生けるナーヴァス

2007-05-10 20:52:36 | 日記風
 街路樹の緑が大きく育ち蕾をつけました。それまで何の木(っていうか、草か? )判らなかったけど、蕾がついて、ああ、紫陽花だったんだって判った。

 街は初夏へ徐々に移り変わって行きます。先週まで栄華を誇るように咲き誇っていた花がその役目を終えたように枯れ、次の季節の花が開花の準備を整える。物事って順繰り。花たちにしても回ってくる順番を静かに待っている。

 昔読んだ小説でこんなことが書いてあった。
 花は後から咲く方が有利だって、先に綺麗な花が咲いても、それがひと段落すると、人は次に咲く花に興味を移す。例え次に咲く花がそんなに綺麗な花じゃなかったとしても、どんな花が咲くんだろうと関心を持ってくれる。
 だから後から咲く方が有利なんだよって、そんなこと。

 私もどっちかって言えば、後から咲く花かしら? 
 
 今週は忙しい為、なんとなくナーヴァスになっている。動くナーヴァス。生けるナーヴァス。来週の月曜まではこんな感じかな。 本当にちょっとしたことでも敏感になってしまうから嫌になる。
 飽きない人生と言えばそうよね。ちょっとしたことで感情が大きく隆起して、色々な気持ちを味わえるんだから。

 今週はずっとそんな感じじゃないかな。