな相手に「こーされたよ」「あーされたよ」って被害状況を語るのですが、よくよく聞いてると、その種って言うのはあるのですよ。

 簡単に言うと、「不安だった」その言葉に尽きます。裏切られそうで不安だった。裏切られたんじゃないかと思って不安だった。それで取り合えず、試してみたとか裏切ってみた。そういうパターンが多いんじゃないかと?
 要は相手の言動に信頼が置けないって所から全てが出発してる。それだけではないかと。

 そういう意味では、男性女性関係なく、みんな似たようなことで悩んでるってことでしょうか。

 お互い分かり合おうとする素直な態度が大切ですね~。
 ってできないから悩むのよね。

 人は弱気もの、かな?