ヤングと雨

2007-05-18 22:56:19 | 日記風
 昼過ぎに突然降り出した雨。バラバラと地面を打つような激しさ。たまたまこの時私は電車の中にいて、この雨を窓越しに見ていた。その窓の前には数人の中学生らしき少年達の姿があった。

 あ・・・ヤング越しのの雨だ。
 って意味もなく思っていた。

 しかし不思議な時間帯に若者の複数の姿があるな。しかも制服姿で。ちょうどお台場方面に向かう電車だったので、修学旅行の子達かしらと思う。
 
 けれど、地方から来た子と東京の子、前はひと目見れば判ったけど、最近はそうでもない。
 
 前に小田原行った帰りの電車の中で、やはり大量の高校生達と一緒になった。多分学校帰りの子達なんだけど、やはり都会の子って印象だ。

 私からすると小田原って小旅行先って気分だったんだけど。
 それだけ日本が狭くなってるってことかしら。

 流行がね、くまなく行き渡ってるせいもある。みんな同じになっていくの。流行がね、そう見せてしまう。

 けれど、無邪気さだけ見てれば、少年達だ。何にも恐れるものはないように、今の時間を謳歌している。
 それがやっぱり羨ましい。雨も立派な背景に変えてしまう、それが彼らの「今」という時間のもつ魅力なんだろう。