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また大きなお世話なんだけど、そう思わずにいられない。
羽生選手は確かに実力もあるし、努力も惜しまない人だと思う。
しかし、中国杯からの怪我、HNK杯へのやっぱりねという出場の話を聞いてると19歳が背負うには重すぎるものがあるんじゃないか。
彼は宮城で被災に遭った。だから頑張りたい、自分だけ好きなことをしてていいのか、いろんなことを悩んだ。
しかし、被災あった人を勇気づけたいとリンクに立ち続けた。
彼自身被災に遭った時は、リンクの上にいた。大きく波打つ氷に怖さを覚え、今でもフラッシュバックが起きて、目が覚めることがあるという。
それなら、彼はそれをきちんと治療する必要がある。
今は若いし、フィギアスケートの波に乗っているが、30代を前にして、人生、アスリートとして岐路に立つ頃、それが出てこないか心配だ。
その上、まだ痛みの残る身体でHNK杯出場を医師と連盟と話し合いながら決めたという。
いいや、お約束通りの展開だったのでは?と思ってしまう。
羽生選手がいなければ、テレビの視聴率が取れない。
特にその前時代を支えた浅田選手、高橋選手が消えた今、頼りは羽生選手だけという状態だろう。
だったら、大事にしてやれないものか。
もっと大きな心で受け止めてやれないものか、連盟は。
選手みんなが使い捨てになってる気がするのは、私だけか?
それを巧みに利用できる選手はいいが、羽生選手が真面目に取り組んでしまいそうな気がする。
今までの選手の話しや気遣いがあまりなかったと気付かされたのは、羽生選手の出現の他ならない。
彼はそれだけの気遣いも気配りもできる希有な選手だ。
それをもし…ここで大きな痛みを残す結果になるのなら…。
やはり止めてほしい。
そうでなくても第3回大会から出場したのは、ジュニア時代の腰痛のせいだ。
夏のシーズンオフの際にも50回はアイスショーに出させ、それを断れない、彼は練習したいという気持ちと戦いながらそのたびに日本に帰国し、出場してきた。
全て連盟が支配した結果だ。
その羽生選手が中国杯で怪我をしたのも、連盟の無理な要求があったからだ、なるべくしてなったように思えてならない。
羽生選手にはもっと自分を大事にしてほしい。
連盟も終わったことと忘れずに、これから改善をして、もっと選手を気付かってほしい。
それくらい、視聴者は望んではいけないのか?
視聴者、観客あってのフィギアスケートだろう。
ぜひ、考えてほしいと思う。