girlschannel.ne(出典)
こういう選手がいてくれるということは日本にとって素晴らしいことだと思う。
残念ながら、この試合を見ることはできなかったので、後日CSで放送時にゆっくりみたいと思う。
中国杯にすでにジュニア時代から抱えていた腰痛で遅れて参加し、他の選手との6分間練習の間の激突…。
大きな…脳に来るような怪我でないことが幸いした(それも彼の運動神経の良さで瞬間的に回避したのかもしれないが)
以前、伊藤みどり…この人もフィギアスケートの土台を作った素晴らしい選手だが、23年前に6分間練習で誰かと激突し、相手のスケートの靴の刃が足にささる事故を起こしたそうだ。
それでもやらねればならない気持ちが強いからやったという。
こういう選手1人1人の思いが次に選手に受け継がれ、今の羽生選手へとやって来たのかもしれない。
やっと20歳だ。
4回転ジャンプをすべて成功させた。
少し引用させていただきますが
『元全日本2位で現在、WEBサイト、アスリートジャーナルで評論活動もしている中庭健介氏は、この2つの4回転ジャンプを「ジャンプの次元が違ったと思います。ゾクっとするような4回転ジャンプでした。GOEで、ジャッジの多くに3がつきましたが、これは驚くような評価です。ルールブックで、加点に関する基準が定められていますが、ジャッジの方にそれほどの感動を与えたということです」と絶賛した。
中庭氏は、「高さ、回転力、姿勢、踏み切り、着氷に、一点の乱れがなく、柔らかく流れるような美しさは、ある意味、究極の形でしょう。4回転ジャンプには、肉体的な負担と、大きな緊張がのしかかりますが、それをまったく表に見せない演技でした。そこには余裕のある大人の美しさを感じます。五輪で金メダルを獲得した羽生選手からさらに大きな成長を感じます。特に着氷後の流れは特筆すべきもので人の心をつかむようなジャンプでした』以上、ヤフーニュースより
でも彼の背負った物は大きい。
誰にも語れないまさに王者は孤独の域に達してしまったのではないか?
ここまで言われたら、もう愚痴もこぼせない自体になって来る。
ただひたすら、壁を越えるのが好きだと、笑顔で対応するしかないだろう。
内心はボロボロであっても…。
たいていの選手は精一杯やっていても20代後半でプロに転向するか、コーチになる。
彼の場合は少し早いかもしれないと思う。
それほどの重荷を抱え込んでいる。
それでも彼が思うフィギアを追求し、その結果であれば、彼は立派に次の世代に繋なぐ。
日本で語り継がれる選手になる。
いつか、海外でも「羽生結弦」になりたいと憧れる選手も出てくるだろう。
背負った物は大きくても残す功績はそれ以上だろう。