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友人や王室関係者が雑誌『Tatler』にキャサリン妃のプライベートを話したという記事が出た。
そもそもこれが珍しいように思う。
キャサリン妃の両親はたいがい妃の立場を考慮してインタビューには応じない。メーガン妃が嫁いできてから話したことがあったくらいのものだ。
学生時代にウィリアム王子と出会い、友人関係を経て恋に落ちやがて結婚への道を歩むことになる。
一時代にたった一人の王妃の立場につく女性だ。
どこにでもいる誰でもなれる立場ではないだろう。
まして弟夫妻が今までにない王室離脱を行った。
出ていく側は自分が望んだことをするのだから、そこでストレスがあろうとそれは自分で選んだ道だ。
けれど残ってその立場を守らなければならない立場はいかばかりのものだろう。
私個人も飛び出す方が得意なので、残る者の気持ちというのは判らない。
弟夫妻が飛び出したあとに誰も想像できなかったコロナウィルスによるパンデミックスがやってきた。
その際も王室のメンバーとしてどうするのが正しいのか正解はないだろう。
長らく生きてきたエリザベス女王が、数々の経験の上からこうした方がいいという指南を持っているにすぎない。
あらゆる場面において、ウィリアム王子やキャサリン妃が置かれた立場は苦しいものだったろう。
王室関係者が『キャサリン妃は、計り知れないところがある人物で、嫌いなところも好きなところもない』と答えている。
これはベストな対応をしている証拠だろう。
好きと言われれば、周囲はイエスマンになってしまう。
嫌いとなれば、何かをするとき主観が入り、行動にそれが出る。
どちらでもない中立的な立場をとっていれば、いざというときに苦言も呈してもらえる。
いいスタッフを育てているのは間違いないように思える。
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