Daily Express(出典)
没後20年ということもあり、今まで隠されていた話が多く出てくる。
2人の息子、ウイリアム王子とヘンリー王子の心境、そして実際のチャールズ皇太子との結婚生活だ。
意外なのは実母のフランセス・シャンド・キッドとの関係だろう。
ダイアナ・スペンサーは結婚に、母の愛に恵まれず寂しい少女時代を過ごしたことから、愛に満ちた家庭を望んだ。
しかし最初から何もかもが違った。
夫になるチャールズ皇太子はダイアナ妃に皇太子妃としての役割しか望んでいなかった。
そしてカミラ夫人の存在が影に常に付きまとっていた。
Pinterest(出典)
出かけた新婚旅行先のスコットランド、笑顔で夫となったチャールズ皇太子と過ごすダイアナ妃だが、実はこのとき、すでにカミラと夫の関係を承知しており、泣きたいくらい惨めな気持ちに陥っていたという。
孤独な味方もいない皇太子妃としの王室生活の中で、彼女の拠り所となったは恵まれた2人の息子の存在だっただろう。
ここはBS/NHKで命日にあたる30日午前0時~ドキュメンタリーが放送される。
私もその前後に何か書くかもしれません。カミラ夫人の少女時代のことも書かなくてはいけませんね。
ウイリアム王子は母のダイアナ妃が事故に遭って頭部に重傷を負っていたのに、パパラッチが助けることより、その写真を撮ることに夢中だったことについては語っていますね。
非情な行為としか言えません。
News.com.au(出典)※こちらが検索して出てくるダイアナ元妃の母親との写真となっていますが、継母との写真のようです。
実母のフランセス・シャンド・キッドはスペンサー伯爵と結婚した。その式は1000人以上もの人が招待された。その中に未来の彼女の娘の姑となるエリザベス女王もいた。
しかしフランセスは4人の子どもに恵まれながら(娘3人、息子2人、だが1人のダイアナの兄にあたる息子は生後10時間で死去してしまった)そしてフランセス自身の不倫によりスペンサー伯爵との結婚生活は破綻し、離婚に至る。
彼女は不倫相手のピーター・シャンド・キッドと再婚する。(これものちに離婚)。
このピーター・シャンド・キッドはあのカミラ夫人の親戚筋の男性だった。
ダイアナは母とは離れ、父の元で育った。
しかし現実はまるで違うものだった。父の再婚相手のレインとも関係は上手くいかなかった。彼女の心は弟のチャールズ※1へと注がれた。
ダイアナは奪われた幸せな子ども時代を埋めるため幸せな結婚を望んでいた。
しかし現実はみな様の知る通りだ。
ダイアナ妃は、母のフランセスとも関係性が悪かったという。
ダイアナ妃が亡くなる4年前から口も聞けないくらい深刻な関係にあった。
その理由の発端はよく判りません。
例に挙げられているのが、ダイアナ妃が離婚に際し王族の称号をはく奪されたことを喜んだとことをダイアナ妃がよく思わなかったことが1つとされている。
子ども時代はスペンサー伯に親権を取られ、ダイアナや弟のチャールズと共に住めなくなった時も、子ども達が訪ねてくるたびに別れ際に母は泣いていた。
皇太子妃になるかもしれないとマスコミに追われたときも、母は彼女を守るように、マスコミ批判の手紙を書いているくらいだ。
母としての気持ちは持っていたと思われる。
そしてダイアナ妃、最期の時が迫る。
チャールズ皇太子とも離婚した。
パキスタン人の医師の恋人がいたと言われるが、この男性ともダイアナ妃が英国妃だったことから彼の両親に再婚を反対された。
弟である実家を継いだチャールズともいつ頃からか口もきけないくらいに仲が悪くなったことがあったようだ。
家を維持するためにダイアナ妃の思い出があるものまで売ってしまうことに、自分よりもそっちが大事なのねと言葉を残している。
愛し愛される関係だったのはダイアナ妃が産んだ2人の息子だけだったのだろう。
そして事故死が起きてしまう(個人的に陰謀説は好んでおりません)。
まさに深い孤独の淵からこの世を去った、そんな印象を受る。
多くの人から愛されたのに、たった1人の人からは愛されない。
スターの持つ運命が彼女の頭上にもあったのだろうか。
※1 この弟も3度目の結婚を現在継続中のようだから、この家系がか、英国貴族は結婚離婚が普通に多いのか、ちょっと判断が現在つきません。